2016年9月6日(火)
『ポケモン サン・ムーン』傷ついたポケモンの保護を目的とする“エーテル財団”やアローラの脅威が明らかに
ポケモンは、11月18日発売予定の3DS用ソフト『ポケットモンスター サン・ムーン』の情報を公開した。
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本作は、『ポケットモンスター』シリーズ最新作。シリーズで初めて、言語を9種類から選んで遊ぶことができる。また、“ポケモンバンク”を通じて、『ポケットモンスター 赤・緑・青・ピカチュウ』から本作にポケモンを連れていくことも可能だ。
公開された情報は、アローラ地方に生息する新たなポケモン、物語の登場人物、アローラ地方を脅かす謎の存在“ウルトラビースト”、“ポケファインダー”などについて。
仮面で制御されたポケモン“タイプ:ヌル”
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名前 | タイプ:ヌル |
分類 | じんこうポケモン |
タイプ | ノーマル |
高さ | 1.9m |
重さ | 120.5kg |
特性 | カブトアーマー |
“何もない”という意味の“ヌル”の名を冠する仮面を被ったポケモン。
●さまざまなポケモンの力を持つ
明らかに形状の異なる、前足と後ろ脚を持つ。それはタイプ:ヌルがどんな状況にも対応できるよう、さまざまなポケモンの力を合成して造られたポケモンだからである。
●力を制御する仮面
タイプ:ヌルの頭部に装着されている仮面は、その秘めたる力を制御するための装置。非常に重く、タイプ:ヌルの敏捷性の足かせにもなっている。
●造りだされた目的
タイプ:ヌルは、ある目的を果たすため、神話に語り継がれるポケモンの力を目指して造られた。
生まれながらの戦士“ジャラコ”
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名前 | ジャラコ |
分類 | うろこポケモン |
タイプ | ドラゴン |
高さ | 0.6m |
重さ | 29.7kg |
特性 | ぼうだん/ぼうおん |
ジャラコは、生まれながらにして、戦士としての誇りを持っているが、自身の実力に対してはあくまで謙虚。強くなろうと鍛錬を怠らない。
●頭のウロコで戦う
ジャラコは、攻防ともに頭のウロコを使うため、敵に背中を見せることはない。この様子を見て勇敢なポケモンだととらえるトレーナーも多い。
●峡谷で修業する
ジャラコは、周りに人やポケモンのいない峡谷のような厳しい環境に集まり、一緒に特訓しながら暮らしている。
リージョンフォームのポケモンたち
一部のポケモンは、アローラ地方の独自の自然環境に適応し、他の地域とは異なる姿をしている。姿が異なるポケモンたちは“リージョンフォーム”と呼ばれ、アローラ地方に根付いたポケモンとして、生活している。
“リージョンフォーム”のポケモンたちは姿が異なるだけでなく、その生態も、これまで発見されている姿とは異なっているようだ。
至高の美食家“ラッタ”
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名前 | ラッタ(アローラのすがた) |
分類 | ねずみポケモン |
タイプ | あく・ノーマル |
高さ | 0.7m |
重さ | 25.5kg |
特性 | くいしんぼう/はりきり |
都市部を中心に生息しているため、通常のラッタよりも高カロリーの食事をしており、太っている。
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▲これまでに発見されていたラッタ。 |
●確かな目利き
ラッタは、鮮度のいい果実や、高級食材のみを好んで食べる。この能力を利用し、とある高級レストランでは、食材の仕入れにラッタを連れて行ったり、新作の味見をさせていたりというウワサもある。
●大量のエサを貯蔵
ラッタは、巣穴に大量のエサを貯蔵し続ける。大抵は群れのコラッタにエサを集めさせ、自身は巣穴で食べているだけだ。
●茂みの洞窟のぬし
ラッタは、『ポケットモンスター ムーン』における、メレメレじまの試練の舞台、茂みの洞窟のぬしポケモンだ。コラッタを呼び出し、試練の挑戦者の前に立ちはだかる。
※『ポケットモンスター サン』では、デカグースが茂みの洞窟のぬしポケモンとして登場。
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▲『ポケットモンスター ムーン』に登場するぬしポケモン“ラッタ”(アローラのすがた)。 |
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▲『ポケットモンスター サン』に登場するぬしポケモン“デカグース”。 |
エーテル財団
アローラ地方では、傷ついたポケモンの保護を目的とした、エーテル財団という団体が活動している。
エーテル財団は、人工島の“エーテルパラダイス”を建設し、そこでもポケモンの保護を行うだけでなく、さまざまな研究活動を行っている。主人公も冒険の中で、エーテルパラダイスに訪れるようだ。
エーテル財団を導く美しき代表:ルザミーネ
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エーテル財団の代表を務める、美しい女性。ポケモンたちに愛情を注いでいる。
エーテル財団No.2:ザオボー
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緑色のサングラスが特徴的なエーテル財団の幹部。幹部であることを誇りに思っているようだ。
ザオボーを支える副支部長:ビッケ
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“エーテルパラダイス”副支部長。面倒見のよい性格で、職員たちから慕われている。
エーテル財団職員たち
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エーテル財団で働く職員たち。ポケモンを保護したり、世話したりしている。所属する部門によって制服は異なるようだ。
口数少ないスカル団の用心棒:グラジオ
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スカル団に、用心棒として力を貸している少年。ポケモンバトルで強くあることを、とても大事にしている。謎のポケモン“タイプ:ヌル”をパートナーとしている。
ジカルデを調査する2人組
冒険を進める主人公の前に現れる、“デクシオ“と”ジーナ”。『ポケットモンスター X・Y』にも登場した、博士の助手をしている2人組だ。
アローラ地方を冒険する主人公に“ジガルデキューブ”という道具をわたし、アローラ地方の各地で見つかる、ジガルデ・コアとジガルデ・セルを集めるよう依頼をする。
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●ジガルデ・コアとジガルデ・セルを集めよう!
