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2016年9月18日(日)

【FFRK名場面】学園モノの世界観や“ジャンクション”システムに仰天した『FF8』!

文:カワチ

 スクウェア・エニックスとDeNAより配信中のiOS/Android用アプリ『ファイナルファンタジー レコードキーパー(FFRK)』が9月25日に配信開始から2周年を迎えます。それを記念したカウントダウン企画として、名場面プレイバック特別編をライター・カワチがお届けします。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』

【名場面プレイバック特別編】
『ファイナルファンタジーVIII』
●機種:PS
●発売日:1999年2月11日

【『FFVIII』が発売された1999年はどんな年?】
・欧州でユーロが通貨として導入される。
・パイオニアがDVDレコーダーを発売。
・携帯電話・PHSの電話番号11桁化。
・GLAYのライブで幕張メッセに20万人を動員。
・『だんご3兄弟』や宇多田ヒカルのアルバム『First Love』が大ヒットを記録。
・しし座流星群の観測のために、多くの人が夜空を見上げる。

<主なゲームソフト>
・『アークザラッドIII』
・『オウガバトル64』
・『俺の屍を越えてゆけ』
・『サガ フロンティア2』
・『スペースチャンネル5』
・『ときめきメモリアル2』
・『ファイアーエムブレム トラキア776』
・『バイオハザード3 LAST ESCAPE』
・『ポケットモンスター 金・銀』

<主なTVアニメ>
・『エデンズボゥイ』
・『おジャ魔女どれみ』
・『KAIKANフレーズ』
・『THE ビッグオー』
・『∀ガンダム』
・『小さな巨人 ミクロマン』
・『デジモンアドベンチャー』
・『ONE PIECE』

“ジャンクション”を中心に挑戦的なゲームだった!

 1999年2月11日に発売された『VIII』。自分は発売日に購入したのですが、買いに行った時に外が雪だったことをよく覚えています。家に帰ってプレイしてから驚いたのは、キャラクターが8頭身になっていたこと!

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』

 このおかげでフィールドとバトル、ムービーパートのつながりに違和感がなくなりましたね。CGムービーのクオリティもとにかく高くて、思わずのめり込んでいたことを覚えています。

 その中でもオープニングでのスコールとサイファーの戦いや、中盤の見せ場であるバラムガーデンとガルバディアガーデンの戦争は息を飲むほどでした。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』

 ゲーム自体はというと、学園を舞台にしたストーリーや、召喚獣や魔法を装備することでステータスを上昇させる“ジャンクション”システムの導入など、これまでのシリーズの殻を破るかのような挑戦的な内容でした。

 特に“ジャンクション”システムは、それまでのシリーズをレベル上げのゴリ押しでクリアしてきた自分にはちょっと新しすぎました(笑)。MPの概念はないですし、敵を倒してもお金をもらえませんし、戸惑うことが多かったです。

 一応、レベルを上げれば敵から魔法をドローしやすくなるなどの利点はあるのですが、キャラクターのパラメータ自体はなかなか上がらないんです(笑)。

 最初は戸惑った“ジャンクション”システムですが、ちゃんと理解すればおもしろいんですね。通常はドローで手に入れる魔法を精製で簡単にゲットしたり、序盤から強力なキャラクターを作ってみたり、いろいろと自由度が高くて楽しかったです。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』

 それだけにゲーム内であまりチュートリアルが存在しないのがもったいないなと思いました。現在はインターネットですぐに調べることができるので、当時あきらめてしまった人もまた挑戦してもらいたいです。

 他には、ミニゲームの“トリプルトライアド”がアツかったですね! カードの四辺に割り当てられた数字の大小で勝負をつける単純な陣取り合戦なんですけど、意外と奥が深くて中毒性がありました。

 しかも、□ボタンでキャラクターに話しかければほとんどの人と対戦ができたので、本編そっちのけでプレイしてしまいましたね(笑)。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』

 余談になりますが、ボクはキャラクターではキスティス先生が大好きでした。いつもパーティに入れていたので、彼女の鞭の「ピシィ」という音がバトル開始の合図になっていましたね。そのため、『FFRK』に鞭が実装された時は泣くほどにうれしかったです(笑)。

広大な宇宙で再会する奇跡に感動の涙……

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』

 スコールとリノアの恋愛が物語の主軸に置かれている『VIII』。2人のイベントの中でも特に印象深いのは宇宙での再会です。

 昏睡状態に陥ったリノアを助けるため、彼女を救えるかもしれないというエルオーネのいる宇宙へ、飛空艇ラグナロクで旅立つスコールたち。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』
▲まさか宇宙にまで飛び出すとは思っていなかったので、このストーリー展開には驚きましたね。
『ファイナルファンタジー レコードキーパー』

 そこでリノアはある出来事がきっかけで宇宙空間に放り出されてしまいます。宇宙服の酸素残量もなくなり、力尽きそうになってしまう彼女。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』

 しかし、彼女はスコールとの絆であるリングを目にすることで生きる気力を取り戻します。予備酸素タンクのスイッチを入れて、再びがんばるリノア。

 そこに、燃料が足りないこともかえりみず、宇宙の海に飛び出して彼女を捜しに来たスコールがやってきます。抱きしめあう2人。ラグナロクに乗り込み、仲間のところに帰還していきます。

 そして流れるテーマソングの『Eyes On Me』……。個人的には『FF』シリーズ屈指の名シーンですね。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』

 あと、ボクはラグナロク内でイチャイチャするスコールとリノアを見て、「末永く爆発しろ!」と思いました(笑)。

 ちなみに宇宙に放り出されたリノアを捜すパートはミニゲームになっていて、失敗すると“リノアは永遠に宇宙の放浪者となった”と表示されてゲームオーバーになってしまうんですよね。ボクが何度か失敗してリノアを救えなかったのは内緒です(笑)。

恐怖の再来! ジャボテンダー

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』

 自分が『VIII』で思い出に残っているモンスターはジャボテンダーです。これはサボテンダーアイランドというフィールドに登場するサボテンダー似のモンスター。

 ただし! ジャボテンダーはサボテンダーの何十倍も大きい体をしており、初見のインパクトはすさまじいものでした。倒すことで“ガイアの腕輪”と“G.F.サボテンダー”をゲットできるのですが、HPが高いうえに途中で逃げることが多いのでやっかいでしたね。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』

 さらにやっかいだったのが“針万本”という技! プレイヤーに10,000ダメージを与えるため、食らうと戦闘不能になってしまうんですよね。『FFRK』に登場するジャボテンダーも、もちろんこの技を使ってきます(笑)。レイズなどの蘇生技をしっかり準備して臨みましょう。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』
▲ダメージ限界突破する“針万本”。強すぎます(笑)。

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