2016年7月1日(金)
LAGRANGE POINT 2ndアルバム発売記念、牧島シャイ役・豊永利行さんインタビュー完全版
5月25日にLAGRANGE POINTがベストアルバム『LAGRANGE POINT THE BEST「Lagjuliet II」』をリリース。電撃Girl’sStyle6月号に掲載された、豊永利行さんのインタビュー完全版をお届け!!
――新曲2曲の聴きどころやオススメポイントをお願いします!
ラグポの楽曲を聴いてくださっているラグジュリエットのみなさんにはおなじみの“ラグポ節”溢れる新曲になりました。みなさんのお気に入りのセンテンスやメロディーが随所に散りばめられているように感じました。
またゴリゴリ押していくロックと静かなミディアム系のバラード、といったように二面性が顕著に表れるようになったように思います。個人的にはシャッフルユニットで歌ったときと比べると、やっぱり「歌いやすい!」という安心感を覚えたりもしました(笑)。
歌詞の読ませ方や独特の“ラグポ感”はみなさんの期待を裏切らないものになっていますので、ぜひみなさん自身でお気に入りポイントを見つけてくださればと思います! 僕にとっては改めて“緋室キラ”という青年の存在のありがたさを感じた1枚になりました。
――アルバム曲のなかでオススメの曲や思い入れのある楽曲などを教えてください。
『惡の華』はリリース当初、岩Dさんが「ラストに笑い声をアドリブで入れてくれたシャイすごい!」と呟いてくださったこともあって思い出深いですね(笑)。
じつは、ディレクションで突発的に「やってみましょうか」となり、2回ほど笑い声を録らせていただきました。製作チームの女性陣が喜んでくださったのを見て、やってよかったと思いました(笑)。
実際、リリースされたときにラグジュリエットのみなさんが同じような反応だったと聞いて印象に残っています。あとは、ここでシャイ様の方向性がバチッと定まったこともあって、一種のターニングポイントのようにも感じています。
ほかにはバラードやジャジーな曲調が好きなので『Crystal Switch』と『レッドブザービートでしょうか。どちらかというと、僕は歌詞よりも曲調に惹かれることタイプなので、インパクトや第一印象でビビッときたものが多いかも知れません。
また、そういった観点で考えると『愛のファタモルガーナ』も突然のアラビアンテイストに衝撃を受けた1曲ではありますね。どの曲にもラグポらしさが溢れていますので、みなさんには楽しんで聴いていただけるかと思います。
――先日のRejetフェスお疲れ様でした! ピタゴラスプロダクションとしてステージに立ったご感想などお願いします。
元気くんも僕もそれぞれほかのお仕事でこれまで得た経験値を最大限に使って魅せられたステージだったなと思います。2人でラグポとしてステージに立った後は互いに「相方トッシーさんでよかったです」、「相方が元気くんでよかったわぁ~」と言い合いましたね(笑)。
僕と元気くんはよく似たラグポの空気が作れているせいか「まだRejetフェス2回しか経験してないっけ?」と思うくらいに通じ合えるようになりました。なので、今回も細かな部分のすり寄せだけでよかったんですよね。
僕と元気くんは年齢も異なれば経験してきたことや歩いてきた道も違うので、正直出会った当初はここまで仲良くなれるとは思ってもみませんでした。ですが、今回こうして同じステージに立って、さらに大きな絆と関係性を築けたことがうれしかったです。
ステージに立てば僕らが1番の先輩のキャラクターなので、直純さんには内心で「すみません!」と思いつつ、2組を温かく見守る空気感を出すようにしていました(笑)。リハの段階から先輩後輩の空気を作って冗談で「おい、先輩だぞ!」と盛り上がったり、和気あいあいとした雰囲気でコンテンツを盛り上げていこうというみんなの想いが感じられました。
また、僕がシャイ様として凛とした感じでステージに立つと7人がわらわらと集まって、「おお~!」と敬ってくれるのがおもしろかったです! 直純さんとけんぬにかしずいてもらう機会なんて絶対にありませんからね(笑)。
今回はステージで『愛、独裁-SAMURAI-』を歌いましたが、ファースト、セカンド、サードと順番に歌っているのはラグポだけなので、続けられる限りはパフォーマンスを積み重ねていきたいです!
イントロでは殺陣にも挑戦しましたが、刀での立ち回りが初ということに加えて、元気くんが本当に上手なので最初はどうしようかと思っていました。ですが、きれいに太刀が振れるようにたくさんアドバイスをしてもらい、こうして形にすることができたのでよかったです。
本番中はみなさんの驚きが空気で伝わってきたのでゾクゾクしたこともいい思い出ですね(笑)。イベントが“Rejetフェス”ということでMARGINAL#4以外のファンの方も大勢いらっしゃったかと思うのですが「会場中の視線をかっさらってやろうぜ!」と意気込んで臨んだステージだったので、お客さんたちの反応は本当にうれしかったです。
僕も元気くんも舞台畑の人間なので、Rejetさんが身体を動かせる利点を活かしてくださったのはとてもありがたいなと! 今後もラグポとして身体が動く限りは新しい試みに挑戦していきたいですね!! このまま順調に行けば次はファーストアルバムの『LUV EXODUS』だと思いますので、みなさんには期待していただければと思います(笑)。非常に楽しいイベントでしたので次も出たいなぁと思っております。
また、UNICORN Jr.とは、初めてキャラクターとして会話ができたので今後はドラマCDなどでしっかりと絡んでみたいなと思いました。もっと3人のパーソナルな部分が見てみたいので、イベントのようにコミカルなものだけでなく、ラグポが指導する真面目なレッスン風景でも面白いのかな、と!
ユニコは先輩にも牙を剥く手強いメンバーが多いような気がするので、それに対して「後輩なのに生意気だぞ!」とムキになるマジフォー、「ははは、子犬が喚いておる」と余裕のラグポ……と早くも楽しい想像が膨らんでいます(笑)。今後の絡みが非常に楽しみになる朗読パートでした。
――読者にメッセージをお願いします。
2枚目のベストアルバムをこうしてリリースできるということとなり、みなさんの応援の力を強く感じています。ありがとうございます。新曲2曲のほかに既存曲も入っていますが、まるまる通して聴くとまた違った発見があるかも知れません。
ラグジュリエットのみなさんには僕らと一緒に「こんな歌い方してたっけ?」とラグポの歴史を振り返っていただけるとうれしいです。そして「ラグポは初めて」という方もこの機会にぜひラグジュリエットになっちゃってください!
(C)2014 Rejet / IDEA FACTORY
(C)2015 Rejet
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