2016年6月22日(水)
押忍! 周辺機器や電子機器など、さまざまなものを雑多に紹介する【ハード番長】。しばらく展開がなかったため、回数は覚えていませんが、電撃オンラインのkbjがお届けしていきたいと思います。押忍!!
移動中にはスマートフォンのアプリや携帯ゲーム機をプレイすることが多いのですが、その中でも遊んでいて気になるのがPS Vita。画面が綺麗なうえに視野角が広いため、遊んでいるソフトを周りの人から見られてしまうんですね。あえて見せつけたい時もあるのですが……。
外でプレイする時に周りの目が気になる、そんな人にオススメしたいのが周辺機器メーカーの雄・ホリさんから発売された『プライバシープロテクトケース for PlayStation Vita』です。本体保護ケースは、PS Vita本体をキズ、汚れから守るポリカーボネート材。タッチスクリーン部分はのぞき見防止仕様になっています。また、付属スタンドでPS Vitaを自立させることが可能です。
装着方法は、PS Vita本体を前面と背面からはめ込むだけという簡単なもの。PS Vitaカードの差し替えやメモリーカードの交換、USB端子の使用など、基本的な機能は『プライバシープロテクトケース』を装着したまま使えます。
こちらが装着させた状態。写真だとわかりにくいのですが、手にとってみると「少し画面が暗いかな」という印象でした。正面から見える範囲は約90度ということなので、いろいろな角度から試してみたいと思います。
まず試してみたのはセガゲームスから発売中のPS Vita『初音ミク -Project DIVA- X』です。
『初音ミク -Project DIVA- X』は、電子の歌姫・初音ミクが主演のリズムアクションゲーム『Project DIVA』シリーズの最新作。“ライブ&プロデュース”がコンセプトの本作では、“歌うようにボタンを押す”というリズムゲームのおもしろさはそのままに、“ライブクエスト”という新たなプレイモードを楽しめます。
外でリズムゲームを遊ぶ際には集中して遊びたい、もしくは外でもミクさんを一人占めして誰にも見せたくないという人はいるのではないでしょうか? はたして、『プライバシープロテクトケース』の効果は!?
▲真正面から見た様子。ミクさんがしっかり見えます。 |
▲向かって右30度から見た様子。画面の左側が隠れています。 |
▲向かって右45度から見た様子。ほとんどが見えなくなっているのがわかるかと。 |
▲向かって左30度から見た様子。まだうっすら見えますが、かなり見えにくいです。 |
▲向かって左45度から見た様子。決してスイッチを切っているわけではありません。 |
約30度を越えると、かなり見にくくなります。45度になると、画面はほぼ真っ暗ですね。せっかくなので、プレイしているところを後ろから撮影し、徐々にずれていきました。
▲真後ろから見るとこのような雰囲気。逆側の画面がやや暗いですが、ゲーム内容はしっかり見えます。 | ▲少しずれると、やや画面全体が暗くなります。とはいえ、ミクさんの動きを視認できる程度です。 |
▲肩のあたりから見るとこのようなイメージです。ミクさんの笑顔がギリギリ見えますが、先ほどまで見ていたものが網膜に焼き付いていただけとも思える程度で、かなり見えにくいです。 |
▲さらにずれると、明るい部分しか判別できません。動いている部分についてはなお見えにくいです。 |
続いてチェックしたのは、コーエーテクモゲームスより発売中のPS Vita用ソフト『DEAD OR ALIVE Xtreme 3 Venus』。
本作は『デッド オア アライブ』シリーズの女の子たちと南国のバカンスを満喫できるタイトルで、アクティビティを楽しんだり、女の子との交流を楽しんだりできます。『DEAD OR ALIVE Xtreme 3 Venus』ではPS Vitaの機能を生かして、画面をタッチすると不思議な風が発生し、服や体が揺れる機能が搭載されているのです。
外で遊ぶ際にカワイイ女の子とイチャイチャしているのを見られたくない! もしくは家でセクシーな女の子とバカンスしてニヤニヤしているところを家族や彼女に悟られたくない! そんな人はいませんか!? そんな人にも『プライバシープロテクトケース』はオススメできると思います。
では再度、『プライバシープロテクトケース』の効果を見てみましょう。
▲真正面から見た様子。マリーの姿はちゃんと見えます。 |
▲向かって右30度から見た様子。マリーの顔の左側が隠れているのがわかるかと。 |
▲向かって右45度から見た様子。ほぼ見えなくなってしまいました。 |
▲向かって左30度から見た様子。右30度とは反対の画面右側が見えにくくなっています。 |
こちらのタイトルについても、プレイしているところを後ろから撮影して、徐々にずれた様子をお届けします。
▲真後ろから見るとこのように見えます。ぴょんぴょんゲームで飛び跳ねるカワイらしいお尻……もとい、マリーを逃しません。 | ▲少しずれた写真です。やや暗くなっていますが、まだまだしっかりマリーの綺麗な背中が見えています。 |
▲斜め後ろあたりからやや遠目に見ると、このようなイメージです。何のゲームをやっているのかわからなくなってきました。 |
▲横に座った時はこのように見えるかと。これならば周りの目を気にせず、思う存分に没入できそうです。 |
「でも光の加減とか、その時の環境で見え方が違うのでは?」という人のために、ロッククライミングにチャレンジしました。
▲真後ろから見た写真。カワイらしいお尻が(以下略)。 | ▲少しずれた写真。左側がやはり暗くなっているのを確認できます。 |
▲さらにずれると、人の形は見えますが、全体的に判断がつきにくくなっています。 |
▲さらに横から見た写真。電源を入れていないのにゲーム機をさわっている、不思議な人と思われるかもしれません! |
効果はかなり高く、横からプレイしている画面をのぞかれても見えないことがわかりました。使っている時はわからないのですが、こうやって見ると一目瞭然ですね。
一方でデメリットとしては、画面が少し暗くなってしまうことと、タッチ操作ができなくなることがあげられます。家で遊ぶ時や画面をタッチする時は、タッチスクリーン保護カバーを上げるか、『プライバシープロテクトケース』を外してプレイしましょう。
▲スクリーン保護カバーを上げると、斜めからでも画面に何が映し出されているのか、しっかりわかります。 | ▲同様に背面タッチパッドのカバーを閉じた状態では、背面タッチパッドのタッチ操作はできません。対応しているソフトが少ないので、こちらはそこまで問題ではないかと。 |
“キズ・ヨゴレから守るのはもちろん、プライバシーも守る本体ケース”というキャッチコピーは伊達でないことを再確認できました。のぞき見防止を考えている人は、活用してみてはどうでしょうか?
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