2017年1月13日(金)

『ヘルプ!!!』声優の立花理香さん、生田善子さん、早乃香織さんが語る新ヒロインの魅力

文:みょん

 美少女ソーシャルゲーム“にじよめ”で配信予定の新作PCおよびスマートフォン向けブラウザゲーム『ヘルプ!!!~恋が丘学園おたすけ部~』。本作のヒロインを演じる人気声優の立花理香さん、生田善子さん、早乃香織さんのインタビューをお届けします。

『ヘルプ!!!~恋が丘学園おたすけ部~』
『ヘルプ!!!恋が丘学園おたすけ部』
▲左から早乃香織さん、生田善子さん、立花理香さん。

 『ヘルプ!!!恋が丘学園おたすけ部』は現在、GREEやmixiゲームなどで配信されていますが、今回紹介する3人のヒロインは“にじよめ”版で先行して登場する新キャラクターとなります。

●『ヘルプ!!!恋が丘学園おたすけ部』とは?

 プレイヤーは私立“恋が丘学園”に赴任した先生。学園のヒーロー的な存在である“おたすけ部”の顧問となり、魅力的なヒロインたちとさまざまな依頼を解決していきます。

『ヘルプ!!!恋が丘学園おたすけ部』

 本作は、学園ソーシャルカードゲームですが、ヒロインが変身して魔物と戦うなど、予想の斜め上をいくストーリー展開やゲームシステムが特徴です。

 さらに、ヒロインから電話がかかってくる“もしもしカード”(ボイス付き)や、カードをこすることで女の子の衣裳やポージングが変化する“ぺろりんカード”など、カードの演出や仕掛けも凝っていて、いろいろな意味で目が離せないゲームです。

『ヘルプ!!!恋が丘学園おたすけ部』
『ヘルプ!!!恋が丘学園おたすけ部』

3人の新ヒロインと声優陣を初公開!

 にじよめ版『ヘルプ!!!恋が丘学園おたすけ部』に先行して登場する3人の新キャラクターと声優さんを紹介します。

■ 東雲依千加(しののめ いちか) ■
声優:立花理香

『ヘルプ!!!恋が丘学園おたすけ部』
▲依千加は、生真面目な剣術少女。
『ヘルプ!!!恋が丘学園おたすけ部』
▲東雲 依千加を演じるのは、立花理香さん。代表作は『アイドルマスター シンデレラガールズ』の小早川紗枝役など。

■ 松風エイミ(まつかぜ えいみ) ■
声優:生田善子

『ヘルプ!!!恋が丘学園おたすけ部』
▲エイミは、明るく天真爛漫なハーフの帰国子女。
『ヘルプ!!!恋が丘学園おたすけ部』
▲松風エイミを演じる生田善子さん。代表作は『ユリ熊嵐』の百合ヶ咲るる役など。

■ 鎌苅あかり(かまかり あかり)■
声優:早乃香織

『ヘルプ!!!恋が丘学園おたすけ部』
▲鎌苅あかりは、先生のことを「お兄ちゃん」と呼んで慕うヤンデレ少女。
『ヘルプ!!!恋が丘学園おたすけ部』
▲鎌苅あかりの声優は、アーティストとして活動中の早乃香織さん。『限界凸騎 モンスターモンピース』のピリカ役で声優デビュー。

3人がヘルプしたおたすけエピソード

 立花さん、生田さん、早乃さんの3人がボイス収録を終えた直後に、スタジオにお邪魔してインタビューを行いました。それぞれが演じるヒロインの魅力や個人的に“ヘルプ”してほしいことや“ヘルプ”してあげたエピソードなどを語っていただきました。

『ヘルプ!!!恋が丘学園おたすけ部』

――キャラクターの特徴を教えてください。

立花 理香(以下、立花):私が担当した依千加ちゃんは、恋が丘最強と言われるほど強い女の子です。剣術をたしなんでいるので、背筋がピンと伸びた、凛々しい感じの言動をするタイプですね。

