2016年9月14日(水)

『囚われのパルマ』プレイレポ第2回「ハルトにくびったけ ~サヨナラ、うとうとハルト~」

文:電撃Girl'sStyle、桜

 これは、iOS/Androidにて好評配信中の『囚われのパルマ』の魅力に、文字通り囚われてしまったライター・桜とハルトの愛のメモリアルである――。

 みなさん、一週間ぶりでございます。全宇宙の方に『囚われのパルマ』の魅力をお届けする使命を受けた、ライターの桜です。先週エピソード2が配信され、ハルトとの心の距離もほんのちょっと近づいたかな? と思っている今日この頃……。今回は第2回ということで、エピソード2のプレイレポをメインにお届けしていきたいと思います。

『囚われのパルマ』プレイレポ第2回
▲どんな花よりも美しいハルト。

 まずはじめに、みなさんに伝えたいことがあります。前回配信された第1回の記事を自分で読み返したところ、あることに気が付きました。読んでいただいた方は感じていたかと思うのですが、そうです……“前置き”が長かったんです。

 本来の目的であるプレイレポに入るまで、私のハルトへの溢れるほどの想いを綴ったところ、気が付いたらあんなことになっていました。愛ゆえに……愛とは時に残酷なものなのです(哲学)。

『囚われのパルマ』プレイレポ第2回

 というわけで前回の反省点を踏まえ、今回はスムーズかつ円滑にプレイレポに入っていこうではないかと思っているのです。本気と書いてマジ(古い)。まあ前回は初回ということもあったので、大目に見ていただければいいかなあなんて思っているので、ご了承くださいませ。

では、早速ですがエピソード2のプレイレポをお届けしたいと思います。

エピソード2開始 ~ネタバレなんてしないんだからねっ!~

 エピソード1では、“私”が偶然見つけた謎の温室がありましたね。しかも、温室の奥の扉にはカギがかかっていて入れていませんでした。続くエピソード2では、その温室の奥にある部屋の正体やハルトを調べる怪しい男の登場、さらにハルトの不思議な力の答えが明らかになります。

『囚われのパルマ』プレイレポ第2回
▲ハルトは自分の持っている不思議な力を、“私”にだけ明かしてくれます。その能力のために、他人との距離を置いていた彼。これって“私”のことを信頼してくれているってことですよね! 
『囚われのパルマ』プレイレポ第2回
▲島の喫茶店で話しかけられた謎の男の正体は、フリーランスの記者でした。20年前に島で起きたある事件を調べているそうです。しかも、ハルトのこともなぜか知っているようで……。見た目からして、うさんくさい。怪しんでくださいと言っているようなものです。

 記者の男が落とした手帳には、“ベアトリーチェ”という文字と1枚の写真が入っていました。記者によると、この写真は島のある場所で拾った、と言います。ハルトにベアトリーチェという言葉を教えると、どこか引っかかることがあるようですが思いだすことができないようです。

『囚われのパルマ』プレイレポ第2回
▲ハルトが思い出した何かの形をいっしょになぞってみることに!

 さらに、ハルトが急に頭に思い浮かんだという、なにかの形。一体どういう意味がこめられているのでしょうか……?

 手がかりを求めて、記者に接触を試みる“私”ですが、彼は捕まってしまいます。本土に送り返される前に、“私”に写真を預け、調べたことを教えてほしいと託してきました。

『囚われのパルマ』プレイレポ第2回
▲手かがりを求めて“私”は、再びあの温室に向かいます。
『囚われのパルマ』プレイレポ第2回
▲温室の奥には、誰もいない研究所が……。写真は、ここで撮られたようですが、なんの研究所だったのでしょうか。そして、写真に写っている女性と男性の正体は……?

