2016年8月4日(木)
2017年に公開予定の実写映画『銀魂』のキャスト情報と出演者のコメントが公開されました。
▲坂田銀時。 |
本作は、パラレルワールドの江戸が舞台のギャグ漫画が原作で、監督は『勇者ヨシヒコ』シリーズの福田雄一さんが担当します。
●ツッコミ担当・新八が菅田将暉さん、破天荒ヒロイン・神楽が橋本環奈さんに決定
▲左上から、小栗旬さん、菅田将暉さん、橋本環奈さん、長澤まさみさん、岡田将生さん、ムロツヨシさん、柳楽優弥さん、吉沢亮さん、中村勘九郎さん。 |
主人公は、万事屋(なんでも屋)の坂田銀時を小栗旬さんが演じます。坂田銀時は、天パの銀髪が特徴で普段は気の抜けたような向上心ゼロの怠け者ですが、剣の腕はかなりのもの。かつては攘夷戦争に参加し“白夜叉”の異名を持つ伝説の侍です。
銀時が営む“万事屋”で働く志村新八を演じるのは菅田将暉さん。『銀魂』のツッコミ役で少々ヘタレな面もありますが、侍としての強い信念を持ち合わせています。
▲志村新八。 |
そして、同じ万事屋で働く、宇宙最強を誇る絶滅寸前の戦闘種族・夜兎(やと)族の生き残りの少女・神楽に橋本環奈さんが決定。原作同様、オレンジ色に自身の髪を染め、撮影に挑みます。
▲神楽。 |
●新八の姉・妙や攘夷志士・桂小太郎のキャストも公開
容姿端麗でありながら腕っぷしの強い新八の姉・妙には福田雄一さん作品には初参加となる長澤まさみさんが演じます。
▲妙。 |
また、銀時の幼なじみでありかつての盟友の桂小太郎を演じるのは、小栗旬さんとの共演も多い岡田将生さん。プライベートでも親交のある2人の共演に期待がかかります。
▲桂小太郎。 |
さらに、福田組常連のムロツヨシさんは、銀時が頼りにするからくり堂の店主・平賀源外役で参加決定。年齢の高い設定にも関わらず、「いつものムロさんで演じてほしい」と監督から言われ、少々困惑気味だったとのことです。
▲平賀源外。 |
そして、万事屋のペットの巨大宇宙生物・定春、桂小太郎の相棒の謎の宇宙生物・エリザベスの登場も予定されています。
●江戸の治安を守る特殊警察・真選組のキャストも明らかに
真選組局長の近藤勲は中村勘九郎さんが演じられます。なお、“二枚目も三枚目も演じられて、誰も思いつかないけど誰もが納得できる俳優さんを考えたら中村勘九郎さん以外思いつかなかった”と小栗旬さんからの強い推薦でキャスティングが実現したとのことです。
▲近藤勲。 |
また、『銀魂』の登場人物の人気投票でも常に上位に位置する土方十四郎を柳楽優弥さんが担当。福田作品への参加も多く、人一倍プライドが高くクールな真選組一のモテ男を演じられます。
▲土方十四郎。 |
さらに、腹黒で毒舌、ドSのキャラクターの沖田総悟は、吉沢亮さんが担当します。
▲沖田総悟。 |
【万事屋メンバー】
●小栗旬さんのコメント(坂田銀時役)
福田監督とは『勇者ヨシヒコ』に出させていただいたり『変態仮面』で協力させてもらった部分もありましたが、本格的な仕事はしていなかったのでぜひご一緒したいなと思っていました。
空知先生が福田さんだったから(実写化が実現した)とおっしゃっているのはとてもよくわかります。
『銀魂』の世界観を表現できるのは福田監督しかいないと思いましたので、ぜひ参加したいと思いました。
銀さんは出会う人やタイミングによってキャラクターの印象が変化する部分もあり、とらえ所がないので演じるのはすごく難しいです。
他の演者さんたちが僕のことを銀さんだと信じてくれれば、おのずと銀時というキャラクターになっていけるのではないかと思って演じています。
●菅田将暉さんのコメント(志村新八役)
原作の中でも「この世界観における突っ込みの必要さナメんなよ!」と言っているくらい大事な役ですし、色々な笑いを分かっていなきゃいけないので「これは大役だ。空知先生はどう思っていらっしゃるのか」と思うと、とても怖かったです。
少なからずこれまでの人生では突っ込みタイプではありますので精一杯演じさせていただきます!
