2016年9月14日(水)

【FFRK名場面】リアルタイムのバトルやドラマティックなストーリーに興奮した『FF4』

文:カワチ

 スクウェア・エニックスとDeNAより配信中のiOS/Android用アプリ『ファイナルファンタジー レコードキーパー(FFRK)』が9月25日に配信開始から2周年を迎えます。それを記念したカウントダウン企画として、名場面プレイバック特別編をライター・カワチがお届けします。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』

【名場面プレイバック特別編】
『ファイナルファンタジーIV』
●機種:SFC
●発売日:1991年7月19日

【『FFIV』が発売された1991年はどんな年?】
・湾岸戦争勃発。
・ドイツ、ベルリンへの首都移転決定。
・東京都庁が新宿に移転し、新東京都庁舎開庁。
・SMAPがCDデビュー。

<主なゲームソフト>
・『がんばれゴエモン~ゆき姫救出絵巻~』
・『時空の覇者 Sa・Ga3 [完結編]』
・『スーパーファイヤープロレスリング』
・『聖剣伝説 ~ファイナルファンタジー外伝~』
・『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』
・『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』
・『ダライアスツイン』

<主なTVアニメ>
・『きんぎょ注意報』
・『ゲンジ通信あげだま』
・『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』
・『新世紀GPX(フューチャーグランプリ)サイバーフォーミュラ』
・『炎の闘球児ドッジ弾平』

切ない大人のドラマに惹かれる『IV』

 1991年にスーパーファミコンで発売された『IV』。まだカワチ家はファミコン全盛期であり、発売日には購入していませんでした。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』

 しかし! 友だちの家でプレイしているところを見せてもらい、カラフルなグラフィックや重厚なサウンドに感動! その日の夜には、親にスーパーファミコンと『FFIV』をせがむカワチ少年の姿があったのでした……。

 友だちの家で見たのがちょうど“マザーボム”戦だったところも、インパクトに残った理由だと思います。この時の仲間は5人いますし、マザーボムも爆発してボムとペイニーボムの6体になりますからね。とにかく派手だった! ファミコンとはグラフィックが全然違った!!

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』

 親にねだって買ってもらった『IV』ですが。まだ子どもだった自分は大人のドラマに心惹かれていきました。『III』は冒険心をくすぐる内容でしたが、『IV』は愛や憎しみといった人間関係をフィーチャーしたストーリーになっていて、幼いながらにいろいろと考えさせられました。

 一方で、敵に“四天王”がいたり、仲間が戦いの犠牲になったりと王道のマンガ的な展開も多くてアツかったですね。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』

 バトル面は、熟練度制が廃止されるなどオーソドックスな作りになっていましたが、とにかく難しかった印象。戦闘中つねに時間が流れる“ATB”の導入や、キャラクターの入れ替えで変わる戦略性など、考えることがたくさんあって大変でした(笑)。

 数か月後には難易度を下げた“イージータイプ”が発売されたことからも、やはり歯ごたえのある作品だったということでしょう。……でも本当に難しかったのはニンテンドーDS版でした。難易度が高すぎて何度もくじけそうになりました(笑)。

カイナッツォの恐ろしさは倒した後に!

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』

 2番目に戦う四天王・カイナッツォ。1番目に現れたスカルミリョーネのことを「あいつはしてんのうになれたのがふしぎなくらい、よわっちいやつだったからなあ」とけなすため、どれだけ強い相手なのかとビビりました。

 しかし、実際は“つなみ”の水を集めている時にサンダラやサンダガを使えば一瞬で倒すことができるので、めちゃくちゃ弱かったです(笑)。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』
▲水を集めている時がチャンスです!

 ただ、カイナッツォのヤバさはバトルが終わってから発揮されます。「クカカカ……ししてなお すさまじい この みずのカイナッツォの おそろしさ とくとあじわいながら しねえ!」と最後の力でセシルたちを部屋に閉じ込めて押しつぶそうとするんです。

 絶体絶命のセシルたちですが、その危機を救ったのはパロム&ポロム。「あんちゃん ありがとよ!」「おにいさまが できたみたいでとっても うれしかったですわ!」と言うと、お互いの体をブレイクで石化させて壁を止めてくれます。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』

 テラが“エスナ”を使うと「ふたりのいしにより せきかしているので こうかがない……」と表示されるのが絶望的でした。こんな小さい子どもが犠牲にならなくても……と当時はヘコみましたね。

 実力的には肩透かしだったカイナッツォでしたが、このイベントのせいで印象に残ったキャラクターです。

問答無用の即死技! デモンズウォールの恐怖!!

 『IV』で他に思い出深いのはデモンズウォールというボスですね。封印の洞窟でクリスタルを取ろうとすると襲ってくる敵なのですが、戦っているとこちらを押し潰そうとどんどん迫ってくるんですよ。

 ギリギリまで迫ってくると“クラッシュダウン”という即死技を使ってくるため、トラウマになっています。『FFRK』でもそれは忠実に再現されていて、いちばん近くまで来ると“クラッシュダウン”で即死させられてしまいます。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』
▲ゲーム同様にスロウを使って、近づいてくるスピードを遅めましょう!

 また、魔法で攻撃すると“石化にらみ”で反撃してくるのも原作通り。強敵であることは相変わらずです。

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名場面プレイバック 特別編

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