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2016年8月19日(金)

『BLEACH(ブリーチ)』が2018年に実写映画化。一護役は福士蒼汰さん・監督は佐藤信介さんに決定

文:イズミン

 久保帯人さんが手掛ける漫画『BLEACH(ブリーチ)』の実写映画が2018年に公開されることが明らかになりました。主演の福士蒼汰さん、監督の佐藤信介さん、原作の久保帯人さんからのコメントが到着しています。

『BLEACH』
▲コミック一巻書影。

 主人公・黒崎一護を演じるのは『神さまの言うとおり』、『ストロボ・エッジ』などに出演した福士蒼汰さん。監督は『GANTZ』や『アイアムアヒーロー』などの佐藤信介さんで、『ハリー・ポッター』や『るろうに剣心』シリーズのワーナー・ブラザース映画が総力を上げて製作します。

『BLEACH』

 本作品は霊が見えること以外は普通の高校生・黒崎一護が、ある日突然現れた死神・朽木ルキアから死神の力を与えられ、家族や仲間たちのために虚“ホロウ”と呼ばれる悪霊たちと戦う物語です。

 ただのバトルアクションにとどまらず、ルキアとの友情、勝てるはずのない相手に挑む1人の男としての成長、かつ高校生らしい仲間たちや家族との明るい笑いに満ちたストーリーテリングも絶妙に織り交ぜられ、『BLEACH』ならではのテンポ感が人気の秘訣となっています。

 シリーズの中でもファンに根強い人気を誇る“死神代行編”の物語を中心に映画化される予定です。『BLEACH』は15年続いた連載の終了が発表されており、シリーズ終了を名残惜しむファンにとって、今回のニュースはうれしい朗報となりそうです。

 主人公の黒崎一護役を演じることになった福士さんは、「『BLEACH』が実写になると聞いて自分も驚きでした。自分が一護となり死神の代行として、責任を持って演じたいと思います。」と意気込んでいます。

 監督を務める佐藤さんも「『BLEACH』、この壮大な物語を、映画化します。想像力の限りが尽くされたこの世界を、映像の力の限りを尽くして描きます。尸魂界“ソウルソサエティ”、虚“ホロウ”、斬魄刀(ざんぱくとう)、そして福士蒼汰さんが一護として暴れまくる姿、お楽しみに。」とコメント。

 原作者の久保さんは映画化にあたり「幸運にも連載完結のタイミングと重なったので、原作者としてできる限り協力して、『BLEACH』を知らない人にも楽しんでもらえ、『BLEACH』の読者にも満足してもらえるものに近づける一助になればと思っています。」と期待を語りました。

 また、「唯一心配なのは一護の髪の色かなー! あの色実写だとヘンだけどどうすんだろなー!」と福士さん演じる黒崎のビジュアルに期待を寄せました。

 作り手たちの想いに、福士さんも「15年連載が続いた大人気作品が終わりを迎えたことも感慨深いです。読者としては一護や死神たちの雄姿をまだ見ていたい気もしますが、実写でもその雄姿を感じていただければと思います。そして佐藤監督とは映画『図書館戦争』シリーズ以来のタッグです。緊張もしますが、監督を信頼して頑張りたいと思います。」と熱い思いを語りました。

黒崎一護役 福士蒼汰さん

『BLEACH』

●プロフィール

 1993年生まれ、東京都出身。俳優。2011年1月、『美咲ナンバーワン!!』にて俳優デビュー。同年9月より『仮面ライダーフォーゼ』の主人公である如月弦太朗役でテレビドラマ初主演。

 その後、『神さまの言うとおり』『ストロボ・エッジ』など主演映画が大ヒットを記録しました。2013年、NHKの連続テレビ小説『あまちゃん』などに出演。2014年に第38回エランドール賞新人賞、2015年には第38回日本アカデミー賞新人賞を受賞。

【出演作品一覧(一部)】

・『曇天に笑う』(2017年)
・『ちょっと今から仕事やめてくる』(2017年)
・『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(2016年)
・『図書館戦争-THE LAST MISSION-』(2015年)
・『ストロボ・エッジ』(2015年)
・『神さまの言うとおり』(2014年)
・『イン・ザ・ヒーロー』(2014年)
・『好きっていいなよ。』(2014年)

●コメント

 まず『BLEACH』が実写になると聞いて自分も驚きでした。自分が一護となり死神の代行として、責任を持って演じたいと思います。そして、15年連載が続いた大人気作品が終わりを迎えたことも感慨深いです。

 読者としては一護や死神たちの雄姿をまだ見ていたい気もしますが、実写でもその雄姿を感じていただければと思います。そして佐藤監督とは映画『図書館戦争』シリーズ以来のタッグです。緊張もしますが、監督を信頼して頑張りたいと思います。

監督 佐藤信介さん

『BLEACH』

●プロフィール

 1970年生まれ、広島県出身。武蔵野美術大学在学中に脚本・監督を手掛けた16ミリ短編映画『寮内厳粛』が、ぴあフィルムフェスティバル94でグランプリを受賞。『LOVESONG』(2001年)で監督メジャー・デビューを果たしました。

 続く第2作目のアクション映画『修羅雪姫』(2001年)が、世界20カ国以上で公開され称賛を浴びました。2011年、『GANTZ』と続編の『GANTZ:PERFECT ANSWER』が大ヒットを記録。その後も『図書館戦争』シリーズ(2013年・2015年)もヒットし、多くの根強いファンに支持されています。

 『アイアムアヒーロー』(2016年)では、世界三大ファンタスティック映画祭にてグランプリ獲得を含め、5冠制覇しました。現在、最新作『デスノート Light up the NEW world』(2016年)が公開待機中です。

【その他の監督作品】

・『万能鑑定士Q-モナ・リザの瞳』(2014年)
・『ホッタラケの島 遥と魔法の鏡』CGアニメ映画(2009年)
・『砂時計』(2008年)
・『COSMIC RESCUE -The Moonlight Generations-』(2003年)

●コメント

 『BLEACH』この壮大な物語を、映画化します。想像力の限りが尽くされたこの世界を、映像の力の限りを尽くして描きます。尸魂界“ソウルソサエティ”、虚“ホロウ”、斬魄刀(ざんぱくとう)、そして福士蒼汰さんが一護として暴れまくる姿、お楽しみに。

原作者 久保帯人さん

●プロフィール

 1977年、広島県生まれ。漫画家。1996年、『ULTRA UNHOLY HEARTED MACHINE』でデビュー。いくつかの掲載・連載を経て、2001年から『BLEACH』の連載を開始。単行本の累計発行部数8700万部を記録する人気漫画になっています。

 今回の実写映画化の他にも、これまでテレビアニメ化、劇場アニメ化、ミュージカルやゲームにもなるなど、国内外問わず絶大な人気を博しています。

【その他の作品】

・『ZOMBIEPOWDER.』(1999年~2000年)

●コメント

 映画化です。ボンヤリ浮かんでは、なんやかんやで(主に俺のイチャモンにより)立ち消えてた実写映画がついに実現することになりました。

 幸運にも連載完結のタイミングと重なったので、原作者としてできる限り協力して、『BLEACH』を知らない人にも楽しんでもらえ、『BLEACH』の読者にも満足してもらえるものに近づける一助になればと思っています。

 唯一心配なのは一護の髪の色かなー! あの色実写だとヘンだけどどうすんだろなー!

(C)久保帯人 集英社
(C)久保帯人/集英社 (C)2018 映画「BLEACH」製作委員会

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