2016年6月23日(木)
スクウェア・エニックスとDeNAより配信中のiOS/Android用アプリ『ファイナルファンタジー レコードキーパー(FFRK)』でマルチプレイのオープンβテストが開催中です。ここではそのレビューをライターのカワチがお届けします。
皆さん、まみむめも! 好きな『FF』のモンスターは“さつじんやどかり”のカワチです!
新たに追加されるマルチプレイ。前回のクローズドβは応募者の中から当選したプレイヤーのみが参加できましたが、今回はすべてのプレイヤーが参加可能に! というわけで、ボクもさっそくプレイしてみましたよ!!
プレイするまでは“他の人に迷惑をかけたらどうしよう”とか“シングルプレイのほうが気軽でよさそうだな……”と不安だったのですが、そんな心配は杞憂でした。
もし失敗しても「守れなかっただろうが!」と、ライトニングさんから本気パンチされることはありませんのでご安心ください。スタンプでコミュニケーションをしながら和気あいあいとプレイすることができますよ。
▲スタンプによるコミュニケーションが魅力。1回プレイすればハマっちゃうこと間違いなし! |
他のプレイヤーのために最良のキャラクターや装備、レコードマテリアを考える必要はあり、“別に負けてもいいや”というような適当なプレイは推奨できませんが、バトル自体はとても手軽に楽しくプレイすることができると思います。
それに、他の人を助けたり逆に助けてもらったりと、ソロでは決して味わえないプレイがおもしろい! うまく連携がいった時は思わずニヤニヤしてしまうので、ぜひみなさんにこの感覚を味わってもらいたいです。
▲βテストのため報酬はほとんど手に入りませんが、楽しくてヒマさえあればプレイしてしまいます! |
そこで、ここではマルチプレイのレビューをお届けするとともに、ポイントをお届けしましょう!
マルチダンジョンは従来どおり5人の英雄でプレイする“シングルプレイ”と、各プレイヤーごとに前列と後列の英雄を1人ずつ設定して最大8人の英雄で挑む“マルチプレイ”の2つが存在します。
マルチプレイのほうがボスのスピードやダメージ量が高いため、必ずしもソロプレイでのバトルのほうが不利ということはないですね。
▲今まで通りシングルで挑戦することもできます! |
マルチプレイですが、リーダーでプレイするかメンバーとして参加するかを選ぶことができます。
ホストであるリーダーは“誰でもOK!!”、“初心者歓迎”、“Lv.50以上”といったラベルを貼って参加者を募集することができます。また“ぬけてもらう”コマンドもあるため、各参加者のステータスを見て条件に見合わないと思った場合は選ぶといいでしょう。
戦闘前の準備画面ではリーダー、メンバーともに他の参加者の装備やアビリティを参考にしながら自分の英雄もカスタマイズしていくことになります。
“回復はもう1人必要だな”、“バフがないから持っていこう”と自分のパーティでの役割を考えるのが楽しいです。
▲回復役がいないとぼろ負けしてしてしまうのはソロプレイと同じですね(笑)。 |
ちなみに『FFRK』では同じ効果のバフ・デバフを使うと後から使ったほうが上書きされます。効果が低いものを上書きしないように、よくパーティのアビリティや必殺技を確認しておくといいでしょう。
▲マルチプレイでのレコードマテリアは“魔晄の力”や“Dr.モグの教え”といった必殺技ゲージが上昇するものがオススメ! とくに強力なバフ系は1ターン目で使いたいですね。 |
今回のβテストは『XI』『XIV』のボスが登場するため、共鳴する『XI』『XIV』の英雄が有利なのですが、あまり気にせずお気に入りの英雄を使っている人も多いようです。
とくに“誰でもOK”のラベルだと“なんでソイツで来た?”とツッコんでしまうようなカオスなメンバーになりますね(笑)。
まぁ無理に共鳴するキャラクターを連れていくよりも、バースト付き超必殺技をもっている英雄のほうが有利だったりしますからね。自信のある英雄で挑みましょう。
▲前列に攻撃タイプ、後列にバフや回復タイプを入れるのがセオリーですが、強力なバフや回復を複数もっているなら完全に補助に回るのもアリです。臨機応変に効率のいいキャラクターや装備を整えるのも重要ですが、こだわりを見せるのもおもしろいですよね。 |
ちなみにマルチプレイで自分でパーティを作る時は“全国から募集する”の他、“IDを設定する”、“SNSで募集する”で知り合いと一緒にプレイできます。
気兼ねなく遊べるメンバーの時は“全員おじいさんキャラクターで戦う”など縛りを作ってプレイするのもおもしろいですよ。
▲他人とプレイする場合、強いボスに育っていない英雄で挑むのはやめたほうがいいですね。ただ仲間内でプレイするならネタパーティも……問題なしです! |
バトルがはじまると、各プレイヤーが自分の選んだ2人の英雄を操作していくことになります。他のキャラクターが使おうとしているアビリティは画面に表示されているので、それを見ながら自分の行動を選ぶのがセオリーですね。
敵の行動はもちろん味方の行動にあわせて臨機応変な対応をしなければならないため、いつもよりドキドキしますね。
▲バトルスピードを遅くしていると、マルチプレイの早さに焦るかも!?(笑) |
バトルスピードが早いので普段“3”ぐらいに設定してプレイしている人はあせるかもしれません(笑)。体感だと“5”と同じぐらい忙しいですね。
ちなみにマルチプレイには“スタンプ”機能があり、この機能を使って簡単なコミュニケーションを取ることができます。“回復おねがい”や“補助やるよ”といったものから“タコですみません”などのネタっぽいものも。
このスタンプのやり取りが楽しくて、バトルがおざなりになってしまうことも……?
いや、ダメなんですけどね! それぐらい楽しいんですよ!! これは『VIII』をプレイしている時に本編そっちのけでカードゲームにハマッてしまう感覚に似ているかもしれません……。
▲演出が長い必殺技のときはスタンプを使うチャンスだったりします(笑)。 |
マルチプレイでは自分が持っていないアビリティや必殺技を見ることができるので、そこも楽しいですね。「あぁ、これ欲しかったんだよなぁ……」と当時を思い出したり、「このアビリティはこんなに強かったのか!」と新たな発見があったり、ソロだと得ることはできない楽しさが満載。
そして、やはり仲間と一緒にボスを倒した時の感動は言葉で表せられません。パーティは一度きりで解散となるため一期一会の共闘になるのですが、仲間との絆がしっかり感じられて楽しいです。おにいさまができたみたいでとってもうれしくなること間違いなし!
「マルチプレイ? 興味ないね」という方も、ぜひプレイしてみてください!!
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