セガ新作RPG『ワールドチェイン』の現代パートを紹介。時空を超えて戦う“リライター”とは？

文：まり蔵

　セガゲームスから今秋に配信されるスマートフォン用の、物語と物語が繋がっていく“チェインシナリオ”RPG『ワールドチェイン』。話題の新作アプリの内容を、数回にわたって紹介！

　『ワールドチェイン』は、同社の人気スマホアプリ『チェインクロニクル』に続く、新たなチェインシナリオRPG。何者かの手によって歴史がゆがめられた世界を舞台に、“現代”と“過去”が交錯する壮大なストーリーが展開する。

　歴史がゆがみ、人が消えてしまった世界で目を覚ました主人公の手に握られた、謎のスマートフォン“チェインドライバー”。これこそが、時間を超えて歴史を正すための唯一の手段“リライト”を行うための道具だった。現代の学生である“リライター”たちが、戦国時代やローマ時代などさまざまな時代の英雄たちと出会い、絆を深めていくことで、ゆがんだ歴史に隠された真実がやがて明らかに……。

　この記事では、本作の“現代パート”に焦点を当てて、世界観やゲームシステム、そして物語の主役となる個性的な“リライター”たちを紹介していく。

『ワールドチェイン』序盤ストーリー

　人が消えてしまった学園都市・上代市に取り残された主人公は、不思議な声に導かれて時間を移動する力を持った“チェインドライバー”を手にする。その中には“誰かが歴史に干渉した時”に起動するようになっていた、セーフシステムである“シマトラ”がインストールされていた。

　シマトラは上代市に残された主人公らに「タイムトラベルをして、歴史を修正（リライト）してほしい」と頼んでくる。承諾する間もなく、時間を超える“タイムドライブ”をさせられる主人公たち。そのまま歴史を正し、リライトする旅に出るのだった。

シマトラ（声優：水田わさび）

▲シマトラは本作のナビゲートキャラクターとして、主人公をサポートしてくれます。

ゲームの舞台となる“上代市”とは？

　『ワールドチェイン』の舞台は、東京湾に浮かぶ“上代市”。面積3.16平方キロメートル、人口約32,000人の人工島だ。島は大きく分けて、“学園都市区”、“研究都市区”、“商業区”、“リゾート区”の4つに分類される。

　学園都市区は上代市の北東に位置する区画で、“上代学園”を中心としたいわゆる学園都市。学園の小等部・中等部・高等部・大学部を通じて才能のある生徒を育成し、優秀な研究者にすることが目的とされている。リライターたちは皆、この“上代学園”に通う学生だ。

　南東に位置する研究都市区には、巨大な“上代図書館”や数々の研究施設群が存在する。国家規模の機密情報を扱うため、セキュリティが非常に厳しく、研究施設や図書館には一般人は立ち入ることが難しい。

　一方で、商業地区やリゾート区は娯楽施設が充実。商業地区には飲食店やショッピングモール、観光ホテルが建ち並び、リゾート区には大規模テーマパーク“上代ベイポリス”や交通の要となる“上代ベイポリス駅”が設置されている。

物語の主役となる“リライター”たち

　メインストーリーを進めていくと、さまざまな“リライター”が登場する。“チェインドライバー”を使って歴史を正すことができるリライターたち。ここでは、ゲーム序盤に登場する主要人物を紹介する。

主人公
声優：梅原裕一郎

●無口で冷静な優しい男子

　冷静で頭の回転が速く、機転がきく。無口なので、あまり人に囲まれているほうではないが、人嫌いというわけではない。少数の心を許した友人と仲よくするタイプ。みんなに優しくすることができるため、人望は厚い。

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東雲 なぎさ（しののめ なぎさ）
声優：斎藤千和

●品行方正、歴史マニアの才色兼備

　学業優秀かつ品行方正で、学園でも評判の才女。真面目で行動的な、いわゆる委員長タイプの性格。また、極度の歴史マニアであるため、歴史上の大きな事件や偉人と接する際には興奮してしまい、あまり人の話を聞かなくなる。

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織田 信吾（おだ しんご）
声優：櫻井孝宏

●ざっくばらんで純情派のイマドキ大学生

　おおざっぱで、いい加減な性格。父親が政治家で、厳格な家庭環境に反発している。しかし、自分で何かを成すということもできず、反発するだけで何もできない自分に焦りや苛立ちも持っている。遊ぶこと（TVゲーム全般）と自由と味噌が好き。

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常葉・茉莉花・アリーユースフ
（トキワ・マリカ・アリーユースフ）
声優：阿澄佳奈

●スタイル抜群！　食べるの大好きおっとり系中学生

　おっとりしていて、おだやかな性格の中学生。優しい性格のせいか前に出ることが苦手で、やや消極的。見かけによらず大食漢で、特に肉に目がない。海外の血が入っているためか年齢のわりにスタイル抜群で注目を集めやすく、そのため異性からの視線に敏感でやや男嫌いな部分がある。

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エリザベス・ブライトウェル
声優：竹達彩奈

●一本気の自信家女子高生

　高等部に通う女子高生。自信家で、自分は完璧であるがゆえ、常にリーダーであるべきだと考えている。運動神経が抜群にいい。正義感が強く、弱い者を助ける主義。だが、喧嘩っ早いところがある。また語学が致命的に苦手だったり、年下の女の子に目がないなど弱点も多い、トラブルメーカーでもある。

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ホヮン・シャオミン
声優：鳥海浩輔

●毒舌で合理的な計算系秀才

　全科目で主席を取っている、高等部きっての秀才。毒舌で人情味に欠けており、すぐに人を見下した態度を取る。計算高く、常に合理的な判断をしようとするため、直情的なリザやシンゴとは反発することもしばしば。仲間の感情的な行動に戸惑う一面も。人を頼るのが苦手。

リライターの役割は？　強化の方法とは？

●偉人・英雄たちを召喚して白熱バトル！

　バトルでは、リライターたちが自ら戦う他、歴史上の偉人たちを召喚・操作して戦うことになる。新感覚の“R・A・D（リヴァイブ・アクション・ディフェンス）”システムを採用しており、リアルタイムでめまぐるしく変わる戦況を見極め、いつ誰を召喚するかというアクション性と、異なる3つの兵種を用いて敵の特徴を考え攻略する戦略性を体験できる。

●仲間との絆が深まるアドベンチャーパート

　アドベンチャーパートは、無人となった現代の“上代市”を好きな仲間と探索するパート。メインシナリオの進捗度合いで、探索できる場所が増えていく。探索を進めることで、上代市に隠された謎が明らかに……？

　また、一緒に探索することで仲間のリライターと絆が深まり、親密度や兵種への適合率が上昇し、アビリティを会得できる。リライターの強化ができるのは、本パートのみとなる。

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(C)SEGA

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