【mondialが解説! #3】『COJ』トップエージェント対決動画(紫デッキ)を読み解く
セガ・インタラクティブが贈る、基本無料の思考型デジタルトレーディングカードゲーム『CODE OF JOKER』。
そのトップランカーによるプレイ動画を"『COJ』電アケ的トップエージェント対決"と銘打ち、<電撃アーケードch>で配信しています。
今回は、"『COJ』電アケ的トップエージェント対決Vol.16:mondial/紫デッキ"について、mondialさん自らに、試合解説と対戦中の思考を語っていただきました。
▲mondialさん |
こんにちは、mondialです。
ちょもすさんファンのみなさまには申し訳ありませんが(笑)、今週は自分が記事を書かせていただきます。
現在『COJ』は3周年を迎えたことを記念して、カードセットや"まりねのワンダフルパック"の販売が行われています。また、小学館とのコラボといったうれしい企画も始まるようですね。僕はというと"まりねのワンダフルパック"を毎日かかさず回させてもらってます(笑)。ほかにも公式ブログによると、夏休みキャンペーンなるものが始まるようなので、ぜひ公式ホームページなどで確認していただければ!
それでは、環境のほうにふれていきたいと思います。7月8日のカードパラメータ調整により環境が少し変化し、ゾンビ海洋デッキの数が少し減り、《謀略の女王ミリア》や《アサルトエンジェル》が入ったデッキをほとんど見ることがなくなりました。
そして、そのかわりに、紫デッキや《聖少女ブリギット》入りのデッキが多く見られるようになっています。今回は調整の影響が少なく、新カードによってさらに強化された紫デッキを紹介させていただきます。
【デッキ内容】
#1の動画で紹介した紫デッキから、何枚かカードを入れ替えています。イベントで配布された《仮面舞踏会》が強力で、一気に紫ゲージを増加できるため、《舞踏のクロエ》や《封札の紫呪印》といったゲージを増加するカードを減らしました。また、《ダークプリズン》が下方調整されたため、《ブレイクハウンド》を採用してます。
《ダークプリズン》が強すぎてあまり注目していませんでしたが、《ブレイクハウンド》は優秀なトリガー割りユニットですね。《仮面舞踏会》のおかげでゲージ3以上が使用条件である《魔力解放》や《ニードルレイン》といったカードを使いやすくなったところが、以前の紫デッキに比べて強くなった点だと思います。
【マリガン基準】
基本的に先攻は《魔導女学院生エリン》、後攻は《背徳の翼アザゼル》です。妥協するなら、先攻の場合は1コスユニット+《魔性のペンダント》or《封殺の紫呪印》、後攻の場合は《パイモン》です。
■『COJ』電アケ的トップエージェント対決Vol.16:mondial/紫デッキ
【1ターン目】
相手のジョーカーが《シャープリィスライヴ》のため、ゾンビ海洋デッキだと考えて間違いないでしょう。《獣忍白狼》は紫デッキでは処理が難しいカードのため、厳しいスタートとなりました。
【2ターン目】
相手の《幽世のイザナミ》の召喚は一見弱い動きに見えます。しかし、《幽世のイザナミ》のインターセプトカード発動時の捨札回収効果がやっかいで、紫デッキはインターセプトカードを使うことでゲージをためたり、デッキを回していくため、やりにくい展開となりました。ゲージをためるために《背徳の翼アザゼル》で攻撃したのはよかったと思いますが、《魔性のペンダント》は発動しないほうがよかったかもしれませんね。
【3ターン目】
相手がトリガーゾーンにカードを3枚伏せました。1枚は《アムネシア》か《デストラクションスピア》だと読み、《ブレイクハウンド》でどちらかを破壊できたら《ダークプリズン》を使わないプランを立てたのですが、破壊できたのは《セレクトショップ》でした。
そのため《ダークプリズン》を使用したのですが、読みがはずれていましたね。ユニットを4対以上残してターンエンドしていますが、相手の盤面が自分の盤面より強いため《始世姫ジョカ》のケアは行いませんでした。
【4ターン目】
《邪眼天使サリエル》のランダム破壊が、最悪の結果ではなかったのでなんとかしのげましたが、《幽世のイザナミ》が盤面に残っているため、インターセプトカードを発動できないのが非常にツライです。
【5ターン目】
ここでも《始世姫ジョカ》のケアは行いません。
【6ターン目】
やっと相手の盤面を更地にできる! と喜び、《パープルバニー》と《ニードルレイン》、そして《竜魔人ドラゴニュート》を使って満足していました。しかし、《パープルバニー》ではなく、《ブレイクハウンド》を召喚していれば、トリガーを1枚破壊したうえで更地にできていたので、プレイミスでしたね。動画を見てから気づきました(笑)。
【7ターン目】
《仮面舞踏会》があるので、ゲージの増加は容易だと思い、もう一度《竜魔人ドラゴニュート》と《ニードルレイン》の組み合わせで盤面を処理しました。結果的に、ジョーカーゲージを温存することができました。
【8ターン目】
《闇天使ネフィリア》の効果でカードを捨てることに。選択に迷いましたが、《魔天ルシファー》を捨てることにしました。理由としては《魔天ルシファー》はデッキにまだ1枚残っていることに加え、次のターンに召喚することがなさそうだったからです。デッキの残り枚数も少なかったため、ここは《ニャザード》を残してデッキを回すことにしました。
自分にターンが回ってきましたが、次のターンは相手のデッキの残り枚数が0になります。そして、現在捨札に《幽世のイザナミ》が2枚しかありません。つまり、相手はほぼ間違いなく、次のターンには《幽世のイザナミ》を手札に持つことになります。さらに、相手のジョーカーゲージもたまっているため、《レヴィアタン》を盤面に残すことはイコール負けを意味します。
自分のデッキの残りカードでは《レヴィアタン》を処理し切れないため、ここは《ワンダフルハンド》ではなく《サイレンスビロウ》を使いました。《始世姫ジョカ》も捨札に2枚しか見えていないため、ケアをしています。
【9ターン目】
条件は変わらず、《レヴィアタン》を処理しなければ負けてしまう状況です。ラグの確認により、《アムネシア》があることはわかっていたので、《背徳の翼アザゼル》のアタックをブロックさせて相手のユニットを減らし、《レヴィアタン》に《竜魔人ドラゴニュート》の効果をヒットさせる確率をあげました。
結果、見事ヒットさせることができ、《アムネシア》を使わせることもできました。次のターンに《魔天ルシファー》の特殊召喚とアタック時の効果発動の条件を満たすために、《仮面舞踏会》を忘れずに使い、《呪いの贈り物》はおそらくあと1枚だけなので、レベル3の《背徳の翼アザゼル》を撤退させて運に身を任せました。
【10ターン目】
なんとか生き延びられてターンを迎えることができました。《魔天ルシファー》を召喚して勝ち! だと思っていましたが、トリガーゾーンに伏せられているカードが《冥土の献上品》の可能性もあるため、《魔導女学院生エリン》を先に召喚して【スピードムーブ】を付与して勝ち確の状況にしました。最後まで油断はしません。
長い勝負ではありましたが、最後まで見ていただきありがとうございました~。また次回をお楽しみください!
(C)SEGA
- ▼『コード・オブ・ジョーカーS』
- ■メーカー:セガ・インタラクティブ
- ■ジャンル:思考型デジタルトレーディングカードゲーム
- ■操作方法:専用コンパネ
- ■プレイ料金:基本プレイ無料
- ■プレイ人数:1人