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【mondialが解説! #2】『COJ』トップエージェント対決動画(ゾンビ海洋デッキ)を読み解く

2016-07-01 17:45

文:電撃ARCADE編集部

 セガ・インタラクティブが贈る、基本無料の思考型デジタルトレーディングカードゲーム『CODE OF JOKER』。

『COJ』

 そのトップランカーによるプレイ動画を"『COJ』電アケ的トップエージェント対決"と銘打ち、<電撃アーケードch>で配信しています。

 今回は、"『COJ』電アケ的トップエージェント対決Vol.13:mondial/ゾンビ海洋デッキ"について、mondialさん自らに試合解説と対戦中の思考を語っていただきました。

『COJ』
▲mondialさん。

 ミルクティーは紅茶花伝派、mondialです。

 『COJS』が稼働して、1カ月ほど経ちましたが、みなさんお楽しみでしょうか? 僕はもちろん楽しんでいますよ!

 先日には、あのちょもすさんを抜いてランキング上位に入ることができました(笑)。今後は全国ランキング1位目指して頑張っていきたいと思います。

 それではさっそく、現在の環境についてふれていきますね。環境のトップにいるのは、やはりゾンビ海洋デッキです。理由としては、不利であるミリア珍獣デッキや黄単デッキが思ったより環境にいないことや、ゾンビ海洋デッキのメタカードといわれる《盗賊の手》や《ライブオンステージ》などのカードが対戦相手のデッキに入っていたとしても、高いデッキパワーで十分に勝負ができてしまう、といったところがあげられるかと思います。

 その次に流行しているデッキとしては、前回紹介した紫単デッキやミリア珍獣デッキ、緑アグロデッキといったところがあげられるでしょうか。ほかにも、ニケパズズデッキや《聖少女ブリギッド》入りのデッキも見かけますが、数はそれほど多くありません。今後の環境についても、実際のプレイだけでなく、ランカーリプレイや頂上対決を見て調べていきたいと思います。

使用デッキ

『COJ』

【デッキ内容】
 前回の動画で使用したゾンビ海洋デッキから《ONI総長》を抜き、すべてのユニットを3枚ずつ積んだオーバーライドを意識したデッキとなっています。《雪忍の六花》によって早いターンに《獣忍白狼》をサーチでき、黄単デッキやゾンビ海洋デッキといった《獣忍白狼》をあまり生かせない場合でも、オーバーライドによってデッキを回すことができます。

 2コスト以下のユニットが多いため、《天帝インドラ》入りの黄単デッキが苦手ですが、その場合は《レヴィアタン》をすばやく召喚して対処します。そのために、ジョーカーカードには霧谷紫雨の《ルインリード》を、もう1つには京極院沙夜の《明天凶殺》を採用しています。

 ゾンビ海洋デッキのジョーカーの組み合わせはプレイヤーによってさまざまですが、自分がこの2枚を採用している理由として、《ルインリード》は手札の事故防止や捨札に青属性カードを増やすため、《明天凶殺》は盤面維持をゾンビユニットに任せてCPを強力な手札破壊にまわすことができるためです。

■『COJ』電アケ的トップエージェント対決Vol.13:mondial/ゾンビ海洋デッキ

【マリガン基準】
 先攻でも後攻でも《マーメイド》と《海底の楽園》、もしくは《海底の楽園》が2枚以上あれば、どの組み合わせでもマリガンを止めます。ほかには、先攻なら《雪忍の六花》と《海底の楽園》の組み合わせでも問題ありません。《ヴォジャノーイ》と《海底の楽園》でマリガンを止めてもいいですが、デッキに2コストのカードが多いため、《ヴォジャノーイ》は先攻1ターン目でしたら召喚せずにターンを終了してもよいかと思います。

 後攻の場合は《レヴィアタン》、もしくは《天然魔道士ミーナ》が2枚以上か、《海底の楽園》とオーバーライドできるユニットでも問題ありません。

【1ターン目】
 "あらあら……"ということで、相手もゾンビ海洋デッキということがわかり、そしてお互い好スタートを切りました。《盗賊の手》を1枚伏せましたが、まだ相手の捨札にめぼしいカードがないため、伏せないほうがよかったかもしれません。

【2ターン目】
 対ゾンビ海洋デッキの《盗賊の手》による消滅カードの優先順位は、基本的にゾンビカード>インターセプトカード(《ONI総長》による回収)>《盗賊の手》や《海底の楽園》(《邪眼天使サリエル》による回収での有力候補)という順番です。相手が《マーメイド》を召喚してくれたので、ゾンビカード2枚とインターセプトカードを消滅させることができました。

【3ターン目】
 前回の僕の動画でもあった、“お互いレベル3ではない《レヴィアタン》がフィールドにいる状態で《呪いの贈り物》を相手の《レヴィアタン》に使用すると、すべてのユニットがレベル3になる”というコンボを狙うため、手札にきた3枚目の《レヴィアタン》を重ねずにレベル2のままにしておくかで悩みました。しかし、相手の《レヴィアタン》が2枚消滅してることを考えて、レベル3にしました。

 相手のユニットが2体なので、すべてのアタックをブロックさせて《呪いの贈り物》から《幽世のイザナミ》召喚のコンボで2ライフを奪うことを考えましたが、アタックをとおしてくれたのでそのコンボは温存しておきました。《天然魔道士ミーナ》は撤退して蘇生させたほうがよかったですね。

【4ターン目】
 ラグの確認により《アムネシア》が伏せられていることはわかっていました。しかし、召喚時の効果で《盗賊の手》を回収し、相手のゾンビユニットの消滅&デッキを回して《ヴォジャノーイ》のレベル3をいち早く作る目的で《邪眼天使サリエル》を召喚しました。《女神の息吹》は手札があふれるため、一番不要かと思って捨てました。

【5ターン目】
 相手に情報を与えない目的で、《ヴォジャノーイ》を即座にレベル3にしませんでした。そのことが功を奏し、きれいにレベル3のユニットを3体作ることができ、手札を温存したまま相手から4ライフを奪えました。

 それでは今回は、このぐらいにさせていただきます。また次回をお楽しみください!

 ありがとうございました~。

▼『コード・オブ・ジョーカーS』
■メーカー:セガ・インタラクティブ
■ジャンル:思考型デジタルトレーディングカードゲーム
■操作方法:専用コンパネ
■プレイ料金:基本プレイ無料
■プレイ人数:1人

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