2016年7月31日(日)

高橋直純さんインタビュー完全版! MARGINAL#4 3rdベストアルバム『STAR CLUSTER 3』

文:電撃Girl'sStyle

 6月22日にMARGINAL#4が3枚目となるベストアルバム『STAR CLUSTER 3』をリリース。電撃Girl’sStyle8月号に掲載された、高橋直純さんのインタビュー完全版をお届け!!

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▲アトム・ルイ・エル・アールverジャケット ▲アトム・ルイverジャケット ▲エル・アールverジャケット
MARGINAL#4 3rdベストアルバム『STAR CLUSTER 3』高橋直純さんインタビュー完全版

――新曲2曲の聴きどころやオススメポイントをお願いします!

 MARGINAL#4が大人びた切ない感じの楽曲を歌うのは久し振りだったので、とても新鮮に感じました。

 『ギラギラSpider』はトリッキーでとてもおもしろい楽曲に、『Rebirth』は力強いメロディーではありますが、切なさを感じる曲に仕上がったんじゃないかな。最近のMARGINAL#4はかわいらしく華やかな楽曲が続きましたが、新曲はかっこよさが全面に感じられるもポイントですね。

 『ギラギラSpider』はマジフォー初の“オートチューン”というピッチを修正する加工を施してあります。いわゆる、ケロらせるという加工でサビの掛け合いでは僕らの声がいつもとは違う感じに聴こえるかと思います。

 僕はどうもオートチューンがかかりにくい声質のようで、何度歌っても“高橋直純のまま”という事態になり、機械に負けない声なのがスタッフさん泣かせだなと思いました(笑)。元々はボーカルのピッチのズレを補正するための音楽ソフトなのですが、上手く音を外すのが難しくて色々と試行錯誤させていただきました。

 スタッフさんに「棒読みっぽく歌ってもらっていいですか?」と提案されたのですが、普段だと絶対に言われないようなオーダーだったのもおもしろかったです(笑)。無機質な感じを目指して歌ってみたのですが、みなさんがどう感じてくださるのか今から楽しみです。

 昔から『Rebirth』のようなメロディアスに歌い上げる曲が好きなので、楽しくレコーディングさせていただきました。どこかポップス感や歌謡曲の雰囲気もあったので、感情移入しやすかったです。1音のなかに文字がぎゅっと詰め込まれているのがマジフォーのイメージだったのですが、『Rebirth』は音符3つ分伸ばすという構成が多かったのでそういった部分も新しく感じました(笑)。

――アルバム曲のなかでオススメの曲や思い入れのある楽曲などを教えてください。

 お祭り曲からバラード曲まで収録されるバラエティ豊かな1枚なので、選ぶとなると迷いますね(笑)。『UFO』はビジュアル面も含めて衝撃的でしたし、『Yo-Ho!!』も初めて聴いたときは世界観の華やかさに驚きました。

 個人的に『UFO』は結構前の出来事のように感じていたのですが、今作に収録されることにびっくりしましたね(笑)。エルと歌った『To Be Loved』は僕の好きなバラードで、みなさんにもオススメしたい1曲です。

 同じく、デュエットならアールと歌った『もぅまんたい』もとても気に入っています。こちらは歌詞にチャーハンという単語が入っているので、聴いているとお腹が空いてきてしまいますが(笑)。イベントでお披露目した『星祭り~ラララのまーじなる音頭~』はスタクラのみなさんのリアクションも含めて思い出深いです。

――MARGINAL#4はピタゴラスプロダクションのアイドルたちのなかでも、比較的かわいらしい楽曲が多い印象を受けました。

 ラグポがハードでかっこいい路線を担当しているせいか、僕らはかわいらしい楽曲が増えてきたのかなと思います。今回のアルバムは濃い楽曲が詰まっているので、全編通して聴くとさまざまな発見ができるかもしれません。