 ハルトの記憶に繋がるかもしれない手がかりが出てきた反面、ハルトの気持ちには迷いが生まれていました。記憶が戻ることで、今の自分がいなくなるかもしれないと思ったからです。そんな複雑な想いをハルトから打ち明けられ、物語はエピソード3へ続きます。

『囚われのパルマ』プレイレポ第2回
▲ハルトの言葉で、私もはっとしました。ハルトに盲目になっていて忘れかけていましたが、ハルトは記憶喪失なんです。もとのハルトが、今のハルトと違うこともあるわけなのです……。なんだか無性に切なくなってしまいました。

 しんみりしてしまいましたが、気分を変えていきましょう! エピソード2に入ると、島の雑貨店に新商品が入荷していたり、新たに“図書館”へ行けるようになっていたりできるようになりました。とくにテンションが上がったのは、監視でのぞいたときのハルトの行動が増えていたことです!

ハルトの変化~これで貴女もくびったけ~

 エピソード1で、お花に水をあげるための“水差し”を差し入れたのに「使ってくれないな……」と思っていたところ、エピソード2では水をあげる姿を見せてくれるようになりました。

『囚われのパルマ』プレイレポ第2回

 もちろん、それだけではありません! 風呂場での鼻歌や“私”を気にする言葉(ひとりごと)、寝言で笑うなんてこともありました。そのたびに、何度悶えたかわかりません。

『囚われのパルマ』プレイレポ第2回
▲ハルトきゅん(くんに胸キュンの意味を込めた造語)は、一体どんな夢を見ているんでしょうか!?

 反面、ハルトがしなくなった行動もじつはあります。エピソード1でハルトを監視していると、とにかく眠っていることが多かったんです。机に突っ伏しながら、ベッドに腰かけながら、さらに歯磨きしながらうとうとしたり、面会の際に眠っていたりすることもあったほどに眠っていました。ハルト本人も、よく寝るんだと証言しています。

 ところがエピソード2では、ハルトはまったくと言っていいほど“うたた寝”しません。“私”と接していくうちに、彼の心に何かしら変化が起きていることが目に見えてわかったことがうれしかったですね! ただ、歯磨き中のうとうとはかわいかったので、見られなくなったことが少し残念な気持ちも正直ありました(笑)。

『囚われのパルマ』プレイレポ第2回
▲エピソード1で見納め!! こくこくなっている感じが、とってもかわいいです! 危ないよおおおっと、何度思ったことか……。

 ところでみなさん、監視クエストっておわかりですか? すでに遊ばれている方はわかると思うのですが、未プレイの方のために今回は“監視クエスト”について詳しく解説したいと思います。

監視クエストって何?

 監視クエストは、メインストーリーとは別に楽しめるサブストーリーのことです。そのサブストーリーを最後まで終わらせるとクエスト達成となり、美麗スチルがゲットできます。よくRPGでも、街を散策しているとメインとは別にちょっとしたサブストーリーが発生しますよね。それと同じようなイメージです。といっても、わかりづらいと思うので、エピソード2で楽しめる監視クエストを例にお話ししていきますね。

『囚われのパルマ』プレイレポ第2回

 とある日、喫茶店で壊れたCDコンポを見つけた“私”は、マスターにお願いしてCDコンポをもらいます。雑貨店の店主が修理も得意なことを覚えていたためです。そして直してもらったコンポを、さっそくハルトに差し入れてみました。ハルトからお礼のメッセージが届きますが、彼は「CD持ってない」とのこと……。

 その後、雑貨店でCDが売られていました。気の利いた雑貨店の商品入荷術にうなりながら、ハルトに差し入れしますが、今度は音がうるさいという理由で看守から注意されてしまいます。……おのれ、看守め。収容所の壁が薄すぎるのか、ハルトが大音量で聴いていたためかはわかりませんが、とにかくこのままではコンポを使えなくなってしまいます。

『囚われのパルマ』プレイレポ第2回

 といったかんじで、差し入れをきっかけにメッセージや監視で彼とコミュニケーションをとり続けていくことで、サブストーリーが進んでいきます。ハルトは音楽を聴けるようになるんでしょうか? ハルトのお気に入りの曲はなんなのでしょうか?

『囚われのパルマ』プレイレポ第2回

 それから何日か普通に過ごしていくんですが、監視をしていると“CD”や“ヘッドホン”についての話題が手に入ります。それらのメッセージ交換を終えると、監視クエスト完了です!!

