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2016年7月25日(月)

劇場アニメ『BLAME!』ティザーPVとストーリーが公開。“コミコン2016”のイベントレポートも掲載

文:Taka

 2017年公開予定の劇場アニメ『BLAME!(ブラム)』のティザーPVとメインスタッフ情報が発表。また、アメリカのンディエゴで開催された“コミコン2016”のイベント速報レポートも公開されました。

●動画:劇場アニメ『BLAME!』ティザーPV

 本作は、『シドニアの騎士』を手掛けた弐瓶勉さんのデビュー作。人類が“違法居住者”として駆除・抹殺される暗黒の未来を舞台に、無限に増殖を続ける超巨大な“階層都市”における探索者・霧亥(キリイ)の孤独で危険な旅路を描いた作品です。

『BLAME!』

 メインスタッフは、副監督/CGスーパーバイザーに吉平直弘さん。脚本には、『シドニアの騎士』など多くのSF、ファンタジー作品を手掛ける村井さだゆきさんが起用されます。

 また、キャラクターデザイナーの森山佑樹さん他、スタッフが集結。弐瓶勉さんが描くハードな世界観をアニメーションで表現していくとのことです。

『BLAME!』

 さらに、劇場版のオリジナルストーリーも明らかになりました。セーフガードの脅威と慢性的な食糧不足により、絶滅寸前の危機に瀕している村で暮らす少女・づる。村を救うため旅に出た彼女は、“ネット端末遺伝子”を求める探索者・霧亥(キリイ)と出会うことになります。本作では、づるをはじめとするキャラクターが登場し、新たな物語が展開します。

●ストーリー

 テクノロジーの果て、極限まで発達した超高度ネット文明。

 過去の“感染”よって、正常な機能を失い無秩序に、そして無限に増殖する巨大な階層都市。

 都市コントロールへのアクセス権を失った人類は、防衛システム“セーフガード”に駆除・抹殺される存在へと成り下がってしまっていた。

 都市の片隅でかろうじて生き延びていた“電基漁師”の村人たちも、セーフガードの脅威と慢性的な食糧不足により、絶滅寸前の危機に瀕してしまう。

 少女・づるは、村を救おうと食糧を求め旅に出るが、あっという間に“監視塔”に検知され、セーフガードの一群に襲われる。

 仲間を殺され、退路を断たれたその時現れたのは、“この世界を正常化する鍵”と言われている“ネット端末遺伝子”を求める探索者・霧亥(キリイ)であった。

『BLAME!』
『BLAME!』
『BLAME!』

■劇場アニメ『BLAME!』作品概要
【公開】2017年公開予定
【STAFF(敬称略・順不同)】
・原作:弐瓶勉『BLAME!』
・総監修:弐瓶勉
・監督:瀬下寛之
・副監督/CGスーパーバイザー:吉平直弘
・脚本:村井さだゆき
・プロダクションデザイナー:田中直哉
・ディレクター・オブ・フォトグラフィー:片塰満則
・キャラクターデザイナー:森山佑樹
・美術監督:滝口比呂志
・色彩設計:野地弘納
・アニメーション制作:ポリゴン・ピクチュアズ
・製作:東亜重工動画制作局

米・サンディエゴで開催された“コミコン2016”のイベント速報レポートを掲載

 7月21日~24日、米・サンディエゴで開催された“コミコン2016(COMIC-CON INTERNATIONAL2016)”に劇場アニメ『BLAME!』のスタッフ陣が参加! 23日には、原作者・弐瓶勉さん、監督の瀬下寛之さんがパネル登壇し、本作の最新情報を発表しました。

『BLAME!』

 この日、全世界に先駆けて初公開となったティザーPVが会場で流されると、その圧倒的な映像のクオリティと期待感に、集まった来場者は興奮! 大きな歓声と拍手が贈られました。

『BLAME!』

 イベント期間中は、弐瓶さんと瀬下さんのトークショウの他、弐瓶さんのサイン会やメディア取材を実施。北米をはじめ海外にも多い弐瓶さんファンに熱狂的に迎えられました。

『BLAME!』

(C)弐瓶勉・講談社/東亜重工動画制作局

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