2016年7月4日(月)
海洋堂は、『タケヤ式自在置物』シリーズより、『風の谷のナウシカ』に登場する蟲“蛇螻蛄”(ヘビケラ)のフィギュアを7月7日から六本木ヒルズで開催される“ジブリの大博覧会”で先行発売します。
先行発売される『タケヤ式自在置物“蛇螻蛄 鉄錆地調”』は、“ジブリの大博覧会”を記念したスタジオジブリ×竹谷隆之×海洋堂のコラボレーション企画によるもの。
蛇螻蛄の肉食で好戦的というイメージを損なわず、さらに竹谷テイストが加えられ、置物として見栄えのする鉄錆地調で仕上げられています。
また可動式フィギュアとしての魅力も兼ね備え、各関節のジョイントにより全身45カ所が可動します。
頭部のアゴは大きく開閉し、それぞれの羽も自由に動かすことができるため、劇中の動きをそのまま表現できます。
なお、宮崎駿さんの描いた『風の谷のナウシカ』のイラストや、蛇螻蛄の特徴や竹谷隆之さんの思いを書いたパッケージ、スリーブは会場限定の仕様になるとのこと。本商品は“ジブリの大博覧会”での先行発売後、パッケージなど一部仕様を変更して一般発売が予定されています。
▲会場限定スリーブのイメージ。 |
■『タケヤ式自在置物“蛇螻蛄 鉄錆地調”』概要
【造形総指揮】(敬称略)
・竹谷隆之・山口隆
【原型制作】
・福元徳宝
【販売価格】
・12800円+税
【仕様】
・全長:約405mm
・フィギュア素材:PVC・ABS
・ジョイント:ナイロン・POM
・ベース:ABS
・MADE IN CHINA
『風の谷のナウシカ』に登場する“翅蟲(ハムシ)”と呼ばれる空を飛ぶ蟲の一種。ムカデに似た巨体にトンボのような羽を生やし、鋭い牙とオレンジ色に光る3つの目を持っています。
また、尻尾の先端部分には突起があり、劇中冒頭でナウシカが操縦するメーヴェがこれに衝突し、墜落します。
江戸時代にルーツを持つ日本の金属工芸の1つ。主に金属板を素材として、龍、伊勢海老、蟷螂(カマキリ)、鯉など、さまざまなものが存在します。
もっとも特徴的な部分の“自在”と呼ばれる理由は、金属で動物を写実的に制作するだけではなく、動物の関節や身体の動きすらも実物と同じ動きができるように、忠実に再現されていることです。
この自在置物としてのルールに則りつつ、竹谷隆之さんの解釈で仕上げられた可動フィギュアが『タケヤ式自在置物』です。
●『タケヤ式自在置物“麒麟”鉄錆地調』
●『タケヤ式自在置物“龍”鉄錆地調』
●『タケヤ式自在置物“馬”着彩』
(C)竹谷隆之・山口隆
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