 でも、お昼ごはんは手作りのサンドイッチだったりと、女の子らしい一面もあるんです。仲良くなれば、そんな女の子らしい一面も見られると思います。

生田 善子(以下、生田):松風エイミちゃんは、帰国子女ということで英語ペラペラです。アメリカ人のお父さんと、日本人のお母さんを持つ、太陽のように明るいハーフの女の子です。ちなみに、金平糖が大好物です。

早乃 香織(以下、早乃):あかりちゃんは、先生が大好きなヤンデレ少女なので……、暗いですね(笑)。でも暗いばかりじゃなくて、ちゃんとかわいいところもある妹キャラなんです。

──印象に残ったセリフやシチュエーションをお聞かせください。

立花:やっぱり毎朝やっている滝行ですね(笑)。しかも、他の女の子たちも誘っているんですが、集合時間が朝4時というのもビックリしました。とにかく、衝撃的な女の子でした! 

 滝行をしているシーンでは、ディレクターさんから「精神統一する感じで!」とか、「もうちょっと静かな感じで」といったご指示を頂きました。ただ、滝行をやったことがないので、全部手探りでした(笑)。

『ヘルプ!!!~恋が丘学園おたすけ部~』

生田:エイミちゃんのセリフは、英語が散りばめられていたので難しかったです。その中でも「TA-DA!」というセリフがあって、日本で言うところの「ジャジャーン!」みたいな言葉なんですけど、ネイティブの「TA-DA」を聞いたことがなかったので、どういう風に言えばいいのかすごく悩みました。

 過去に、アニメで英語をしゃべる役を演じたことがありましたが、その時は短いセリフだったので、そこだけネイティブの方に聞いて完コピするという方法をとりました。今回は英語のセリフが多かったので大変でした。

早乃:あかりちゃんはヤンデレなので、ほんとに怖いシチュエーションがあります。明るい演技もありますが、そこにもヤンデレっぽいエッセンスを入れています。例えば、ひとりで先生とのツーショット写真を並べて「もっと欲しいな……」と、つぶやいてるシーンは印象に残っています。

 自分では、よくできたと思うシーンで、スタッフの方の笑い声が聞こえるんです! “ハマりすぎ”というよい意味の笑いだったので安心しました(笑)。暗いシーンでかわいらしさも出せるように演じましたが、よくわからなくなってきましたね……(笑)。

――ご自身が演じたキャラクターと性格が似ているところはありますか?

立花:依千加ちゃんは侍ガールと言いますか、女ラストサムライと言われるぐらいに真っすぐで、曲がったことは許さないといった雰囲気の女の子なんです。私も負けず嫌いなところがあって、収録で自分から何度もリテイクさせてもらうこともあるので、妥協しない点は似ていますね。

 ただ、滝行はやったことないですし……、割と朝が弱かったりするので、朝4時集合の滝行は真似できないですね(笑)。

生田:エイミちゃんは帰国子女ということもあって感情表現がストレートで、表情がころころ変わるんです。思ったことをそのまま言っちゃうという意味では似てるかなと思いました。

 エイミちゃんは、よくホームパーティを開いているんですけど、私はたくさんの友だちを招待してパーティーを開くタイプではないので、そこはちょっと憧れますね。

立花:よしこさん、お友だち多いじゃないですか?

生田:そんなに、いないの(笑)。だからホームパーティーは開けないなって。お呼ばれしても空気にのまれちゃって、うまく入っていけないんです。

『ヘルプ!!!恋が丘学園おたすけ部』

早乃:私とあかりちゃんの似ているところは……、大事件になっちゃいそうですよね!? 暗い一面があるところは似てるかな。自分で暗いって認めちゃうのもヘンですけど(笑)。

 私にも実際に兄がいるんですけど、あかりちゃんみたいにデレデレはしていないし、似てないところのほうが多いかな。そのぶん、演じるのはすごく楽しかったです! もしかしたら自分の中にも、こういう部分があって演じているうちに、隠れた面が引き出されたのかなと、思う時もあります。

――ゲーム中に“おたすけ部”が登場しますが、みなさんが学生時代に入っていた部活を教えてください。

立花:小学生、中学生はバレーボール部でしたが、運動部だけあって先輩が厳しかったですね。高校からは一転して、茶道部に入りました。茶道部は、仲良くほんわかしていましたね。

