2016年9月18日(日)
10月から放送開始のTVアニメ『DRIFTERS(ドリフターズ)』の先行上映会が、新宿バルト9やその他ご当地劇場で9月11日に実施され、オフィシャルレポートが公開されました。
『HELLSING』の平野耕太さんが送る『ドリフターズ』がTVアニメ化。10月7日の初回放送に先駆け、1~3話の先行上映会&スタッフ・キャストトークショーが新宿バルト9と、その他ご当地劇場にて行われた(※トークショーは中継上映)。
放送情報やイベントの開催、そしてパッケージ情報なども続々解禁となったので、オフィシャルサイトをチェックしてほしい。
テレビシリーズでありながら、大スクリーンをまったく問題としない超絶クオリティ! 動きまくる画と、前触れもなく訪れるデフォルメされたキャラクターによるコメディーシーンの落差がよい緩急となって、3話があっという間に過ぎていく。
序盤、スクリーンに集中していた観客も、後半になるとその落差にも慣れ、笑いが起きていたのも印象的だった。今後、4話ずつの上映会が開催されるので、何か一体感のようなものが生まれそうな予感もした。
そして3話終了後に、中村悠一さん(島津豊久役)、内田直哉さん(織田信長役)、斎賀みつきさん(那須与一役)、鈴木健一監督、上田耕行さん(NBCユニバーサルプロデューサー)が登壇しスタッフ・キャストトークショーがスタート。
キャラクター紹介をしつつ、場面写真を見ながらのトークでは、たとえば豊久が、訛りを完全な薩摩弁にするか、原作に忠実にいくのかを考え、結果、原作ベースにイントネーションを付けるようにしたことや、唐突に来るコメディーシーンが難しかったこと、エルフ族が話していたオルテ語が難しかったことなど、収録時のエピソードがさまざま語られた。
また、この日集まった男性客に、作品の後半の戦闘シーンで使用する“鬨の声”を叫んでもらい、それを収録するという企画も実施。
男性客が予想以上に少なく不安があったものの、熱い男性客による雄叫びで、収録も無事成功していた。収録の際、織田信長の「よし!行くぞ」という掛け声が聞けたことも、ファンを喜ばせたことだろう。
プロデューサーから、時間はかかっても原作完結まで走り続けたいという力強い言葉も飛び出した今回の上映会。「みなさんの期待を裏切らないフィルムを作りたい」という監督の言葉、そして「まずテレビシリーズを見ていただいて、その先、続きも送り届けられれば幸せです。ひとまず2016年は、TVアニメ『ドリフターズ』で締めくくってください」という中村悠一さんの言葉で、イベントは終了。
フィルムから、スタッフ・キャストの情熱はビシビシと伝わってきたので、ぜひ1話の放送を楽しみに待っていてほしい!
■『DRIFTERS(ドリフターズ)』作品情報
【放送情報】
・TOKYO MX:10月7日23:00~
・AbemaTV:10月7日23:00~
・とちぎテレビ:10月7日23:30~
・KBS京都:10月7日25:00~
・南日本放送:10月7日25:30~
・岐阜放送:10月10日25:00~
※編成の都合により放送曜日、時間、開始日が変更になる場合があります・
【スタッフ】(※敬称略)
・原作:平野耕太
・監督:鈴木健一
・シリーズ構成・脚本:倉田英之
・脚本:黒田洋介
・キャラクターデザイン・総作画監督:中森良治
・美術監督:舘藤健一(SEE THROU STUDIO)
・CGディレクター:高江智之(株式会社ラッキーピクチャーズ)
・CGプロデューサー:田中臥竜(FelixFilm)
・色彩設計:のぼりはるこ(緋和)
・色彩設計補佐:長澤諒司
・撮影監督:阿部安彦(レアトリック)
・編集:廣瀬清志
・音響監督:鶴岡陽太
・音楽:石井妥師/松尾早人
・ED:黒崎真音
・設定考証:白土晴一
・筆字デザイン:雪駄
・アニメーション制作:HOODS DRIFTERS STUDIO
【キャスト】(※敬称略)
・島津豊久:中村悠一
・織田信長:内田直哉
・那須与一:斎賀みつき
・菅野直:鈴木達央
・ハンニバル:青山穣
・スキピオ:家中宏
・ブッチ:小野大輔
・キッド:高木渉
・安倍晴明:櫻井孝宏
・オルミーヌ:古城門志帆
・カフェト:西田雅一
・源九郎判官義経:石田彰
・黒王:楠大典
・ジャンヌ・ダルク:皆川純子
・ジルドレ:乃村健次
・アナスタシア・ニコラエヴァ・ロマノヴァ:北西純子
・ラスプーチン:田中正彦
・土方歳三:安元洋貴
・紫:宮本充
・EASY:伊藤かな恵
・シャラ:間島淳司
・マルク:続木友子
・マーシャ:石塚さより
(C)平野耕太・少年画報社/DRIFTERS製作委員会