2016年8月24日(水)

ミカンせいじんが復活。『ウゴウゴルーガ』内で放送されたシュールなアニメの新作が『#ハイ_ポール』で放送

文:イズミン

 フジテレビジョンは、毎週木曜日深夜に放送している『#ハイ_ポール』で8月25日放送話内より『ミカンせいじん』新シリーズとなるショートアニメ『ミカンせいじん現わる』をレギュラーコーナーとして放送開始します。

『ミカンせいじん現わる』

 『ミカンせいじん現わる』は1話約20秒のショートアニメで、ミカンせいじんのよく分からないシュールな生態が観察できます。木曜深夜放送の『#ハイ_ポール』90分の枠の中で、約20秒という超ショートアニメが数回放送されます。

 『ウゴウゴルーガ』内で放送していた独特な世界観はそのままに、敢えて今の世に登場したシュールなキャラクターは、当時を知る方には懐かしく、初めて見る方にはどこか気になってしまうアニメです。

 また、今後フジテレビでは『ミカンせいじん』のグッズ化などアニメ以外の展開も予定し、『ミカンせいじん』というシュールで中毒性のあるキャラクターを幅広い世代に紹介していくとのことです。

『ミカンせいじん現わる』
『ミカンせいじん現わる』
『ミカンせいじん現わる』

 『ミカンせいじん』は、イラストレーター白佐木和馬さんが学生時代に特撮ドラマを見ながらミカンに顔を書いたのが始まりのキャラクターで、1992年~1994年にフジテレビで放送された番組『ウゴウゴルーガ』内のCGアニメコーナー『ミカンせいじん』シリーズとしてアニメ化されました。

 ミカンせいじんは、ローカル3と呼ばれる超次元に存在するミカン星からやってきた地球侵略を企む宇宙人という設定で、独特の表情と、コミカルな動き、シュールなストーリーから人気を集めました。

 1993年には、国産初のスクリーンセイバー『ミカンせいじんスクリーンセイバー』となり注目された他、2005年には子供向けバラエティ番組『ガチャガチャポン!』内のアニメコーナー『ミカンせいじんの30秒学習』として復活。

 2005年~2012年には、WEBアニメーション『ミカンせいじんドリル』、『ミカンせいじんグリル』が配信されるなど根強い人気を誇っています。

●イラストレーター 白佐木和馬さん (『ミカンせいじん』作者)からのコメント

 こんにちはシラサキです。この度、大好きな番組『#ハイ_ポール』に参加させていただきます。『ウゴルー』から作り続けて幾年月、おかげさまで『ミカンせいじん』の作品数は、500本を超えました。

 混沌とした世の中ですが、現実に負けないよう気持ちも新たに『シュールでカオスな世界』にチャレンジいたします! 新しい世代の人にも楽しんでいただけたら幸いです。それでは真夜中にお会いしましょう。

白佐木和馬(シラサキカズマ)さんプロフィール

 1966年広島県生まれ。筑波大学芸術学群洋画科卒業。1990年よりテレビ番組、ゲームソフトを中心に幅広く活動。『シュール&ピース』なキャラクターデザインとポップな世界観が特徴。

 代表作は『ミカンせいじん』、『いないいないばあっ!』他。

■ショートアニメ『ミカンせいじん現わる』概要
【放送日時】8月25日25:25~26:55『#ハイ_ポール』内で放送開始
【アニメーション制作(敬称略)】白佐木和馬

■情報バラエティ番組『#ハイ_ポール』概要
【放送日時】毎週木曜日25:25~26:55
【声の出演(敬称略)】尾崎世界観(クリープハイプ)
※放送時間は予告なく変更となることがあります。

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