撮影もとても楽しくてぜひ毎年集まってシリーズにできたら最高だと思います。
こんな豪華な方達と、こんな豪華なおふざけをいい大人が何やってんだという日々の繰り返しなので楽しんで演じたいと思います。
●橋本環奈さんのコメント(神楽役)
この度、実写版『銀魂』で神楽役を演じさせていただくことになりました橋本環奈です。
『銀魂』は言わずと知れた大ヒット漫画で私の同級生、友人の間でもとにかくファンの多い作品です。
その作品の実写版で、それも神楽役と聞いた時はとにかく驚きました。
神楽を演じることについてはとても嬉しい反面、人気の高いキャラクターなのでプレッシャーもひとしおでしたが、今は毎日、強くて、愛らしく、マイペースな神楽に成りきって撮影に臨ませていただいてます。
今回は本格的なワイヤーを使ってのバトルアクションあり、独特のイントネーションでの台詞ありと見どころもたくさんあると思います。
みなさんどうぞご期待下さい!
あっ!!、もちろん神楽ならではの“鼻ホジ”や“ゲ○吐き”シーンも……(笑)。
【新八の姉・妙】
●長澤まさみさんのコメント(志村妙役)
今回初めて原作を読ませていただいたのですが、この作品を福田監督が撮ったら必ずおもしろくなると思い、受けさせていただきました。
女の人は潜在的に優しい部分と強い部分を持ち合わせていると思うのですが、妙の柔らかい素顔と強い素顔はその2つの顔を表現していてそれこそが妙の魅力だと思います。
今まで、変顔に近いお芝居をしたことがなかったので、いままでとっておいて良かったなと思いました。
【攘夷志士】
●岡田将生さんのコメント(桂小太郎役)
桂小太郎を演じさせていただきます。原作ファンの方々にガッカリされないようにしっかり演じさせていただきます。
銀時の盟友であり、相棒エリザベスととも銀魂を盛り上げたいと思います。
逃げの小太郎と呼ばれてますが、岡田は逃げません!
【からくり堂店主】
●ムロツヨシさんのコメント(平賀源外役)
以前から『銀魂』実写化のお話は福田監督ご本人から聞いていて、「ムロくんの役あるよ」とおっしゃってくれていました。
ただ、平賀源外はもっと年齢の高い方がやるのかなと思っていたので、驚きました(笑)。
いざ現場に入ると意外とハゲの髪型とひげが似合うので、ゆくゆくはこの髪型にしたいなと思っています(笑)。
原作ファンの皆様、ご安心ください! 源外役のムロは少ししか出ていませんので、ちょっと年齢違うと思われるかもしれませんが、新しい源外をアピールしたいと思います!
【真選組】
●柳楽優弥さんのコメント(土方十四郎役)
今回『銀魂』にキャストの一員として参加できることをとても嬉しく思っています。
土方十四郎という役にプレッシャーを感じておりますが、素晴らしいキャストスタッフの皆様と、この夏を駆け抜けたいと思います!
●吉沢亮さんのコメント(沖田総悟役)
昔からジャンプは大好きでしたが、銀魂に関しては子どもながらに読んではいけないマンガだと思っていたので、今まで触れて来ませんでした。
今回出演させていただくということで、全巻読みました。読んではいけないマンガでした。
最高にくだらなくておもしろい原作プラス福田さんという恐ろしい現場ですが、最後まで生き抜きたいと思います。
●中村勘九郎さんのコメント(近藤勲役)
去年の秋ころに、小栗くんから電話で「勘ちゃん、銀魂やるんだけど…」と言われまして、私の口から「俺ゴリラでしょ?」と言わせてもらいました。
小栗くんもとても驚いていました。週刊少年ジャンプは小学生のころから今も購入している愛読書で、実写化するなら近藤勲役をやりたいと思っていたので本当に光栄です。
小栗くんとは前々から知り合いで、いつか一緒にやりたいねと話していたのですが、最初の共演が『銀魂』になりました。
僕自身、元々下ヨリの発言・行動、そして思考しかありませんので近藤の役に素直に入れました。
通称“ゴリラ”ということで、1月半前くらいからジムに通いまして、体を鍛えております。
原作・アニメをご存じの方もわかるように(近藤は)ムキムキですから、そこまでは到底追いつかなかったですが、精一杯やりますのでぜひ劇場で体感してください。
■実写映画『銀魂』作品概要
・脚本/監督(敬称略):福田雄一
・主演(敬称略):小栗旬
・原作:『銀魂』空知英秋
・製作:「銀魂」製作委員会
・制作プロダクション:プラスディー
・配給:ワーナー・ブラザース映画
(C)空知英秋/集英社 (C)2017「銀魂」製作委員会