2016年9月18日(日)
『龍が如く6』先行レビュー。桐生一馬のケンカは極まったと思えるほど“究極”!!【TGS2016】
9月15~18日に幕張メッセで開催されている東京ゲームショウ2016(TGS2016)。セガブースでは、12月8日発売のPS4用ソフト『龍が如く6 命の詩。』が出展されているので、そちらをレポートします。
発売日が迫る『龍が如く6』。販売ハードをPS4に絞ったことで、桐生一馬のケンカもハードの性能をフルに生かしたものに進化! そこで、より痛々しく、より爽快になった桐生のケンカバトルをお届けします。
ゲームショウでは、尾道仁涯町ストーリー体験と神室町アドベンチャー体験を遊べます。今回は、アドベンチャー体験を選択しました。
今作では通常攻撃のコンボのモーションが大きく変わっています。例えば、これまでのシリーズでは“弱攻撃×2→強攻撃→追撃”のコンボでは強攻撃がボディーブローでしたが、今回は強攻撃がローキックで相手を転ばせる攻撃に変化。さらに、そこからの追撃で転んだ相手をサッカーボールキックで蹴り飛ばすという、情け容赦ない攻撃に! 他のコンボもモーションが一新されているので、新鮮な感覚でケンカバトルが楽しめます。
もちろん『龍が如く』シリーズの醍醐味であるヒートアクションもパワーアップ。看板や植木鉢、自転車にパイロンと、持てるものなら何でもヒートアクションが可能です。また、武器の中にはヒートアクションのモーションが一新されたものも。ちなみに自転車のヒートアクションは相手にぶつけて転ばせた後、転んだ相手にジャンプしながら全力で叩きつける攻撃になっていました。
今作のバトル最大の特徴は“アルティメットヒートアクション”! 攻撃などでためたヒートゲージをすべて使うことで、一定時間だけ能力を大幅に強化できるというもの。これを発動させるとヒートゲージが徐々に減っていき、ゲージがなくなるまで弱攻撃を延々繰り出すことができるのです。
その姿は、さながら高速デンプシーロールのよう! これだけで相手はボッコボコです! しかもフィニッシュブローは殴られている相手の顔のアップがスローモーションで流れ、この時にボタンを連打することでダメージがアップするというおまけ付き。もちろん、殴られた相手は盛大に気持ちよく吹っ飛んでいきます。
デンプシーロール中に強攻撃を出すこともできます。この場合は強烈なハイキックになり、スローモーションに突入。このように、武器がなくても爽快にブッ飛ばすことができるのです!
“アルティメットヒートアクション”を発動させると、大型バイクなどの通常では持てない物を武器として使用することも可能になります。これは『龍が如く0 誓いの場所』の“壊し屋スタイル”を彷彿とさせます。
進化したのは攻撃だけじゃありません。移動に関してもさらなる進化を遂げています。これまではケンカになると周囲を野次馬が囲んでいたため、一定の範囲しか動けませんでした。ですが、今回はその垣根がなくなっているので、広い街を自由に動き回りながら戦うことが可能に。手近な場所の武器を使い切ってしまったら新しい武器が落ちている場所にダッシュで移動したり、大人数の相手に囲まれないように広い場所から狭い路地に誘い込んだりと、状況に合わせた自由な戦い方ができるのも特徴的。
また、ガードレールなどの障害物を素早く飛び越えることも可能。一見すると追い詰められてしまったような状況でも、素早く相手の攻撃をかわしたりできます。飛び越し中に攻撃ボタンを押せば、豪快な飛び蹴りやジャンピングエルボーなどが繰り出せるので、反撃に転ずることも簡単!
バトル一つ取っても語り尽せないほどの進化を遂げた『龍が如く6』。実写と見間違えそうなほど綺麗な映像と相まって、ケンカシーンは本当に痛そう。実際にプレイしながら「痛い痛い」とつぶやいていたそうです。試遊後に教えてもらって恥ずかしかった……。
試遊台で移動できるのは神室町の一部分だけですが、それでも時間が足らないほどイロイロなことができます。これを広島の尾道を含めた町を全部使ってケンカができると考えると……ワクワクが止まりませんっ!!
■“東京ゲームショウ2016”開催概要
【開催期間】
ビジネスデイ……2016年9月15日・16日10:00~17:00
一般公開日……2016年9月17日・18日10:00~17:00
※一般公開日は、状況により9:30に開場する場合があります。
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般(中学生以上)1,200円(税込)/前売1,000円(税込)
※小学生以下は無料
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