2016年8月10日(水)
ガンホー・オンライン・エンターテイメントから発売中のニンテンドー3DS用冒険パズルRPG『パズドラクロス 神の章/龍の章』。
アプリ『パズル&ドラゴンズ(パズドラ)』の有名プレイヤーであるLUKAさん&だーまえさんのクリエイターコンビ“るーまえ”に本作をプレイしてもらい、その感想をお聞きしました。
『パズドラクロス 神の章/龍の章』は、パズルの楽しさはそのままに、RPG要素をより強めた『パズドラ』シリーズ最新作。新たな冒険の舞台で、新たな主人公たちが壮大な物語を紡いでいきます。
▲だーまえさん(左)&LUKAさん(右)。アプリ『パズドラ』をはじめとしたさまざまなゲームのおもしろさを動画で伝えるゲーム実況者コンビ・るーまえとして活動中。 |
※本インタビューはゲーム発売前の体験プレイをもとに実施したものです。
――『パズドラクロス』をプレイしての率直な感想を聞かせてください
LUKA:パズルの仕方やスキルの使い方などのさまざまな要素で勝敗が決まるので、僕は対戦プレイが一番おもしろいと感じました。覚醒スキルの自由度が高いところなど、プレイする人によってスタイルが変わる部分もいいですね。同じモンスターでも違った使い方ができると思います。
だーまえ:自分も対戦プレイと、あと友だちと協力してワイワイ遊べるところが気に入りました。ソウルアーマーや新規モンスターのような独自の要素も多くて、『パズドラ』をプレイしている人でもやり込める作品だと思います。
――対戦プレイと協力プレイがおもしろく感じた具体的な理由を教えてください。
LUKA:対戦は『パズドラ』にない要素なので新鮮で、お互いに戦略を考えてぶつかるので好きです。勝つためにはパズル力だけではなく、どのような戦い方をすればいいかをその場その場で考える必要があります。
例えば、“稲田の女神・クシナダ”のダメージ軽減スキルを使った時に、相手が防御力を下げるスキルを使ったら効果が弱まってしまいます。そのような「相手がこのスキルを使ってきそうだから、このスキルを使おう!」という駆け引きがとてもおもしろいですね。
協力プレイに関しては、ソロでやるよりもダンジョンをクリアしやすいのがいいですね。友だちがあまり強くなくても、そのぶん自分が強ければ助けられるので、お互いにサポートできるのが好印象です。
だーまえ:対戦プレイは『パズドラ』にはないシステムだし、確実に楽しめる要素だと思います。協力プレイで友だちとか複数人で遊べるのはもちろん、味方を回復してあげたり助け合いができたりするところもおもしろいです。
――『パズドラクロス』の独自システムで気に入った点はありますか?
LUKA:だーまえくんは、どのような仕様かまだ知らないかもしれないけど、僕は“魂(ソウル)キャプチャー”が気にいっています。敵の体力が減るとキャプチャーが可能になりますが、この時に背景が暗くなり、ドロップがレインボーに輝きます。この盤面の美しさがたまりませんね。
だーまえ:魂キャプチャー?
LUKA:『パズドラクロス』にはソウルアーマーがあるけど、それを作成にするために“モンスターの魂(ソウル)”が必要になるんだよ。キャプチャーすればそのモンスターの魂がゲットできる。
だーまえ:なるほど! 敵を捕獲する感じなのね。
▲その場で魂キャプチャーをやってみることに。 |
だーまえ:おお、すごくキレイだね! これが一番気にいった!
LUKA:今のは弱いモンスターだったから簡単にできたけど、もっと強い敵だとなかなか捕まえられないんだよね。その難しさも楽しさの1つだけど。
ちなみに魂キャプチャーは1回のバトルで最大3回までできるんだけど、2人でやれば実質6回になるから、そういう点でも協力プレイがおすすめなんだよね。
だーまえ:ここでも協力プレイが活かされるのか!
