News

2016年8月17日(水)

お盆休みでボケた頭を混乱させるバカゲーに注意。かわいい猫にだまされるな!

文:Taka

 お盆休みでボケた頭をスッキリさせようと、かわいい猫が登場するゲームを遊び始めたつもりが、なぜかエビやはまぐりといった海産物が活躍をし始めて大混乱です。なんなの?

 そんなわけで(どんなわけで)、ハップが配信中のiOS/Android用アプリ『ニャードル』を紹介します。ごめんなさい。混乱気味です。

『ニャードル』

 まずは紹介動画を見ていただくのが早いと思います。ニャーと鳴く猫がハードルを飛び越えるゲームだから、『ニャードル』というゲーム名なんだなあと、最初は秩序に満ちています。

 5秒、10秒、15秒。ハードルだけじゃなくて跳び箱や家具なんかもジャンプしていきますが、まあ、『ニャードル』というタイトルに納得がいきます。

●動画:『ニャードル』紹介動画

 ただ、15秒を超えたあたりから猫ではなくリスやカエルがジャンプをし始めて、違和感を受け始めます。でも、まだ許せます。

『ニャードル』
▲タップでジャンプ! 韻を踏んでる気がします。

 ツッコミをいれざるをえなくなるのは、23秒あたりからですかねえ。スライディングタックルをしてくる選手をニワトリがジャンプしたり、新幹線の上を馬が走ったり、『ニャードル』という言葉が意味を失っていきます。

 そんなタイトルに偽りありと言わざるを得ない『ニャードル』ですが、ゲーム内容はシンプルで、短時間で気軽に遊べるアクションゲームです。タップするとキャラクターがジャンプするという簡単操作。

 長い間タップすると、キャラクターがハイジャンプします。それだけです。

『ニャードル』
▲長押しすると、はい、ジャンプ。もといハイジャンプ。高く跳ぶ、ということです。

 これらのジャンプを使い分けて、障害物を超えていくわけですね。そのゲーム性自体は普通なのですが、問題はその世界観にあります。

カオスなキャラクターと障害物

 このゲームの特徴は、そこかしこにカオスな部分がちりばめられているところです。

『ニャードル』

 最初に操作できるキャラクターは猫のみですが、プレイ中に手に入れたコインを10枚集めることでガチャが行えます。

『ニャードル』
▲ガチャ運がない自分ですが、ガチャに挑戦。余談ですが、サングラスをかけた女性の微妙なブサイクさにも心が震えます。
『ニャードル』

 このガチャを引くとキャラクターが獲得できます。しかし、そのキャラクターはエビやはまぐりとカオスなキャラクターばかり。なぜ、このセレクトなのか……。

『ニャードル』
▲ジャーンジャーン。げえっ、はまぐり(マルスダレガイ上科マルスダレガイ科に分類される二枚貝の1種)。なぜ、デフォルトキャラの猫よりも弱そうなやつが……。

 なお、キャラクターは豊富に用意されています。キャラクターの選択画面でそれが確認できます。

『ニャードル』
『ニャードル』
▲シルエットでわかるように、ゾウやカンガルーもいます。
『ニャードル』
▲動物以外に人もいます。明らか人と神話に出てきそうな人もいます。そして、杖をついていてジャンプができなさそうな人もいます。
『ニャードル』

 また、キャラクターごとにジャンプのエフェクトが違うこだわりが素敵です。はまぐりは、ジャンプするたびに“ぱー”、“ぱー”という鳴き声のようなものを発します。僕ははまぐりの鳴き声を知りませんが、たぶん違うような気がします。

 あと、エビの場合は“シャ”という鳴き声のようなものを発します。これもたぶん、ウソなんじゃないかと勘ぐっています。僕は正直、『ニャードル』をあまり信用していません。

 それはさておき、キャラクターを変えることで、猫ゲーだったはずが、はまぐり、エビゲーに変身。このカオスな部分がクセになりました。

『ニャードル』
▲猫ゲー、ばいばい。はまぐりさん、いらっしゃいませ!

●ステージもカオス

 ステージ1は、猫とハードルが登場するステージです。しかし、プレイを進めていくうちに忍者が出てきます。さらに、サッカーキャラクターも登場します。

『ニャードル』

 時には、懸垂をする男が顔を出して妨害することも。突拍子もない障害物が笑いを誘います。えふっ。変な笑いが出ちゃう系です。

『ニャードル』
『ニャードル』

 また、キャラクターによっては、明らかにシュールな光景になってクスリとできます。えふっ。

『ニャードル』
▲はまぐりが、スライディングで、蹴られたよ。ちゃんとボールを、蹴ってほしいな~。おや、偶然短歌に。これも『ニャードル』が起こした奇跡か、はたまた運命のイタズラか……。

 なお、クリアしたステージは後で選択ができるので、お好きなシチュエーションを何度も楽しめます。また、障害物に当たってゲームオーバーになっても、何度も挑戦して遊ぶことができます。

 カオスなバカゲーですが、こういうところは良心的で常識的なギャップに心が奪われそうになりますね。

『ニャードル』
『ニャードル』

 10分という限られた時間でも十分に遊べるので、気が向いたらプレイしてみてはいかがでしょうか。賛否両論はあるゲームだと思いますが、僕はいい意味で頭が混乱させられて、ハッピーになれました! ぱるぷんて!!

 なお、“10分で十分遊べる”はダジャレではありませんので、誤解なきよう、よろしくお願いいたします。

(C)hap Inc. All Rights Reserved.

データ

▼『ニャードル』
■メーカー:ハップ
■対応端末:iOS
■ジャンル:ACT
■配信日:配信中
■価格:無料
▼『ニャードル』
■メーカー:ハップ
■対応端末:Android
■ジャンル:ACT
■配信日:配信中
■価格:無料

関連サイト