2016年7月28日(木)
レベルファイブが、7月27日に舞浜アンフィシアターで開催した新作発表会“LEVEL5 VISION 2016 -NEW HEROES-”の模様をお届けします。
今回の“LEVEL5 VISION”では、“NEW HEROES”というサブタイトルが設けられ、レベルファイブ作品に新たに登場するヒーローたちの展望やさまざまな新発表が行われました。
【発表された情報一覧】
■レベルファイブがスマホ向け乙女ゲーム『オトメ勇者』を今冬配信。キャラクターデザインは倉花千夏さん
■シリーズ最新作『レディレイトン』が2017年春に発売。レイトン教授の娘であるカトリーエイル・レイトンが登場
■TVアニメ『タイムボカン24』が10月より放送。大河原邦男さんがアクダーマメカをデザイン
■TVアニメ『スナックワールド』2017年4月よりテレビ東京系で放送開始。スマホ、3DS版の発売時期も決定
イベントのオープニングでは、レベルファイブ社長の日野晃博さんが登場。挨拶の中で、本イベントのテーマがヒーローであるということを説明しつつ、新作タイトルの情報を紹介していきました。
発表された最初のタイトルは、iOS/Android用乙女ゲーム『オトメ勇者』。キャラクターデザインは倉花千夏さん、アニメーション制作はA-1 Picturesが担当し、アニメ化や書籍化などクロスメディアでの展開が予定されていることなどが発表されました。
日野さんは「レベルファイブとしてかなり挑戦的ですがしっかりと作り込んでいます」と本作についての意気込みをコメントしました。
『オトメ勇者』の発表が終わると、『レイトン』シリーズの最新作となる3DS/iOS/Android用タイトル『レディレイトン』についてのプレゼンテーションが行われました。
日野さんから、『レイトン』シリーズがファンからの要望に応えて復活したことや『レイトン7』とは異なる完全な正統派の続編であることが明かされました。
また、PVの上映後には本作のナゾトキ開発を担当する岩波邦明さんが登場。本人がレベルファイブに加わることにちなんで、“5”、“+”、“1”を組み替えて数字以外で6を表現するという内容のナゾトキを披露しました。
▲“SIX”という表現が正解とのことです。 |
イベントでは、『妖怪ウォッチ』シリーズの新情報も発表。12月17日に公開予定の『映画 妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!』のメイキング映像が公開されました。
●『映画 妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!』特報映像
本映画では、キーキャラクターの“コアラニャン”の情報も明らかになりました。コアラニャン鼻を押すことで、実写の世界とアニメの世界を行ったり来たりできるとのことです。
その他にも、『妖怪ウォッチ for スマートフォン』、『妖怪大辞典』、『妖怪ウォッチ ゲラポリズム』、『ファンタジーライフ2』など、スマホアプリの進捗情報が公開。
『妖怪大辞典』はクイズRPGとなっており、『妖怪ウォッチ』に関するクイズ以外にも一般的なクイズが登場するアプリになっています。また、リズムアクションゲーム『妖怪ウォッチ ゲラポリズム』は、アピールタイムでステージを盛り上げると妖怪たちが必殺技を披露してくれるとのことです。
『ファンタジーライフ2』は、近日正式サービス開始予定で7月29日からクローズドβテストが行われることも発表されました。
スマホアプリの情報が公開された後は、アニメ『タイムボカン24』のプレゼンテーションがスタート。日野さんが『タイムボカンシリーズ』が大好きだったことなど、本アニメに対する思いを語った後、PVが上映されました。
PVの上映後は永井幸治さんと本作に登場する“トキオ”、“カレン”が登壇し、本作の設定について紹介しました。
『タイムボカン24』のメカニックデザインは、主人公のトキオたちが駆使するボカンメカをレベルファイブが、アクダーマメカを大河原邦男さんがデザインすることなども明らかになりました。
また、『スナックワールド』のプレゼンテーションではアニメのPVや本作のデモプレイが上映されました。
その他にも、本作品のキーアイテム“ジャラ”やモンスターを呼び出すことができる“スナック”についての情報が公開され、実際に商品展開される予定の実物“ジャラ”を見ることができました。
『イナズマイレブン アレスの天秤』のプレゼンテーションでは、日野さんが子どもたちにも過去ファンにも出せる作品にしたいという熱意や『イナズマイレブン』パート1、円堂守がフットボールフロンティアで優勝を飾った後のパラレルワールドで展開することを発表しました。
本作ではキャラクターの頭身が上がっている他、各学校のサッカー部に、資金援助をするスポンサーがつく新制度“スポンサード”、稲森明日人、灰崎凌兵、野坂悠馬の3人の主人公が登場することなど、ファンが気になるような情報も明らかになりました。
最後に発表されたタイトルは『メガトン級ムサシ』。コンセプトは“古きよき熱血ロボットもの+学園ドラマ”となっており、感情移入しやすい作品になっていることが日野さんから語られました。
非常に長いパイロットフィルムが上映された後、全長60メートルとされるメガトン級ムサシのコンセプトモデルが公開。本作のキーワードは“歌”となっており個性的な必殺技を発動させるために必要な“歌コン”などの情報が明らかになりました。
最後には『マジンガーZ』の作者である永井豪さんから「初めてロボットもののおもしろさに触れる世代が楽しんでくれる作品となるでしょう」とのメッセージも到着。これからのレベルファイブ作品の活躍に期待が高まる最後となりました。
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