【竹達先生が解説! #4】『COJ』トップエージェント対決動画(黄単デッキ)を読み解く
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そのトップランカーによるプレイ動画を"『COJ』電アケ的トップエージェント対決"と銘打ち、<電撃アーケードch>で配信しています。
今回は、"『COJ』電アケ的トップエージェント対決Vol.17:竹達先生/黄単デッキ"について、竹達先生さん自らによる試合解説と、対戦中の思考を語っていただきました。
▲竹達先生。 |
みなさんこんにちは、竹達です! 先週の電撃アーケードさんの生放送でもちらっと言いましたが、現在この動画解説記事は僕とmondialさんの2人で、週1回づつ交代で更新しています。こんな僕にも役割を頂けていることには感謝しっぱなしなのですが、元全一のmondialさんと2人きりでというのは少し荷が重いかな……なんて思っています。
ってなわけで、一緒に記事を書いてくださる方、ときおり電撃アーケードさんの行う『COJ』の生放送に出演してくださる方、大募集です! やる気があるよって方は、ぜひぜひお願いします。(※編集部注:編集部からもお願いいたします!)
さて、動画解説を始めさせていただきます。
【使用デッキ】
【デッキ内容】
今回の動画も、前回同様黄単デッキです。本当は珍獣デッキを使おうと思っていたのですが、カードパラメータ調整をされたあとでも海洋デッキは想像以上に強く、この動画撮った前日も世間は海洋デッキにあふれていました。
そのため、海洋デッキをちゃんと見られる黄単デッキのほうが、現在の環境に適しているのかなと思い、続投することにしました。デッキ内容は前回とほぼ同じなのですが、ジョーカーを変更しています。黄単のジョーカーはこれといって決まったものがなく、どれを使っても強みがあるので少々説明させていただきます。
《サイレンスビロウ》……今回採用したジョーカーです。動画撮影日に、黄単に刺さる(黄単が不利になる)デッキと連戦したため、顔を真っ赤にしてこのジョーカーに変更しました(笑)。具体的には、《びっくりクッキング》を投入した《宝石獣カーバンくん》入りの黄緑デッキや、【消滅効果耐性】+【不屈】持ちのユニットを比較的簡単に作れる侍デッキ、このほかにも【消滅効果耐性】を持っているユニットを山盛り積んだデッキなどとマッチングしたんです。強い盤面を作るデッキが多い環境なら、このジョーカーを入れておくと有利に戦えますね。
《ブレイブシールド》……小ゲージ消費のジョーカーのなかで、かなり黄単と相性のいいジョーカーです。盤面によっては2回使用すれば2点奪えるということで、《ヘレティックスカー》の代わりとしての役割があるほか、コストも1なので小回りが利きます。迷ったらこのジョーカーでいいと思います。
《ヘレティックスカー》……確定で2点。ライフを奪いやすい黄単デッキにとって、この確定2点は相当大きいため有力候補です。海洋デッキなど、ライフを奪いにくるのが遅いデッキが多い今の環境なら、このジョーカーを入れたいところです。逆に《聖天使ニケ》+《パズズ》を使った赤黄デッキなどと対戦すると、7CPを使えるころには決着がついていることが多いので、無駄になってしまうこともあります。
《冥札再臨》……小ゲージ消費のジョーカーとしては悪くはないです。無駄になることが少ないという点も大きいですね。ただし、黄単デッキの場合、有効牌が消滅していることが多く、また、2CPと少しコストが重いので、使いどころが難しいかもしれません。
《ワンダフルハンド》……5枚も引けば何か解決策はあるだろう、という考えで採用の余地ありです。相手がハンデスデッキの場合もこれ1枚で楽に戦えることが多くなります。このジョーカーを採用するなら、手札の無駄使いを多少許されるので、《無限の魔法石》を3枚投入することをオススメします。
これらのジョーカーのなかから2つ選んで変更するだけで、環境に合った柔軟な黄単デッキができあがると思います。今回は《サイレンスビロウ》と《ブレイブシールド》を採用しました。では試合のほうに行ってみましょう!
■『COJ』電アケ的トップエージェント対決Vol.17:竹達先生/黄単デッキ
【1ターン目】
《オータムロイド》を召喚してターン終了です。先行のマリガンでは、《オータムロイド》に加えて、《ジャンプー》か《光明神アポロン》を手札に持つのが理想ですが、《司令官テイアー》+《天龍のレイア》のセットもけっこう強いので、ここで止めました。
【2ターン目】
相手が《光明神アポロン》を召喚しているので、黄単ミラーですね。《光明神アポロン》の返しには《ジャンプー》を召喚し、《光明神アポロン》を手札に戻しつつ、コピーされたユニットのアタックでコピーユニットを相打ちにとるのが安定だと思います。手札の枚数自体に差はついてしまいますが、相手も黄単デッキの場合、3CPに有効なユニットが少ないため、案外嫌な選択だと思いますよ。
【3ターン目】
手札に有効なユニットがなかったため、《ライブオンステージ》をトリガーゾーンに刺して終了です。相手のトリガーゾーンにあるカードも《ライブオンステージ》の可能性が高そうですね。発動されてしまうと不利になるため、黄単ミラーの場合は、基本的にお互い3体以上のユニットが盤面に並ばないことが多いです。
【4ターン目】
更地にできる《大天使ガブリエル》を召喚しました。黄単ミラーの《大天使ガブリエル》は、ライフを増やす効果がうっとおしいので強力です。2枚積んでおけばミラー対決で有利に戦えます。
【5ターン目】
除去はされてしまいましたが、《大天使ガブリエル》の効果によってライフ差はついていません。《天空神機ゼウス》を召喚し、殴って終了です。
【6ターン目】
《現世のイザナギ》を召喚されました。Ver.1の黄単ミラー対決時の《現世のイザナギ》先出し召喚は、それだけで試合を持っていくほどの強さでした。当時、今の《天空神機ゼウス》の役割を担う《戦神・毘沙門》が、黄単デッキには2枚しか入っていないことが多く、除去手段が少なかったためです。が、それも今は昔……今の黄単は《天空神機ゼウス》がほぼ3枚積まれているので、ミラーだとあまり強さを発揮できなくなってしまいました。ただし、ほかのデッキに対しては相変わらず強いので、まだまだ現役ではいそうです。
試合のほうですが、相手が《明天凶殺》を使えるようになったので、手札使ってライフをバシバシ奪いにいくことにしました。黄単デッキは、とりあえず《天空神機ゼウス》を引ければ盤面をリセットできるので、分の悪い賭けというわけではないと思います。もう1個のジョーカーが《ヘレティックスカー》なら無条件でリーチだったんですけどね……。
【7ターン目】
よかった、これが絆ってやつです!(笑)。トップ《天空神機ゼウス》!! これを引けなかったら、かなりまずいやつでした。
【8ターン目】
引きのプロ。これまでの人生、たくさんの善行を積んできてよかったと感謝しながら、《天帝インドラ》を召喚してゲームセットです。
……と、この記事を書いている間に『COJ』のバージョンアップ情報が!! つい先日カードパラメータ調整もあったばかりなのに早いものですね。次回のバージョンアップを楽しみにしながら、今回はこれにて終了とさせていただきます。ご拝読ありがとうございました。
(C)SEGA
- ▼『コード・オブ・ジョーカーS』
- ■メーカー:セガ・インタラクティブ
- ■ジャンル:思考型デジタルトレーディングカードゲーム
- ■操作方法:専用コンパネ
- ■プレイ料金:基本プレイ無料
- ■プレイ人数:1人