2016年8月12日(金)
ライチュウの新特性の効果は? ニャースは王族に献上されてわがままに!? 『ポケモン サン・ムーン』の設定公開
ポケモンが11月18日に発売予定の3DS用ソフト『ポケットモンスター サン・ムーン』の最新情報を紹介します。
本作は、『ポケットモンスター』シリーズ最新作。シリーズで初めて、言語を9種類から選んで遊ぶことができます。また、“ポケモンバンク”を通じて、『ポケットモンスター 赤・緑・青・ピカチュウ』から本作にポケモンを連れていけます。
公開された情報は、アローラ地方のポケモンたちに関するものです。
●【公式】『ポケットモンスター サン・ムーン』最新ゲーム映像(8月11日公開)
アローラ地方に生息する新たなポケモンたち
新たなポケモンとなるヨワシ、ナマコブシ、ネマシュの情報が公開されました。
ピンチになると海の魔物へと姿を変える“ヨワシ”
・名前:ヨワシ(たんどくのすがた)
・分類:こざかなポケモン
・タイプ:みず
・高さ:0.2m
・重さ:0.3kg
・特性:ぎょぐん
●弱いのに恐ろしい?
1匹のヨワシはとても小さくて弱い。しかしアローラ地方の人々には、恐ろしいポケモンとして認知されているようです……。
●小さくて弱々しい体
高さは0.2mと、ポケモンの中でもかなり小さい。
●仲間の助けを呼ぶ“目”
ピンチになると瞳が潤み発光し、仲間へのSOSサインが送られます! そして……。
ピンチになると姿を変える! ギャラドスも逃げ出す、ヨワシの“むれたすがた”
・名前:ヨワシ(むれたすがた)
・高さ:8.2m
・重さ:78.6kg
●陣形を取り海の魔物に!
弱いはずのヨワシが、海の魔物と呼ばれるゆえんが、この“むれたすがた”です。SOSを受け取ったヨワシの仲間たちが集まって巨大な陣形を取ることに。
●修羅場の数が強さの証!
数々のピンチに遭遇し、仲間を呼んだ経験の多いヨワシは、目から発する光が強くなります。より多くの仲間を集め、より強力に変身できるようになる!
●新特性“ぎょぐん”
ヨワシは、これまでどのポケモンも持っていなかった新しい特性“ぎょぐん”を持っています。“ぎょぐん”の特性によって、一定以上のレベルになっていれば、バトルの時に“むれたすがた”になることができます。
口から出る内臓で殴りかかる“ナマコブシ”
・名前:ナマコブシ
・分類:なまこポケモン
・タイプ:みず
・高さ:0.3m
・重さ:1.2kg
・特性:とびだすなかみ
●拳に見える内臓
ナマコブシは、トゲや口を触られることを嫌がり、踏まれたりすると、口から拳のような形の内臓を吐き出し、殴りかかります。
●ナマコブシ投げの風習
ナマコブシは気に入った場所を見つけると、そこから動かず、動かされてもそこに戻ってくるため、そこに食べ物がなくなると飢えてしまいます。
哀れに思ったアローラの人々の間では、痩せたナマコブシを見つけるとエサのある海に投げる習慣ができました。
●ナマコブシ投げのバイト
ナマコブシは、その見た目や生態から観光客には気味悪がられており、観光客向けのビーチではナマコブシを海に投げるバイトが存在します。ですが、遠くへ投げても、元いた場所に戻ってきてしまいます。
●保湿効果のある粘液
ナマコブシは、ぬるぬるした粘液で覆われています。この粘液は保湿効果があり、陸上でも1週間は乾燥しません。アローラの人々は、この粘液をスキンケアに使っています。
●新特性“とびだすなかみ”
ナマコブシは、これまでどのポケモンも持っていなかった新しい特性“とびだすなかみ”を持っています。
“とびだすなかみ”の特性によって、倒れた際に、最後に攻撃を受けたときに残っていたHPの分だけ、相手にダメージをあたえることができます。
光る胞子を振りまく“ネマシュ”
・名前:ネマシュ
・分類:はっこうポケモン
・タイプ:くさ・フェアリー
・高さ:0.2m
・重さ:1.5kg
・特性:はっこう/ほうし
●光る胞子
ネマシュがばらまく胞子は、弾けたときに強く光り、その明滅を見ると眠気に襲われます。ネマシュは、危険を感じたときに、この胞子を振りまきます。
●仲間とのコミュニケーション
ネマシュは、脚のような根を接触させて、ほかの仲間とコミュニケーションを取ります。危険を感じたネマシュたちが、一斉に胞子をばらまいた際、偶然上空を通りかかった飛行機が、大事故を起こしかけたという話があります。
●夜行性で夜中に歩き回る
ネマシュは夜行性で、夜中に脚のような根で歩き回ります。一カ所に留まり養分を吸い続けて、周りの植物を枯らせないようにすみかを変えます。
アローラ地方の環境に適応した姿を持つポケモンたち
