2016年8月10日(水)
ヒューネックスは、PS Vita専用ソフト『乙女理論とその周辺 -Bon Voyage-』を11月24日に発売します。価格は限定版が8,900円+税、通常版が6,900円+税、ダウンロード版が5,900円+税です。また、本作の新キービジュアルが公開されました。
本作は、ハイスペック女装っ子の学園潜入ラブコメ『月に寄りそう乙女の作法』シリーズ第2弾です。前作『月に寄りそう乙女の作法』の続編タイトル『乙女理論とその周辺』がPS Vitaへ移植決定。今度は舞台がパリへと移り、新たな攻略ヒロインやサブキャラクターが登場します。
さらに、本作では人気の妹キャラ・大蔵りそながメインヒロインになっている他、PS Vita版オリジナル要素が盛り込まれています。原画は前作に続き、人気のイラストレーターである鈴平ひろさんと西又葵さんが担当。華やかで可愛らしいキャラクターたちが作品を彩ります。
●PS Vita版『乙女理論とその周辺 -Bon Voyage-』オリジナル要素
・Navel原作スタッフの全面協力による、PS Vita版オリジナルの新シナリオや新ビジュアルが追加。
・PC版アペンドディスクで追加された、主人公(小倉朝日)のボイスが搭載。
・PS Vitaのタッチスクリーン操作に対応&前作PS Vita版でも好評だった、専用ボイスのクロック機能が搭載。
・前作『月に寄りそう乙女の作法』のアフターストーリーが収録。
※プレイするためにはPS Vita『月に寄りそう乙女の作法 ~ひだまりの日々~』のセーブデータが必要になります。
●あらすじ
主人公“大蔵遊星”は、日本の財界を代表する“華麗なる一族”大蔵家の末端に、望まれぬ子として生を受けました。
長じて人並みの夢と希望を手に入れた遊星は、名前と性別を偽り“桜小路ルナ”に仕えることで、大蔵家という自らを閉じこめる籠を脱して夢の一端に触れることができました。
しかし些細なミスで掴んだ夢の端は崩れおち、居場所をなくした遊星は、兄に拾われて再び籠の中の鳥となりました。
“フィリア女学院日本校”へ通えなくなった遊星のため、妹“里想奈(りそな)”は“パリ本校”への留学を提案します。遊星は再び庶民の娘“小倉朝日”となり、りそなに使えるメイドとして、服飾専修機関へ通うこととなりました。
新しい国でさまざまな出会いを経験し、遊星兄妹の主従としての生活が始まりました。遊星=朝日は自らの夢を追い、りそなは自立するための勇気を求めます。しかしすべてが前途洋々に進むはずもなく、新天地の厳しさ、2人を逃がした兄、さらには大蔵家の追跡が襲いかかります。
果たしてお互いの願いを支えあいながら、遊星兄妹は学院生活を送ることができるのでしょうか?
『乙女理論とその周辺 -Bon Voyage-』の物語は『月に寄りそう乙女の作法 ~ひだまりの日々~』のバッドエンドからの流れをくむ内容になります。本作には、『月に寄りそう乙女の作法~ひだまりの日々~』のキャラクター別エンド後のエピソードとなるアフターストーリーが収録されます。
本作に登場するキャラクターの情報が公開されました。
「使用人が主人の交友関係に関わろうとするなど許されることではありませんが、彼女は私にとって肉親同然の大切なひとです」
・キャラクターデザイン:鈴平ひろ
・身長:164cm
性別や素性を偽り、妹である大蔵りそなに仕えるメイドとしてフィリア女学院パリ校へ通っています。以前は桜屋敷で桜小路ルナに仕えていましたが、性別が露見したために放逐同然の形で屋敷を追われました。
幼い頃に教育の一環として世界各地を周遊させられたため、海外での生活はお手のもの。その経験を活かして、海外留学を望む妹・りそなを側で支えるために、再び女装をして服飾専修機関へ潜入することになります。
「聞いてください、妹、とうとう見つけました。スウェーデンには異母兄妹の結婚を認めた判例があってですね」
・キャラクターデザイン:鈴平ひろ
・身長:149cm
・スリーサイズ:B85/W56/H81
主人公の遊星と血の繋がった実の妹(異母兄妹)。負けず嫌いで自尊心が高いものの、見知らぬ人間の前では無口になる典型的な内弁慶です。幼い頃に遊星と出会い思慕の情を抱くも、その後は思春期の年齢に達するまで再会することはありませんでした。
そのために通常の兄妹とは違い別居期間が長く、その結果憧れが肥大化し、本人曰く恋愛感情にまで発展している重度のブラコン。現状から脱却するために新天地での再スタートを望み、兄である遊星にパリ留学への同行を依頼することになります。
「いいえそんな、気になさらないでください。どうしてお礼を言われているのかわかりませんが、きっと神の思し召しです」
・キャラクターデザイン:西又葵
・身長:148cm
・スリーサイズ:B80/W55/H81
フランスの中でも、過疎化の進む片田舎の修道院で育った素朴な少女。ニューヨークからパリへ引っ越してきた両親とは死に別れ、現在は天涯孤独の身です。幼少時に修道院へ預けられていたブリュエットとは幼なじみの関係です。
その頃に、女性同士で結婚ができないということを知らないまま、ブリュエットと見様見真似で式を挙げた経験を持っています。現在でもブリュエットとの交流は続いており、彼女から付き人として誘われフィリア女学院パリ校へ通うことになります。
「そんな義務的に言われても、気持ちが伝わってこないよ?」
・キャラクターデザイン:西又葵
・身長:160cm
・スリーサイズ:B88/W55/H82
愛称は“エッテ”。自らの身分を顧みない、奔放で明るく、親切な旧貴族のお嬢様です。性格には気取ったところがなく、フォーマルな場でなければ誰が相手でも同じ話し方をします。
フランス内の上流階級で育ったお嬢様界隈に友人が多く、クラスでも同級生から信頼を受けています。プランケット家の家訓で幼少時を修道院で過ごすことと決められており、そこで孤児として預けられていたメリルと知り合います。
メリルのために何かをしたいという気持ちから、その服飾の才能を伸ばすために正しい授業を受けさせるべきだと考え、自分の付き人としてプランケット家で雇い、ともにフィリア女学院パリ校へ進学します。
■『乙女理論とその周辺 -Bon Voyage-』スタッフ・出演(敬称略・順不同)
【スタッフ】
・原画: 鈴平ひろ、西又葵
・シナリオ:東ノ助、王雀孫、森林彬、真紀士
【出演】
・小倉朝日(大蔵遊星):中村繪里子
・大蔵りそな:又吉愛
・メリル・リンチ:後藤麻衣
・ブリュエット・ニコレット・ブランケット:清水愛 他
【出演(『月に寄りそう乙女の作法』のアフターストーリー)】
・桜小路ルナ:大橋歩夕
・柳ヶ瀬湊:吉田真弓
・ユルシュール・フルール・ジャンメール:小野涼子
・花之宮瑞穂:咲乃藍里 他
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