2016年8月1日(月)

『フィリスのアトリエ』移動範囲が広がる不思議な乗り物やフィリスが出会う公認錬金術士たちが明らかに

文:喜一

 コーエーテクモゲームスは、9月29日に発売予定のPS4/PS Vita用ソフト『フィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術士~』の新情報を公開した。

『フィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術士~』
▲メインビジュアル。

 本作では、次に『アトリエ』が目指すものとしてプレイヤーが自分だけの物語を描くことのできる世界が構築されている。そして、これを実現するため、本作では“旅”がテーマに据えられている。

 この記事では、フィリスが旅の中で出会う仲間たちや人々、訪れる村や町の他、旅を彩る不思議な要素などを紹介しよう。

『フィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術士~』

旅の中で出会う仲間たち

 “不死身のアングリフ”の異名を老練な傭兵が新たに仲間として登場。彼の持つ豊富な経験がどう生かされるのか気になるところだ。

『フィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術士~』

“不死身”と呼ばれる老練の傭兵:アングリフ・ダールマン(声優:楠大典)

『フィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術士~』
▲イラスト:NOCO。

年齢:55
職業:傭兵

「ガハハ! おもしろくなってきやがった。魔物だろうが、かかってきやがれッ!」

『フィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術士~』
▲3Dモデルイメージ。

 豪放磊落な傭兵の老人。歴戦の傭兵であり、これまで各地を渡り歩き、数多の魔物を葬ってきた。それゆえに、“不死身のアングリフ”の異名を持つ。

 とある目的のために金にはうるさく、金をためることこそが生きがいとは本人の談。無類の酒好きで、各地の酒場を巡ってうまい酒を探し求めている。

『フィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術士~』
『フィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術士~』
『フィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術士~』
『フィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術士~』
▲性格も行動も豪胆なアングリフ。その巨躯を駆使し、バトルでは大剣を振り回して魔物を撃ち砕く。

旅の中で出会う人々

 フィリスが訪れる村や町に住む公認錬金術士たち。それぞれが個性的な一面を持っているようだ。

質実剛健な湖の淑女:レン・ブライトナー(声優:石井未紗)

『フィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術士~』
▲イラスト:NOCO。

年齢:24
職業:錬金術士

 湖の町フルスハイムに暮らす公認錬金術士の女性。とても真面目で厳格な性格。高い腕前を持ち、錬金術に対する姿勢も真摯。錬金術を悪用する人間のことは、心の底から軽蔑している。

 はっきりと物を言うタイプなので、周囲の人からは怖いと思われがち。密かに本人も、そのことで悩んでいる。

『フィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術士~』
▲真面目で厳格な性格のレン。普通に話をしているだけでも高圧的に見えてたり、怒っているように受け取られたりすることもあるため、本人も気にしているようだ。

やるときはやる“適当”おじさん:ノルベルト・クラッセン(声優:藤沼健人)

『フィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術士~』
▲イラスト:NOCO。

年齢:39
職業:錬金術士

 谷の村グラオ・タールに暮らす錬金術士。見た目はだらしないが、れっきとした公認錬金術士。適当な性格で人をからかうのが大好き。普段は仕事をサボっていることが多いが、頼れば必ず助けてくるため、村の人々からは信頼されている。

 落ち着きがなく、ふらふらと村中を歩き回っているので、彼のアトリエは大抵もぬけの殻である。

『フィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術士~』
▲サボりがちでだらしない印象を受けるノルベルト。しかし、村の人々からは好かれているため、フィリスはそのことを不思議に感じる。

草原の村の新米公認錬金術士:ディオン・マイアー(声優:中村太亮)

『フィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術士~』
▲イラスト:ゆーげん。

年齢:27
職業:錬金術士

 草原の村メッヘンに暮らす、公認錬金術士の青年。裏表のない素直な性格で、とてもお人よし。公認試験には幾度もの不合格を繰り返し、最近ようやく合格したばかり。

 村唯一の錬金術士なので多くの仕事を抱えているが、どことなく抜けているところがあり、ミスが多い。

『フィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術士~』
▲村唯一の錬金術士として多忙な毎日を送るディオン。自分の実力に悩みを抱えている。

