2016年8月28日(日)
角川ゲームスは、2016年発売予定のPS4/PS Vita用ソフト『GOD WARS ~時をこえて~』のメインビジュアル、本作の世界観やプロローグ、キャラクターを公開しました。
▲メインビジュアルが初公開! |
本作は、“日本最古の歴史書である古事記”と“古来、人々が親しんできたお伽話”を融合させた世界を冒険するタクティクスRPGです。古代日本の若きリーダーたちの葛藤と成長が描かれます。
美しい自然に囲まれ、人々と八百万の神々が住む瑞穂の国が舞台となっています。
稲作や製鉄技術が普及し始めた古代瑞穂国の富士、出雲、日向の3大国を舞台に王子と王女が苦難に直面し、乗り越えながら自然や神々との共存を模索していく物語が展開されます。
●富士国(ふじのくに)
富士山を中心とした最古の王国。瑞穂国の母性を象徴する存在。人々は、自然や先祖を神として崇拝しており、中でも、イザナギとイザナミを瑞穂国創生の神として厚く敬っています。
建国者であるツクヨミは、自然の神々や黄泉の国の神々と対話する能力を持つ巫女です。
●ツクヨミ(声優:中村千絵)
富士国の女王。サクヤ、カグヤの母。優しく慈愛に満ちた女性。13年前、神々の怒りを鎮めるために、富士の火口へ生け贄として娘のサクヤを捧げます。
それ以後、キツネと呼ばれる男に政治を任せて姿を消し、行方知れずとなっています。
●物語は日本神話やお伽噺でおなじみの登場人物が織り成すもうひとつの日本神話
主人公・カグヤは“生贄の定め”に抗い、自らの手で運命を切り拓くため、幼き日に別れた母を探す旅に出ます。
その先に待ち受けるは富士、出雲、日向による三国の争い。冒険の中で出会う、多くの仲間たちとともに、数々の苦難を乗り越えていきます。
【プロローグ】
遥か昔、富士国・出雲国・日向国と呼ばれる3国を中心とする美しい国があった。
その国の名は瑞穂国。瑞穂国の民は、穏やかで争いごとを好まず、祖霊を敬い自然と共生しながら平和に暮らす民であった。
しかし、瑞穂国に稲作技術が生まれ、鉄文明を利用し始めると、人々は争いを始め、自然を破壊し、祖霊をないがしろにするようになった。
そんな中、瑞穂国の各地で洪水や地震、噴火などの天変地異が発生し始める。
世界に破滅をもたらす大噴火を防ぐため、富士国女王ツクヨミは愛娘サクヤを生贄として火口に捧げ、さらに新たな危機に備えるためサクヤの妹カグヤを竹の結界に幽閉すると、ツクヨミはそのままどこかへ姿を消してしまった。
それから13年。結界の中で美しく育った王女カグヤを、幼なじみの少年キンタロウが農民の蜂起に乗じて助け出す。
▲幼くあどけない表情を見せるサクヤ。しかし彼女には、悲しい運命が待っていました。 |
▲それは、富士の山の怒りを鎮めるために、生け贄になることです。 |
▲生け贄という定めを課せられたカグヤは、13年もの間、囚われの身となっています。 |
▲カグヤとキンタロウの出会いを、竹の花が祝福。 |
▲クマの背に乗り旅立つキンタロウとカグヤ。カグヤの母を捜す冒険が始まります。 |
▲次の目的地を相談するキンタロウとカグヤ。 |
▲カグヤを執拗に付け狙う富士の追手を追い払うキンタロウ。 |
キャラクターデザインは、箕星太朗さんが担当。古代の日本を駆け抜けるキャラクターたちの姿を表情豊かに描き、斬新なデザインで神話時代の登場人物を現代によみがえらせます。今回は、富士国のメインキャラクターが公開されました。
●カグヤ(声優:早見沙織)
富士国女王ツクヨミの三女で、強大な霊力を秘めた巫女。母ツクヨミの命により、次の富士山の噴火に備えて、生贄となるべく富士浅間の宮に幽閉されてましたが、自由を求めて母に真意を問うための旅に出ます。
▲早見沙織さん。 |
【戦闘画面】
▲弓矢で狙いを定めるカグヤ。 |
▲天より炎の矢を降らせる“天鳳落”。 |
●サクヤ(声優:佳村はるか)
富士国女王ツクヨミの二女であり、カグヤの姉。13年前に富士の鳴動を鎮めるための生け贄として、富士の火口に捧げられます。
▲佳村はるかさん。 |
●キンタロウ(声優:畠中祐)
富士の麓の村で暮す少年。近隣に名が知れ渡る程の力持ちです。
竹の結界にカグヤが囚われていたころからの幼なじみであり、村人の一揆に乗じて、カグヤとの約束を果たすために立ち上がります。
▲畠中祐さん。 |
【戦闘画面】
▲“投石”は序盤で重宝する遠隔攻撃。 |
▲キンタロウが鉞(まさかり)を振り上げます。 |
●クマ(声優:福山潤)
古くから富士国に住まう八百万の神の一柱。クマの姿をしています。人語を話すことはできないが、キンタロウとは強い絆で結ばれており、意思疎通ができます。
▲福山潤さん。 |
【戦闘画面】
▲“挑発”で敵の攻撃を一手に引き受けるクマ。 |
▲クマの初期装備は六角棍。前面3マスを攻撃することができる。 |
●脇を固めるのは日本神話やお伽噺で有名なあの人物たち
日本人の心に残る、日本神話やお伽噺に出てくる登場人物を独自の視点で解釈。さまざまなキャラクターが物語を彩ります。また、原由実さん演じるアオメが公開されました。
●アオメ(声優:原由実)
大江山の銅山を差配する、生まれながらの山師。人と異なる容姿のせいで幼いころからいじめられて育ったため、人を信じず世の中を斜めに見る癖があります。
カグヤやキンタロウの暖かさに触れ、やがて心を開くようになります。
▲原由実さん。 |
【戦闘画面】
▲アオメは魔法系。“吸魂の印術”で敵のMPを吸収しています。 |
▲アオメの強烈な雷攻撃が敵全体を襲います。 |
(C)2016 KADOKAWA GAMES
データ