6月22日にMARGINAL＃4が3枚目となるベストアルバム『STAR CLUSTER 3』をリリース。電撃Girl’sStyle8月号に掲載された、KENNさんのインタビュー完全版をお届け!!

▲アトム・ルイ・エル・アールverジャケット		▲アトム・ルイverジャケット		▲エル・アールverジャケット

――新曲2曲の聴きどころやオススメポイントをお願いします！

　『ギラギラSpider』と『Rebirth』という新曲2曲を歌わせていただいたのですが、どちらもとてもダンサブルな楽曲だと感じました。今までとはひと味異なるサウンドで聴いている間もワクワクし通しでした。

　『ギラギラSpider』はトリッキーでノリがよく、『Rebirth』はゴシックロックな雰囲気が『Oh My WOLF▼BOY』に近い部分がある気がしました。この楽曲もとても気に入っています。2曲とも共通して深い歌詞なので、聴く方によってさまざまな解釈が生まれる楽曲でもあるなと思いました。

　いつもスタッフ様と歌詞についてディスカッションをさせていただいてからレコーディングに臨むのですが、今回も歌詞について皆様と意見交換を重ねさせていただきました。世界観をたっぷりと感じ取ってから収録できたので、歌っていて気持ちよかったです。

――これまでのMARGINAL＃4の楽曲にはない新しさを感じました。

　あえてだと思うのですが、どちらの楽曲もメロディーラインがシンプルだなと感じました。ただ、聴いた方の耳に残るようなキャッチーさがありつつも、細かな部分では飽きさせないようなギミックや音色が満載なので、とてもバランスのいい楽曲だと思います。そう言った意味でこれまでとは違う、新しい切り口の楽曲に仕上がったんじゃないでしょうか。

――アイドルソングはさまざまなジャンルに挑戦できるのが強みですよね。

　これまで、マジフォーは疾走感ある楽曲やキラキラしたナンバー、バラードにゴシック系、ふんわりしたポップスなどさまざまな曲に挑戦させていただきましたが、それでも根底にはブレない“MARGINAL＃4カラー”が込められているのはすごいことだと思います。

　ラグポやユニコの歌を聴くと、自分たちにはないものがあるので、歌う上でとても刺激になります。シャッフルユニットにももちろん各組の色があり、聴いてくださる方を飽きさせない楽曲揃いだなと感じています。今後も、ピタゴラスプロダクションのアイドルたちがどこまで羽ばたいていくのか楽しみでなりません。

――アルバム曲のなかでオススメの曲や思い入れのある楽曲などを教えてください。

　全部オススメなのですが、『Oh My WOLF▼BOY』では新しい歌い方に挑戦したこともあって思い出深いです。メロディーとメロディーの間に、思い切り息を吐いて吸うという表現を試みました。

　マイクや機材の進化もあって、今はより細かく表現出来るので、さまざまな事にトライできるのはとてもうれしく思います。それにはMARGINAL＃4デビュー当初から変わらず、同じチームのスタッフ様が支えてくださることも大きいですね。いつも快く対応してくださるので本当に感謝しています。

――アイディアが現場で生まれることもあるのですね。

　今回の『ギラギラSpider』はサビ部分のコーラス部分をオートチューン加工するために、「無感情に歌ってみてください」というディレクションだったのですが、話し合うなかで「試しに一度大げさに歌ってみるのはどうだろう？」ということになり、ストレートに歌った後にあえて音程を崩して歌ってみました。逆再生してみたり、機械音声っぽく歌ってみたりと、いろいろ取り入れて、表現方法が豊かになっているのが聴きどころの一つかもしれませんね。

――先日のRejetフェスお疲れ様でした！　「MARGINAL＃4」としてステージに立ったご感想などお願いします。

　最初の朗読劇も皆様が歓声で迎え入れてくださったり、ペンライトを振ってくださったりととても温かな雰囲気のなかで進めることができました。

じつは劇を経て歌に入った瞬間、色々なものが込み上げてきて一気にテンションが上がったのですが、ダンスやフォーメーションは決まっているので「冷静になれ」と心に念じていました。本来ならうれしさのあまり、客席まで駆け抜けて喜びを表現したいところだったんですけどね（笑）。自分に落ち着けと言い聞かせながらのステージでした。

　歌わせていただいた『Bingo!!!!』は振り付けがかわいらしく、手をぐるぐる回す部分がお気に入りポイントです。お客様もレスポンスが早く、あの瞬間に覚えて一緒に手を振ってくださったり、歌詞を覚えている方は歌ってくださっていたので感激しました。

　マジフォーデビュー以来、3年間一緒に活動してきたこともあって、チームワークのよさや絆を活かしたステージになったと感じていただけたらうれしいです。

――以前に仰っていた夢の一つでもある、9人曲初披露となりましたがいかがでしたか？

　ラグポやユニコと一緒に歌いたいという願いが叶い、うれしかったです。僕らだけでなく、会場の全員で盛り上がることができたので思わずグッときました。

――読者の方にメッセージをお願いします。

　スタクラの皆様、いつも応援してくださりありがとうございます。月並みな言葉になってしまうのですが、これからも僕らについてきていただけたらうれしく思います。今後とも、変わらぬ応援のほどよろしくお願いします！

(C)2014 Rejet / IDEA FACTORY
(C)2015 Rejet

• 『MARGINAL＃4』公式サイトはこちら

データ

関連サイト

• 『MARGINAL＃4』