年寄り扱いを嫌う森の女傑:オレリー・ブルッホ(声優:宮沢きよこ)

『フィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術士~』
▲イラスト:ゆーげん。

年齢:76
職業:錬金術士

 森の村ドナの長老にして、公認錬金術士の女性。はきはきとして竹を割ったような性格。礼儀には厳しく、口うるさいために村人たちからは恐れられている。

 長年さまざまな錬金術士を見てきたため、人を見る目はたしか。かなりの高齢だが、年寄り扱いされることを嫌う。彼女をおばあさん扱いした者は、例外なく雷を落とされることになる。

『フィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術士~』
▲長年錬金術士として生きてきたオレリーの課題は、どれもひと筋縄ではいかない内容ばかり。

さまざまな町に住む錬金術士たちと推薦状

 1年後に開催される錬金術士の公認試験を受けるには“公認錬金術士”と呼ばれる錬金術士たちから、推薦状を集めなくてはならないと知ったフィリス。

 旅の中で訪れる町や村で公認錬金術士を探しつつ、推薦状を集めていくことになる。

『フィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術士~』
▲推薦状を持っていないことに驚くイルメリア。試験を受けるには推薦状が必要。そしてその推薦状をもらうためには、公認錬金術士からの課題をクリアしなくてはいけないとフィリスは知る。

フィリスが訪れるさまざまな町や村

 フィリスが旅の中で訪れる町や村は、地域の環境に合わせてさまざまな人々が生活している。フィリスは訪ねた先で多くの人々と出会い、たくさんの出来事を経験し、錬金術士として成長していく。

■“木漏れ日差し込む森の村”ドナ -Dona-

 狩猟によって成り立っているドナ。村の中央には“神木”と呼ばれる木がそびえ、人々から大切にされている。

『フィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術士~』
『フィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術士~』

■“船乗り唄う湖の町”フルスハイム -Flussheim-

 湖のほとりに形成された町で海運や観光に力を入れている。暖かい風土の影響か陽気な人たちが多く暮らし、冒険者や観光者も多いため、さまざまな情報が集まる町でもある。

『フィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術士~』
『フィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術士~』

■“薫風満ちる野原の村”メッヘン -Mechen-

 朗らかな気風でとてものどかな村のメッヘン。大きな風車が特徴で、大規模な牧畜が行われている。あまり旅人が訪れることがないため、訪れた旅人は大歓迎を受ける。

『フィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術士~』
『フィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術士~』

旅を彩る不思議な乗り物や“アトリエメイク”を紹介!

 持ち運べてどこでも調合できるようになったアトリエ。中はとても広い空間が広がって、調度品を置くことでアトリエ内を彩ることができる。中には置くだけで特別な効果を発揮するものもある。

『フィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術士~』
『フィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術士~』
『フィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術士~』
▲調度品は調合したり、フィールドで拾ったりすることで入手できる。

■旅が楽になる不思議な乗り物

 調合できるアイテムには便利な道具がたくさんある。フィリスのとある発想から生まれたこのアイテムは乗って移動できるうえに、徒歩では進むことができなかった場所にも進めるようになる。

『フィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術士~』
『フィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術士~』
▲今まで行けなかった場所に行けるようになるだけでなく、移動速度までアップする便利な乗り物。改良すると、さらに効果がアップ!

おしゃれな衣装も着てみたい!

 地域や環境にあわせてさまざまな衣装で旅を続けるフィリス。そんあフィリスも年頃の女の子。おしゃれな衣装だって着たいはず!

 “純潔のフローラ”と呼ばれる衣装は、白を基調とした服に多くのアクセサリーを取り入れて、大きなポシェットがチャームポイントになっている。まさに“おでかけスタイル”の衣装だ。

『フィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術士~』
『フィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術士~』
『フィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術士~』
▲妹のかわいらしい洋服姿を見て、フィリス異常に喜ぶリアーネ。フィリスは少し気恥ずかしそう。
『フィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術士~』

データ

関連サイト