アローラ地方のさまざまな場所で、光を放つものが見つかる。これが、ジガルデ・コアやジガルデ・セルで、デクシオ・ジーナから受け取ったジガルデキューブで集めることができる。
たくさんのジガルデ・コアとジガルデ・セルを集めることで、『ポケットモンスター サン・ムーン』でジガルデと出会う道がひらけるかもしれない。
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▲ジカルデ・セルとジカルデ・コアを集める“ジカルデキューブ”。 |
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▲アローラ地方の各地で見つかる“ジカルデ・セル”。 |
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▲ジカルデ・セルを集めているジーナから連絡が来ることも! |
アローラ地方を脅かす謎の存在“ウルトラビースト”
アローラ地方では、“ウルトラビースト”と呼ばれる存在がウワサになっている。“ウルトラビースト”は強大な力をもち、人とポケモンたちにとって脅威となりうる、恐ろしいものだと言われている。
エーテル財団も、この“ウルトラビースト”について研究しているようです。“ウルトラビースト”は複数存在すると言われ、それぞれコードネームで呼ばれている。
“UB01(ユービーゼロイチ) ?????”
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“UB01”はガラスのような物質で身体が形成されている。しかし、その形態はつねに変化し、固まってはいない。
●感情を有するかは不明
“UB01”には、生存本能のようなものはうかがえるが、意思や感情を持っているかは分かっていない。その動きはどことなく、人間の少女のように見えると言われる。
さまざまな場所でポケモンを発見!“ポケファインダー”
ロトム図鑑には、ポケモンを発見して撮影する機能“ポケファインダー”が搭載される。アローラ地方に点在する、ポケモンを撮影できる場所“ポケファインダースポット”で“ポケファインダー”を使うと、ポケモンの姿を撮影できる。
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撮影した写真は評価され、よい写真を撮影していくと、ズームなど機能が拡張される。
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▲ポケファインダースポットがあるようだ! |
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▲ピカチュウをバッチリ撮影! |
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▲とてもよい写真だったようだ! |
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▲中には珍しいポケモンが撮影できることも……。 |
『ポケットモンスター サン・ムーン』2つの異なる世界の秘密を徹底解剖!
『サン』と『ムーン』の違いには出現するポケモンが違うだけでなく、本作の世界における時間も違うようだ。本記事では、その違いを説明している。
また、本作のディレクター・大森滋氏のコメントも到着したので合わせてチェックしてほしい。
『ポケットモンスター サン・ムーン』2つの世界は12時間違う
『ポケットモンスター サン・ムーン』の世界における時間は一部のシーンを除き、実際の時間と連動している。『ポケットモンスター サン』では、3DS本体と同じ時間で、『ポケットモンスター ムーン』では、そこから12時間の時差が生じて、ゲームの世界が進んでいきます。
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『ポケットモンスター サン・ムーン』では登場するポケモンが違う
『ポケットモンスター サン』と『ポケットモンスター ムーン』では、物語のカギを握る“ソルガレオ”と“ルナアーラ”をはじめとして、登場するポケモンの一部が異なる。試練に登場するぬしポケモンも異なるポケモンになることがあるようだ。
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▲『ポケットモンスター サン』に登場する伝説のポケモン“ソルガレオ”。 |
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▲『ポケットモンスター ムーン』に登場する伝説のポケモン“ルナアーラ”。 |
『ポケットモンスター サン・ムーン』2つのソフトに込めた想い
本作のディレクターを務める、ゲームフリークの大森滋氏からの『ポケットモンスター サン・ムーン』2つのソフトに込めた想いについてのコメントが公開された。
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▲『ポケットモンスター サン・ムーン』ディレクター・大森滋氏。 |
●『サン・ムーン』という2つのタイトルにした理由
私たちの暮らす地球にはたくさんの生命があふれています。地球は太陽を中心に回転し、月は地球を中心に回転しており、地球から見た際には、それぞれ同じような軌道で空を回っていますが、見方を変えることで、回転の仕方が異なることが分かります。
地球と太陽と月、それぞれが互いに引き合い、影響し合いながら生命を育んでいるのです。人間も、それぞれいろいろな人とかかわっています。
自分が誰かに影響を与え、誰かから影響を受け、奇跡的なバランスの上で、自分がここにいられるのです。
今作では互いに影響を与え合う“人間とポケモンの関係性”、“生命の輝き”を表現したいと考え、地球という星に大きな影響を与えた太陽と月を今作のタイトルとして選ぶことにしました。
●2つのタイトルそれぞれの世界の違いについて
サンとムーンでは、12時間の時差があります。バージョンによって、ここまで大きな差があるというのは、初めての試みです。
アローラでは、同じ道路でも昼と夜で出現するポケモンが異なりますので、12時間の時差があることで、まったく違った体験ができます。
ポケモンだけではなく、イベントにも違いがありますのでそれぞれの世界を楽しんでもらえればと思います。
●夜や夕方の表現に対するこだわり
アローラ地方の豊かな自然や、美しい街並みを表現するために、光の表現にもこだわりました。包み込むような優しい月の光であったり、日没の真っ赤な海の色であったり、同じ場所でも時間を変えることで、まったく違った表情を見せてくれます。
同じイベントでも、サンでしか、ムーンでしか見られない自然の表情がありますので、それぞれを見比べてみるのもおもしろいかと思います。
まるで自分がアローラ地方にいるかのような臨場感、空気感を感じてもらえるよう、作り込んでいます。
(C)2016 Pokémon. (C)1995-2016 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.
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