LUKA:あと、“クロスドロップ”を消すとコンボ数が増えるのも、戦略の幅が広がっていいですね。クロスドロップを盤面にためておけば、ボス戦とかで一気に火力を出すこともできますし。
だーまえ:『パズドラ』とは少し違ったパズルができるのも楽しいね。
――気になるキャラクターやモンスターを教えてください。
LUKA:僕は“神罰の審理者・メタトロン”が好きですね。『パズドラ』の“神書の管理者・メタトロン”の色違いで、とにかく色合いがいいんです。“90%のダメージ軽減+ドロップ強化”のスキルを持っているので、実用性の面でも気に入っています。
だーまえ:自分は“カースドラゴン”の進化後や『パズドラクロス』のオリジナルモンスターが気になりました。あとは何といっても、龍の章に出てくる“ブレイブX(クロス)ドラゴン”。パッケージモンスターだけあって、メチャクチャかっこよくないですか?
――ニンテンドー3DS用でのパズルの操作感はいかがでしたか?
だーまえ:自分は普段から本気でパズルする時はタッチペンを使っているので、まったく気になりませんでしたね。3DSのタッチペンのペン先が細いおかげか、ドロップを斜めに移動する時もスムーズでした。
LUKA:『パズドラ』では基本的に指でパズルを操作していますが、タッチペンを使う操作が難しいとは思いませんでしたね。不自由なく操作できた印象です。
――「こんな遊び方をしたらおもしろい!」といったおすすめの遊び方はありますか?
LUKA:『パズドラクロス』をプレイしている隣で『パズドラ』もプレイするとか! 生粋の『パズドラ』プレイヤーになれると思います。
だーまえ:脳みそがパンクしそうなくらい忙しくなりそうだね(笑)。
――『パズドラクロス』から『パズドラ』に逆輸入してほしい要素があれば教えてください。
だーまえ:個人的には魂キャプチャーみたいなシステムを『パズドラ』に取り入れてもらいたいです。ソウルアーマーがないので、もし本当に実装するならばモンスターのドロップ率を上げるとかですかね。
LUKA:そうなると今までは全力でコンボして倒すのが基本だったけれど、あえて体力をギリギリまで減らすパズル操作が重要になるね。体力がギリギリ残ったら、敵の強力な攻撃が飛んでくるから、回復ドロップの十字消しでダメージを軽減できるリーダースキルとかが有用になる場面も増えそう。
▲敵モンスターの“根性”を解除するのではなく、わざとミリ残しすることでメリットが得られるというのはおもしろそう。 |
――どうすれば、るーまえさんのようにパズルが上手くなれますか?
LUKA:ドロップの組み方を覚えることが上達する一番のコツだと思います。例えば、L字の形をした3つドロップなら、上からと角から始めれば簡単につなげることができます。このような基本パターンをしっかりと覚えていき、それが複合した形に応用していきます。
あとは、それらを踏まえて「この配置ならこのルートで一気にそろえられる!」という最適ルートをどれだけ把握できるかですね。それはやり込めば自然と身についてきます。
だーまえ:LUKAくんはずっと『パズチャレ』の練習とかもやっているしね。しかも、ただ練習するだけではなくて純粋に楽しめているから、吸収するスピードも早いのかな。
LUKA:1日に10時間以上ずっとプレイしていることもあるしね(笑)。だーまえくんが言ったように、楽しみながらパズルができているのも重要だと思います。
――るーまえさんにとって、『パズドラ』シリーズを一言で表すと何でしょうか?
だーまえ:LUKAくんも含めてさまざまな人と出会えたのもそうですし、現在自分が行っている活動の原点ですね。一言で表すなら“人生を変えたゲーム”でしょうか。
LUKA:確かにそうだね。僕とだーまえくんは出会っていなかったし、『パズドラ』シリーズにかかわる仕事もしていなかったと思う。そういった意味も含めて僕は“自分が一番本気になれるもの”です。
――最後に『パズドラ』の先輩として、これから『パズドラクロス』を始める方にメッセージをお願いします。
LUKA:1人でも十分に楽しめますが、ぜひ協力や対戦プレイで友だちと一緒にプレイしてほしいです。やり込み要素はたくさんありますけど、システムが難しいということはなく理解しやすい作りになっているので、小学生から大人まで幅広く遊べるゲームだと思います。
だーまえ:『パズドラ』をプレイしたことがない人がイチから始めても楽しめる作品になっていると思います。ぜひ、夏休みにクーラーの効いた部屋で涼みながら(笑)、『パズドラクロス』を楽しんでみてください。
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