2016年6月17日(金)
米ロサンゼルスで開催された“E3 2016”会場で、PS4/Xbox One/PC用ソフト『Watch Dogs2(ウォッチドッグス2)』のゲームディレクター・DANNY BELANGENさんにインタビューを行った。
▲ゲームディレクターのDANNY BELANGENさん。 |
インタビューでは、舞台がシカゴからサンフランシスコに変わった理由や、主人公マーカスのキャラクター性、ドローンやラジコンカーの活用方法、協力プレイについてお聞きした。
――『ウォッチドッグス2』では、舞台がシカゴからサンフランシスコに変わりましたが、改めてその理由を教えてください。
たくさんの理由があるのですが、1つはサンフランシスコがソーシャルメディアやサーチエンジン、AIなど、いろいろなテクノロジーの発生の地であること。
もう1つは、街自身がカラフルで明るいので、いろいろな意味でカラーチェンジできると思い、シカゴとは違ったトーンのサンフランシスコを選びました。
――主人公のマーカスはどういったキャラクターですか? 性格、身体能力、過去に何をしていたのでしょうか?
マーカスはカリスマ性がある人物で、友だちもたくさんいて社交性もあり、テクノロジーに対してもものすごく長けています。
『1』のエイデン・ピアースは孤独系のキャラクターでしたが、今度はグループで仲間と一緒に行動していく主人公です。プレイヤーには、新しい世界観や1人ではなくグループで行動する時間を楽しんでいただきたいと思います。
――ハッカーグループ“Dedsec”の3人はどういう関係なのでしょう。学友だったのでしょうか?
まだはっきりとしたことは言えませんが、すごくいい友人で、ある部分を共有しているハッカー仲間ですね。
――今回も乗り物をハッキングして拝借できると思うのですが、今作ならではのユニークな乗り物はありますか? 映像ではヨットがありました。
ヨットはもちろん、オペレーティングシステム“ctOS”で管理されているありとあらゆるものを動かせます。
ミッションを遂行するにあたっては、実際にその場所に行かなければいけないわけではなく、ある程度の範囲内にあるものを動かすことによって、ミッションを遂行することができます。
――PVの中でドローンやラジコンカーのようなものが出てきたのですが、それらはどのように使うのですか。
ラジコンカー(リモートコントロールジャンパー)は、主人公の代わりとして動かせるもので、離れている場所にあるものを操作したり、見たり、音を出して注意をひきつけたりできます。
ジャンパー自身のアップグレードもどんどんできるので、できることが増えていきます。ドローンもインタラクティブに動くので、これらを使ってミッションを達成していきます。
――今作にもデジタル・トリップはありますか?
同じものではないですが、ありますよ。
――協力プレイ、マルチプレイについて教えてください。
フリーローミング中であればいつでも協力プレイが可能で、Co-opミッションがあります。マーカスのストーリーラインに沿ったストーリーミッション中は、シングルプレイのみとなります。他の要素については、まだ言えません。
――最後の質問です。答えられないとは思いますが、前作の主人公エイデンは登場します?
ハハハ、言えません(笑)。
――わかりました。本日はありがとうございました。
●動画:『WatchDogs2』Gameplay Walkthrough‐E3 2016
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