 茶道部は、基本的に正座しているので、足のしびれとの闘いでした(笑)。剣術も座り方や姿勢は厳しいですよね。あの頃ちゃんと鍛えておけば、依千加ちゃんのことを、もっとわかったかもしれないです。

生田:私もりっか様(立花さん)と同じく、小中はバレーボールをやっていたんですけど、燃え尽き症候群になっちゃいまして……。高校からは文化部に入ろうと思い、演劇部を選びました。

 ただ、高校演劇にすごい力を入れている学校だったので、文化部というより運動部に近いノリで、腹筋背筋100回にグラウンド10週とかやってました。お休みもお盆とかお正月ぐらいしかなくて、毎日ひたすらセリフの練習をしたり、舞台のセットを作ったりしていましたね。

早乃:恐ろしい……(笑)。私は美術部に入っていたんですけど、絵が全然得意じゃなかったんです。なので、みんなが使った筆を洗ったりして、美術部マネージャーを自称していました。マネージャーいらないんですけどね(笑)。大学では茶道部に入りました。お菓子を食べることだけを楽しみにしていたので、無駄に和菓子に詳しくなりました!

『ヘルプ!!!恋が丘学園おたすけ部』

――タイトルにちなんで、最近誰かを助けたり、誰かに助けてもらったことはありますか?

立花:東京に出てきたばかりの頃、駅で外国の方に道案内をしたことですね。「この電車は目的の駅に停まるのか?」と質問されたので、路線図を見て停まることを確認して「オッケーオッケー大丈夫だよー」と。でも、その方は車内で別の人にも確認していたので、私が頼りにならなかったのかな~と(笑)

早乃:私も道を聞かれたことがあったのですが、間違えた方向を教えちゃったことがあって……。目的地まで電車で行くことをオススメしたのですが、よくよく考えたら歩いても行くことができたんです。あの人は無事についたのか、3年経った今でも気になります……。

立花:だいぶ経ってるね(笑)。

早乃:無事についていたらいいのですが……。

生田:私の手助けはもっぱら母かな。母がおっとりしたタイプなので、何か契約するときや新しいことを始めるときは、だまされてないか、間違ってないか調べてあげています。母が困ると、すぐに“ヘルプ!”がきますね。

『ヘルプ!!!~恋が丘学園おたすけ部~』

立花:思い出した! 最近、野球観戦に行ったときにヘルプしてもらったんです。球場でビールを飲むのがすごく好きなんですけど、ビール片手に席に向かうところで、他の方の荷物にひっかかってビールをこぼしちゃったんです。

 そしたら周りのみなさんがタオルを貸してくださり、親切にしてくださいました。同じチームを応援する仲間としての連帯感を感じました!

――最後に電撃オンラインの読者へメッセージをお願いします。

立花:依千加ちゃんは、かなり折り目正しい子で、女性から見てもかわいいと思える女の子です。女の子のカードを指でこすると、衣裳が脱げちゃう機能もあるので、お楽しみに! ちなみに、その機能を女性の開発スタッフさんが考えたと聞いてビックリしました(笑)

 他のヒロインとのやりとりから、意外な一面が見えたりもします。しっかりかわいがって、依千加ちゃんのいろいろな一面を楽しんでください。おすすめは真壁先輩とのやりとりです!

生田:エイミちゃんは、帰国子女らしいオープンな言動で、みんなの心にすっと入ってくる女の子です。英語のセリフでとても苦労したので、ネイティブ英語の雰囲気を楽しんでいただけたらと思います。でも、英語が得意な方は聞き流してください(笑)。

 エイミちゃんは、とっても天真爛漫で太陽のような子なので、ぜひかわいがってあげてくださいね!

早乃:あかりちゃんはこれまで、自分でもやったことがないくらい暗い役だったんですけど、暗さの中にほおっておけない女の子らしい一面があります。思わずかまってあげたくなる、かわいらしい女の子なので、本当の彼女を見られるように仲良くなってあげてください。

『ヘルプ!!!恋が丘学園おたすけ部』
『ヘルプ!!!恋が丘学園おたすけ部』
▲インタビューの最後に、現場に来ていた声優の影浦由佳さん(日向菜々子役)も飛び入り参加で、撮影させてもらいました。

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