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2016年9月23日(金)

【FFRK名場面】女性の格好よさが際立った『FF13』。バトルの難しさに挫折しそうに!?

文:カワチ

 スクウェア・エニックスとDeNAより配信中のiOS/Android用アプリ『ファイナルファンタジー レコードキーパー(FFRK)』が9月25日に配信開始から2周年を迎えます。それを記念したカウントダウン企画として、名場面プレイバック特別編をライター・カワチがお届けします。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』

【名場面プレイバック特別編】
『ファイナルファンタジーXIII』
●機種:PS3、Xbox 360、PC
●発売日:2009年12月17日

【『FFXIII』が発売された2009年はどんな年?】
・第44代アメリカ合衆国大統領に、バラク・オバマ氏が就任。
・裁判員制度による裁判が始まる。
・新型インフルエンザの世界的流行。
・ワールド・ベースボール・クラシックで日本が優勝する。
・日本では46年ぶりとなる皆既日食が観測される。
・“政権交代”、“草食男子”などが流行語に。

<主なゲームソフト>
・『アマガミ』
・『イナズマイレブン2 脅威の侵略者』
・『逆転検事』
・『STEINS;GATE』
・『真・女神転生 STRANGE JOURNEY』
・『デモンズソウル』
・『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』
・『New スーパーマリオブラザーズ Wii』
・『ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー』
・『モンスターハンター3(トライ)』
・『ラブプラス』

<主なTVアニメ>
・『青い花』
・『アスラクライン』
・『CANAAN』
・『けいおん!』
・『咲-Saki-』
・『ドラゴンボール改』
・『化物語』

忙しいオプティマチェンジに自分の反射神経が追いつかなかった……

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』

 2009年12月17日にPS3で発売された『XIII』。PS2からPS3になって自分が驚いた部分はキャラクターの表情の作り方ですね。従来の喜怒哀楽だけでなく複雑な感情を持った顔もきちんと表現されているんですよね。そのため、『XIII』はわざとセリフを短くして表情で語っているシーンが多いなと感じました。

 あと、高精細度の映像になったことで印象的だったことは……アフロのふわふわ感ですね!!!!!!

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』

 『XIII』にはパーティキャラクターに中年男性・サッズがいるのですが、彼のアフロが本当にふわふわしていて気持ちよさそうなんですよ……。ちなみに息子のドッジもふわふわです……。

 また、PS3になってイベントからバトルの流れがシームレスになっていることにも驚きました。ゲーム序盤の重攻撃騎マナスヴィンのイベントなんて、集中して見ていたらいつのまにか戦闘が始まっていてビックリしました(笑)。

 本作のストーリーは、使命を果たせなければ“シ骸”という魔物にされ、使命を果たしたとしてもクリスタルになる運命の“ルシ”になってしまったキャラクターの旅を描くというもの。『X-2』のユウナなどの前例もありますが、女性であるライトニングが主人公というのが珍しかったですね。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』

 優秀な軍人であるライトニングを中心に女性陣は格好いい人物が多いのに、男性はちょっと情けない中年や弱気な少年だったりしたのが意外でしたね。ただ、どの人物も人間味あふれていて好きでした。特に自分はライトニングとホープのふたりのやり取りが大好きでしたね。

 バトルは過去作のジョブに該当するような“ロール”を切り替えて戦う“オプティマ”システムが搭載されていました。とにかくスピーディーで瞬時に戦略を練る必要があるのがおもしろかったのですが、自分にはちょっと難しかったです。やることはわかっていても慌てているあいだに負けちゃうんですよね(笑)。

 ボクはもともとPS3版でプレイしていたのですが、Xbox360版にイージーモードが追加されると知ってそちらも買っちゃいましたから。……まぁ、後にアップデートでPS3版にもイージーモードは追加されたんですけどね。なんにせよ、イージーモードが追加されたおかげでなんとかクリアできました(笑)。

ライトニングたちの旅の過酷さを知ったセラのクリスタル化

 自分が『XIII』の物語に引き込まれるきっかけになったのは、ビルジ湖のイベントです。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』

 人智を超えた存在であるファルシのルシは刻印と使命を与えられ、人類の敵として認定されます。ルシとなったライトニングたちは聖府からの逃亡を続けながら生きる方法を探します。

 『XIII』は専門用語も多いので、ゲームの発売前の情報だけでは世界観を把握しにくかったユーザーさんも多いと思います。「ファルシ? ルシ!? なんのこと?」と。しかし、ここでライトニングたちがクリスタル化したセラを見つけることで、いかに彼女たちの旅が過酷であるのかがしっかりわかるんですよね。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』

 ライトニングの妹であり、スノウの婚約相手でもあるセラ。クリスタル化した彼女を見つけることにより、ルシとしての悲しい運命が嫌でも思い出されることになります。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』

 そしてセラを掘り起こして連れて行こうとするスノウに対して、追っ手から逃れるために先へ進もうとするライトニング。セラを助け、みんなのことも守ると主張するスノウですが、ライトニングは「守れなかっただろうが!」と彼を殴ります。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』

 結局、スノウだけがその場に残り、ライトニングたちは先に進むことに。いったいこの先、彼らの旅はどうなってしまうのか、そしてこんな状況のライトニングたちにハッピーエンドの結末は訪れるのかと、ドキドキしながらプレイしましたね。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』
『ファイナルファンタジー レコードキーパー』

 ちなみに、続編でセラが主人公になったことには驚きました。さらに、次の最終作で再びライトニングが主人公になった時、彼女がネコミミのコスプレをしたことにはもっと驚きました(笑)。

今度のシドは超強敵! メタモルフォーゼの恐怖!!

作品によってさまざまな立ち回りになるシドというキャラクター。『XIII』では聖府軍の遊撃部隊“騎兵隊”を率いる若き軍人で物語の後半に戦うことになります。これが強敵だった!

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』
▲高レベルの『XIII』キャラクターを連れていくと特別な会話が発生。シドの口からファルシの真実が語られます。まだプレイしていない人は注意しましょう(笑)。

 彼はアタック、ディフェンス、ヒールと次々にロールを切り替えてくるので、こちらもしっかりロールを変えて対策する必要があります。また後半は“メタモルフォーゼ”を行って、さらに強力な攻撃をしてくるようになります。

 自分はこれで何度ゲームオーバーになったかわかりません(笑)。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』
▲バトルの背景やメタモルフォーゼ後のシドの姿など細かい部分まで見事に再現されています。

 『FFRK』でも彼の強さは健在! “アタックシフト”の時の5連続攻撃もヤバいのですが、やはり脅威となるのは、やはり“メタモルフォーゼ”後です。大ダメージの“セラフィックレイ”を食らっても大丈夫なように全体回復を持っていきたいですね。

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