『囚われのパルマ』プレイレポ第2回

 このご褒美スチルがステキ過ぎて、私はハルトに惚れ直しました……。本当にかわいくて、かわいくて、かわいくて、仕方ありません! 音楽を聴きながら、あどけなくほほ笑む彼……あああああ、たまりません。みなさんにもこの気持ちをぜひ感じていただきたいところですが……。

『囚われのパルマ』プレイレポ第2回
▲ときどき、歌詞を口ずさむこともありますよ!

 ふふ、いくらプレイレポといえでも世の中そんなに甘くありません(笑)。こちらはやはり監視クエストを乗り越えた“私”たちへのご褒美なので……。それに、この達成感はプレイしなければ感じられないものですよ!

 さて、最後は今週もやっぱりやってしまうおまけコーナー。前半を真面目にやったぶん、ここでは自由にやらせていただきました。今週は私的な『パルマ』のおすすめポイントをお話したいと思います。

今週のおまけ

 私は本当に、『パルマ』はストーリー面でもシステム面でも素晴らしい作品だと思っています。そのため、購入にお金がかかるから、という理由で手を出さないのは、非常にもったいないなと胸を痛めているわけなのです。

『囚われのパルマ』プレイレポ第2回
▲我ながら哀愁が漂っていて結構気に入っています。

 そこで、『パルマ』を遊んで後悔しないポイントをお話したいと思います。とはいっても、ストーリーがいいとか、システムが素晴らしいなんてわかりきったことは言いません。あくまで、私個人のポイントだということを理解していただければ幸いです。

 ですが全部語ろうと思うと、私の想いが溢れすぎてとても長い文章になってしまうので、何週間かに分けてお届けしたいと思います。

■『パルマ』にハマる理由 その1 とにかくハルトがかわいい……!!

 とにかく、かわいいんです。最初の印象は、暗くて物静かで、会話とかもさっぱりしていて、親しくなるまではつまらないのかなと思うじゃないですか。でも監視することで、親しくなっても見られないような面がわかっちゃうんですよ。そして、意外な一面も見えてくるので、ものすごくおちゃめで、じつは親しみやすい人だということがわかります。

 こちらをご覧ください。

『囚われのパルマ』プレイレポ第2回

 エピソード2にアップデートしてから、ハルトがお風呂に入ると「ひゃっ」という叫び声が聞こえてくるんです。その正体をメッセージで確認したところ……

『囚われのパルマ』プレイレポ第2回

 という答えが返ってきます。……ゴクリ。かわいすぎませんか?

 しかし、無念なことに私はこの瞬間を聴き逃してしまっていて、「ひゃっ」という声を聴いていないのです……。まったく油断なりません。まさかこんなかわいい展開が待っていようとは! もう一度起こらないかなと思い、今度は目を離さずに監視していたのですが……それ以降叫んではくれませんでした(涙)。

 こういう思いもよらない行動をハルトはしちゃうんですよ。エピソード3以降、アップデート後はじっくりと監視しようと決意した、そんな出来事でした。

 今週のおまけまで観てくださった方、ちょっとアレな私のお話に付き合ってくださり本当にありがとうございます。せめてプレイレポだけは、真面目にやっていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

 昨日からエピソード3が配信されていますね! 今週もじっくりとプレイして、また来週こちらも更新したいと思います。では、さようなら!

『囚われのパルマ』プレイレポ 過去の記事はこちら

データ

▼『囚われのパルマ』
■メーカー:CAPCOM
■対応OS:iOS/Android
■ジャンル:ガラス越しの体感恋愛アドベンチャー
■配信日:配信中
■価格:アプリ本体(プロローグ&エピソード1) 360円(税込)
 エピソード2以降(全6話完結)各360円(税込)
 ※アプリ内課金あり
 ※エピソード2以降は毎週火曜配信予定
 ※本作は、プラットフォームのポリシーの違いによって一部仕様が異なる部分がございます。

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