一部のポケモンは、アローラ地方の独自の自然環境に適応し、ほかの地域とは異なる姿をしています。姿が異なるポケモンたちは“リージョンフォーム”と呼ばれ、アローラ地方に根付いたポケモンとして、生活しています。
“リージョンフォーム”のポケモンたちは、姿が異なるだけでなく、その生態も、これまで発見されている姿とは異なっているようです。
尻尾に乗って浮遊する“ライチュウ”
▲アローラ地方で見られるライチュウ。 |
・名前:ライチュウ(アローラのすがた)
・分類:ねずみポケモン
・タイプ:でんき・エスパー
・高さ:0.7m
・重さ:21.0kg
・特性:サーフテール
▲これまでに発見されていたライチュウ。 |
●サイコパワーを操る
アローラ地方のライチュウは、でんき・エスパー2つのタイプを持ち、サイコパワーを操る力を持っています。サイコパワーを尻尾に集中し、尻尾に乗って浮遊することもできるのです。
●電気袋から出る香り
ライチュウの頬には電気袋があり、その電気袋を揉むと甘い香りが出てきます。メカニズムは解明されていませんが、ライチュウの持つサイコパワーに関係があると考えられています。
●姿を変えた理由
アローラ地方のライチュウが姿を変えた理由は、研究者にもわかっていません。アローラ地方の人々は、「丸くてふわふわなパンケーキを食べたからじゃない?」と気にしていない様子。
●新特性“サーフテール”
ライチュウは、これまでどのポケモンも持っていなかった新しい特性“サーフテール”を持っています。“サーフテール”の特性によって、場がエレキフィールドであれば、すばやさが倍になります。
プライドの高い切れ者“ニャース”
▲アローラ地方で見られるニャース。 |
・名前:ニャース(アローラのすがた)
・分類:ばけねこポケモン
・タイプ:あく
・高さ:0.4m
・重さ:4.2kg
・特性:ものひろい/テクニシャン
▲これまでに発見されていたニャース。 |
●王族のパートナー
ニャースはかつて、アローラ地方には生息していませんでした。他の地方から王族への献上品として送られ、限られた人だけがパートナーにできました。
●プライドの高さとずる賢さ
アローラ地方のニャースは、ずる賢さとプライドの高さが特徴。特に小判が汚れることとプライドを傷つけられることを嫌い、ヒステリーを起こしてしまいます。
●姿を変えた理由
王族へと献上されたニャースですが、贅沢で甘やかされた生活をしているうちに、わがままかつプライドの高い性格に変化したと言われています。
●王政の崩壊と野生化
かつては希少だったニャースも、王政の崩壊とともに野生化し、今ではアローラ地方でも普通に見られる、一般的なポケモンとなりました。
炎を操り舞い踊る“ガラガラ”
▲アローラ地方で見られるガラガラ。 |
・名前:ガラガラ(アローラのすがた)
・分類:ほねずきポケモン
・タイプ:ほのお・ゴースト
・高さ:1.0m
・重さ:34.0kg
・特性:のろわれボディ/ひらいしん
▲これまでに発見されていたガラガラ。 |
●燃える骨で戦う
アローラ地方のガラガラは、骨を額に当てて勢いよく擦ることで骨に不思議な炎をまとわせます。両端に炎を宿して、回転させます!
●姿を変えた理由
アローラ地方には、天敵のくさタイプのポケモンが多数生息し、カラカラやガラガラには過酷な環境。そのため、仲間と強く結束して生きており、仲間への想いから霊感に近いものを得て、姿を変えたと言われています。
●魔術師と呼ばれたポケモン
ガラガラは、その珍しさと骨を持って舞う姿から、アローラの人々に魔術師と呼ばれ恐れられてきました。
●火の玉を放つ
ガラガラは、骨を振るって火の玉を放つ攻撃も得意。ガラガラの放つ火の玉は、威力はそれほどでもないが、相手を追尾して追い詰めます。
アローラ地方のならずもの集団“スカル団”
アローラ地方には、人々から迷惑がられる、ならずもの集団“スカル団”がいます。他人のポケモンを奪ったり、試練の場を荒らしたりと、さまざまな悪事を働いています。
ならずものたちを束ねるボス“グズマ”
スカル団のボス。バトルでは容赦ない攻撃を相手に浴びせます。腕は確かなようですが、キャプテンに「なれなかった」と言っています。ククイ博士とはなぜか対立しているようです。
団員たちの姉貴分“プルメリ”
スカル団の幹部。スカル団を束ねているアネゴ的存在。したっぱの団員たちを可愛がっているようで、したっぱたちがやられるのは我慢ならないらしい。
したっぱ団員たち
スカル団のしたっぱ団員。男女ともに、おそろいの“スカルタンクトップ”という黒いタンクトップを着ています。これは支給品ではなく、それぞれが自分で買っているのそうです!
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