2016年7月18日(月)
“Wake Up, Girls!”の3回目のライブツアー“Wake Up, Girls! 3rdLIVE TOUR あっちこっち行くけどごめんね!”。その第1回目の公演が、7月17日に千葉・舞浜アンフィシアターで開催されました。本記事ではその模様をお届けします。
“Wake Up, Girls!”は2014年に劇場版・TVアニメシリーズが公開され、2015年にも前・後篇劇場版が公開されたアイドルアニメ『Wake Up, Girls!』から派生した声優ユニットです。
アニメ作中では、仙台で暮らす7人の少女たちがアイドルグループ“Wake Up, Girls!”を結成し、互いに切磋琢磨しながらトップアイドルを目指していく姿が描かれていますが、作中でキャラクターを演じる7人のキャスト(吉岡茉祐さん、永野愛理さん、田中美海さん、青山吉能さん、山下七海さん、奥野香耶さん、高木美佑さん)は、現実世界でも声優ユニット“Wake Up, Girls!”としてアーティスト活動をしています。
●出演者(敬称略)
・吉岡茉祐(島田真夢役)
・永野愛理(林田藍里役)
・田中美海(片山実波役)
・青山吉能(七瀬佳乃役)
・山下七海(久海菜々美役)
・奥野香耶(菊間夏夜役)
・高木美佑(岡本未夕役)
ライブの開演前には、注意事項などを歌でお知らせする『お約束たいそう2』がスクリーンで上映。ジャージ姿の青山さんと田中さんが奇抜なダンスとともに歌う姿に、来場者全員が大笑いしていました。
そして、オープニング映像の上映が終わったあとは、いよいよライブがスタート。青い衣装に身を包んだWUGのメンバーが登場し、『Beyond the Bottom』、『少女交響曲』、『素顔でKISS ME』の3曲を熱唱しました。
歌い終わった後は、WUGメンバーそれぞれの自己紹介に。ライブツアー初日ということもあり、これから始まるライブツアーに向けてハイテンションなコメントが届けられました。
3rdライブツアーでは、会場ごとにソロパートの主役が違う“プリンセス制度”が採用されており、舞浜アンフィシアターは高木さんがプリンセスを担当。
高木さんは衣装も特別仕様になっており、他のメンバーよりも少し華やかに。そして彼女に金色のステッキが送られたところで、新曲『HIGAWARI PRINCESS』がスタートしました。
お姫様らしいかわいい曲で、高木さんは先ほど受け取ったステッキをバトンの様に回し、曲のリズムに合わせてステッキを地面につくダンスパフォーマンスを披露。このかわいい振り付けに会場はメロメロに!
この『HIGAWARI PRINCESS』は会場ごとにセンターが変わるとのこと。今後のライブツアーでは誰がセンターを務めるのか注目です。
続いて新曲『タイトロープ ラナウェイ』と『outlander rhapsody』が披露。『タイトロープ ラナウェイ』は永野さん、高木さん、田中さんの3人が、『outlander rhapsody』は吉岡さん、青山さん、山下さん、奥野さんの4人が歌うユニット曲となっていました。
そして今回のプリンセス・高木さんのソロ曲『WOO YEAR!』と、新曲『It’s amazing show time!』が披露されました。高木さんはステージ上からそれぞれの方向の観客席に近づいてパフォーマンス。
『It’s amazing show time!』の振り付けには手を振る動作が多く盛り込まれており、高木さんの手の動きと観客のオレンジのサイリウムが同調し、会場全体で盛り上がりました。
続けて歌われたのは『止まらない未来』と『運命の女神』。先ほどの青い衣装から、白地に黒の模様が散りばめられ、チャームポイントとしてスカートの縁などに赤いフリルが施された衣装にチェンジ。ステージの天井からミラーボールが出現し、会場を色とりどりに照らしていました。
次に吉岡さん、田中さん、山下さん、高木さんによる『リトル・チャレンジャー』が披露。この曲目は昼と夜とで歌われる曲が変わり、夜公演ではまた別の楽曲が披露されました。
曲が終わり、スクリーンにはTVアニメ『Wake Up, Girls!』の映像が。ダンスなどの練習風景や、アイドルとして成長するWUGの葛藤などが描かれたシーンがダイジェストで上映されていました。
スクリーンの映像の変化にあわせて、衣装を変えたWUGのメンバーが白い衣装にチェンジして登場。スクリーンでは、アニメと対比するように実写のWUGの写真が上映され、『言の葉 青葉』と『16歳のアガペー』が歌われました。
ここまで13曲が終わり、いよいよライブも終盤に。吉岡さんの「ライブが始まる前は、私はここに立っていいのかな? と不安に思っていたけれど、観客のサイリウムと声援に歓迎してもらったことで、今ここに立つ自信が持てました。うれしいです!」というコメントに会場からは大歓声。
そして最後の曲として、“Wake Up, Girls!”の始まりの曲『タチアガレ!』が熱唱され、会場のテンションは最高潮!
メンバーがステージから退場しても来場者の熱気は収まらず、「Wake Up Girls!」とWUGメンバーを熱望する掛け声が会場に鳴り響きました。それに応える形でステージのライトが点灯。吉岡さんの「アンコールありがとう!」の声とともに、メンバーが登場して『7 Girls War』を熱唱しました。
ここで重大発表。舞台『Wake Up, Girls! 蒼葉の記録』の上演が明らかになりました。舞台に出演する役者は、なんとWUGメンバーが自分の役として出演するそうです。詳しくは速報記事をご確認ください。
そしてアンコール最後の曲『極上スマイル』が披露。これまでの曲にもまして一層熱い歓声の中、文字通り“極上のスマイル”とともに、ツアー初日のライブを終えました。
・『Beyond the Bottom』
・『少女交響曲』
・『素顔でKISS ME』
・『HIGAWARI PRINCESS』(新曲)
・『タイトロープ ラナウェイ』(新曲)
・『outlander rhapsody』(新曲)
・『WOO YEAH!』
・『It’s amazing show time(新曲)
・『止まらない未来
・『運命の女神』
・『リトル・チャレンジャー』(昼)
・『言の葉 青葉』
・『16歳のアガペー』
・『タチアガレ!』
【アンコール】
・『7 Girls War』
・『極上スマイル』
▲メンバー全員のサイン付きのボード。 |
▲ファンからの愛のこもったフラワースタンドも。 |
(C) Green Leaves / Wake Up, Girls!製作委員会