――最近ではMARGINAL#4だけに留まらず、シャッフルユニットとして個々の活動もありましたね。

 新曲『ギラギラSpider』と『Rebirth』の収録前に、NEBULASとしてのレコーディングもありましたが、こうしてMARGINAL#4として歌っていると「ああ、帰ってきたな」という安心感でいっぱいになります。MARGINAL#4の藍羽ルイとして歌っているのは落ち着きますし、僕にとっても大切な時間なんです。

 また、三年間一緒のユニットで活動してきたせいか、なんとなく3人がどんな感じで歌うか予想がつくようになってきました。そういった意味でもグループ感が増してきたことをうれしく思います。ゲーム化もされましたし、これからはアニメも控えていますが、僕自身ももっとマジフォーにまつわるお話を聞きたいなと思っています。

――先日のRejetフェスお疲れ様でした! 「MARGINAL#4」としてステージに立ったご感想などお願いします。

 今回歌わせていただいた『Bingo!!!!』は振り付けよりもフォーメーションで魅せる楽曲だったので、いっそう歌に集中しやすかったです。みなさんにはより僕らの表情なども楽しんでいただけたかなと思っています。

 じつは、僕個人のツアー時期と重なっていたこともあって、3人よりもリハーサルの回数が少なかったんです。でも、前日に僕が一人でダンスの先生の所に伺おうと思っていたら、レッスン場に、ますとしと裕斗が来てくれたんです。「僕たちも練習したかったんで!」なんて2人は言ってましたけど、そういうかわいさに「やられちゃうなぁ」なんて思いました(笑)。

 「直純さん、一人だと練習しにくいから」とは絶対に言わなかったですけど、きっと気遣ってくれたんだろうなという思いやりが感じられてとてもうれしかったです。見えないところでのグループ感がいいな、と思いました。実際、本番はアイコンタクトを取りながら、4人で安心して臨めました。

――ほかには9人曲『奇跡の星座(Sign)』も披露されましたね。

 9人で歌えた事実が大きかったですね。上から下までずらっとピタゴラスプロダクションのメンバーが勢揃いしている様子が圧巻だなと思いました。全員で『奇跡の星座(Sign)』を歌ったときに、僕自身も感動してしまって! みんなで一つのことをやり遂げた達成感や同じ作品を創り上げている感じに涙が込み上げてくるほどでした。全員揃った貴重なステージになりました。

――全員揃ってのドラマパートは初めてだったかと思いますが、そちらはいかがでしたか?

 UNICORN Jr.のみんなとは夏のニコ生以来でしたが、あのとき一緒にステージに立ったからこそ今回の空気感を生み出せたのかなと思います。ユニコといると、マジフォーがちょっとお兄さんっぽくなれるのがうれしいです

 。UNICORN Jr.のなかでは特に、染谷くんがずーっと緊張していたようで、ステージ袖からみんなを食い入るように眺めていたのがなんだかかわいらしいな、と思っていました(笑)。僕自身も昔はそうだったので懐かしく思いつつ、そんな染谷くんを見て先輩としていっそう頑張らないとな、と奮い立たされました。

――読者の方にメッセージをお願いします。

 アルバムが3作も出せるのは、いつも応援してくださっているスタクラのみなさんのおかげだと思っています。今回はUNICORN Jr.が増え、シャッフルユニットを経ての1枚になりました。色々な刺激を受けて、成長したMARGINAL#4の4人を感じ取っていただけたらうれしく思います。

 これからも僕自身、MARGINAL#4にワクワクしながら、藍羽ルイを演じていきたいと思っています。どんな楽曲・展開がきても楽しむ自信があるので、スタクラのみなさんも僕らのことを見守っていてくださいね。

データ

▼MARGINAL#4 THE BEST 「STAR CLUSTER 3」(アトム・ルイ・エル・アールver)
■メーカー:Rejet
■発売日:2016年6月22日発売
■価格:3,000円+税
 
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