『龍が如く6 命の詩。』は12月8日発売。舞台は神室町と尾道で宮迫博之さんと藤原竜也さんがキャラを再び熱演

文：kbj

　セガゲームスは、PS4用ソフト『龍が如く6 命の詩。』を12月8日に発売する。価格は8,190円＋税。

●PS4用ソフト『龍が如く6 命の詩。』ティザーPV

　本作は、人気シリーズ『龍が如く』の最新作。2015年にビートたけしさんの出演が発表されると、ゲームメディア以外でも報じられ、大きな話題となった。また今年の春にはキャバクラ嬢役オーディションが開催され、こちらも大きな反響があった。

　本日7月26日に東京・秋葉原のUDX THEATERで開催された発表会で、『龍が如く6 命の詩。』の発売日が明らかに。あわせて、物語の舞台、出演俳優陣などが公開された。

　なお、発表会の模様は別の記事でお届けする。

舞台紹介

●東京 神室町

　煌びやかなネオン。それをギラギラと照り返す濡れたアスファルト。人々の夢と欲望を丸ごと飲み込んだ東洋一の歓楽街・神室町。

　2012年に勃発した抗争が沈静化し、東城会による一強支配が安定しつつあったころ、アジア系住人が群居する通称“亜細亜街”に大火事が発生し、それを発端に海外勢力の進出が始まる。

　そして現在では、東城会、中国系マフィア、韓国系マフィアの三大勢力が拮抗し、街は新たな緊張感に包まれている。

●広島 仁涯町

　広島の中心部からわずかに外れた街、広島・尾道仁涯町。戦前から漁業で繁栄を極めたが、大不況から立ち直れずそのまま凋落の一途を辿った街。

　海の男たちの欲望を飲み込む続けた遊郭も、今やさびれたスナック街に成りはてて、昼夜を問わず閑散としている。まばらに街行く人々も余所者には冷たい眼差しを向け、街全体が閉鎖的な雰囲気を漂わせている。

　この時代から取り残されたような街が、日本の裏社会にとっては大きな意味を持つ。

　東の東城会、西の近江連合、日本裏社会の二大勢力のいずれにも与せず独立独歩を貫いてきた第三の勢力、広島・陽銘連合会がこの尾道仁涯町を拠点としているのだ。

　東城会元四代目会長の桐生がこの地に足を踏み入れること、それは裏社会最大のタブーである。

登場人物

●桐生一馬（キャスト：黒田崇矢）

　東日本最大の極道組織、東城会元四代目会長。“堂島の龍”と呼ばれる伝説の極道。過去の因縁から数々の事件に巻き込まれており、2012年に勃発した全国の極道組織を巻き込んだ一大抗争の後、過去を清算するために自ら服役の道を選ぶ。

　2016年、出所した桐生は、家族同然の存在である澤村遥が失踪したことを知り、その謎を追うため広島・尾道仁涯町へと足を踏み入れる。

●澤村遥（キャスト：釘宮理恵）

　桐生最愛の女性、澤村由美の遺したひとり娘。2005年に起きた“消えた100億”を巡る事件が縁で桐生と出会い、以降、沖縄の児童養護施設・アサガオで桐生とともに暮らしていた。

　そして2016年。刑期を終えて出所した桐生は、アサガオの子どもたちから遥が失踪した事実を聞かされる。

●宇佐美勇太（キャスト：藤原竜也）

　東の東城会、西の近江連合に並ぶ名門で、そのどちらにも属さず独立独歩の道を行く広島の極道組織・陽銘連合会。その末端組織である広瀬一家の若衆。寂れた尾道仁涯町ではどこか浮いた印象を与えるごく普通の若者で、幼なじみに誘われるまま何となく極道の世界に足を踏み入れた。

　現在では、将来の夢も抱かず一家の面々と怠惰な毎日を過ごしている。

●染谷巧（キャスト：小栗旬）

　東城会直系染谷一家総長。東京・神室町の一角、亜細亜街の大火事を発端に勃発した、東城会と海外勢力との一大抗争に乗じて、東城会内での地位を急激に上げつつある極道。抗争をきっかけとした“暴力の復権”を歓迎しており、桐生に対しても不遜な態度を見せ、自身の野心を隠さない男。

●笠原清美（キャスト：真木よう子）

　広島・尾道仁涯町の小さなスナック“清美”のママを務める美女。若いころから街のマドンナ的な存在であり、地元の男たちの憧れの的。広瀬一家若頭の南雲も彼女に恋い焦がれる男の1人。

●南雲剛（キャスト：宮迫博之）

　陽銘連合会系広瀬一家若頭。粗暴だが裏表のない田舎者。広島の寂れたスナック街を縄張りとしているが、シノギよりも惚れた女を守ることを優先してしまう不器用な男。広島を訪れた桐生に対して、なぜか敵意をむき出しにする。

●巌見恒雄（キャスト：大森南朋）

　広島の造船会社、巌見造船社長。世界有数の造船会社、巌見造船を仕切る実業家。造船業だけでなく、病院や学校、交通網などさまざまな分野で事業を展開しており、広島における彼の影響力は絶大なものがある。

●広瀬徹（キャスト：ビートたけし）

　陽銘連合会系傘下広瀬一家総長。陽銘連合会の末端に組を構える、広島でも最古参の極道。飄々（ひょうひょう）としてとらえどころがなく、一見すると気のいい初老の男性といった風采。

　しかし、彼の発する言葉には不思議な含蓄とユーモアがあり、周囲からの人望は厚い。

(C)SEGA

• 『龍が如く6 命の詩。』公式サイトはこちら

データ

関連サイト

• 『龍が如く6 命の詩。』公式サイト