2016年9月19日(月)
2017年に公開予定の実写映画『銀魂』の新たなキャスト情報が公開されました。
▲左上から、新井浩文さん、菜々緒さん、佐藤二朗さん、早見あかりさん、安田顕さん。 |
本作は、パラレルワールドの江戸が舞台のギャグ漫画が原作で、監督は『勇者ヨシヒコ』シリーズの福田雄一さんが担当します。
●小栗旬さん(坂田銀時役)×堂本剛さん(高杉晋助役)たちのバトルが実現
2005年公開映画『ファンタスティポ』以来12年ぶりの映画出演となる堂本剛さんが、小栗演じる銀時のかつての仲間で最大のライバルの1人となる高杉晋助役を演じます。
妖艶な魅力と実力を兼ね備えた攘夷過激派武装集団<鬼兵隊>を率いる頭領であり“最も危険な男”と称されるキャラクターです。
▲高杉晋助役。 |
剣術の達人でもあり、小栗旬さん演じる銀時と、堂本率いる<鬼兵隊>との壮絶な激闘も。アクションシーンには、小栗さんの提案で韓国からアクション演出チームが招かれ、最高のアクションが撮影されたとのことです。
また、福田監督とはドラマ『33分探偵』など長くタッグを組んできた堂本さんですが、この出演に際して、「監督に「堂本剛に悪役を演じさせたい」と言われ、キザでクールな高杉と僕のギャップをどう埋めてプラスにするのか監督と話し合いを重ねるうちに、出演が決まっていました。人気キャラを演じる重圧に耐えながら撮影に臨みました。」とコメントしています。
三味線を弾くシーンにも挑み「座って練習していたところ、監督から撮影2日前に「立って弾いてほしい」と言われて本当無茶振りばかりで……。」と困惑した様子もあったそうです。
アクションシーンについても「殺陣は10代ぶりでしたし、何せ小栗くんは背が高いので大変でした。」と音楽活動の長い堂本さんとしては三味線にアクションと原作ものならではの役作りに苦労した様子で語られました。
さらに、同じく<鬼兵隊>の危険人物で、人斬り似蔵の異名を持つ岡田似蔵役を新井浩文さんが、同隊の中でも飛び抜けた策略家である武市変平太役を佐藤二朗さん、2丁拳銃の使い手で“紅い弾丸”と呼ばれる美女、来島また子役を菜々緒さんが演じられます。
本作の見どころの1つとなるアクションシーンでの登場が多い新井さんは「福田組なのに……『銀魂』なのに……ウチはギャグゼロで戦っていたので不安と不満と疲労の3つでした。従来のチャンバラとは違うアクションになっているのでぜひ観てください。」とコメントしています。
▲岡田似蔵。 |
福田監督作品常連の佐藤さんも「福田にとっておそらく最初で最後の大作ですので、まあ奴を支えてやるか的な気持ちで参加しました(笑)。僕は福田組の常連とよく言われますが、毎回が勝負だと思って全力でふざけています。」と常連らしく、愛のある想いを語りました。
▲武市変平太。 |
菜々緒さんも「原作のキャラクターはビジュアルが強烈なので、私にできるか不安だったのですが、難しい役だからこそ挑戦したいと思い精一杯演じました。繊細なデザインで衣装を手作りしていただきましたし、私自身も役に少しでも近づけるように頑張りました。」と手ごたえを語りました。
▲来島また子。 |
さらに物語の鍵をにぎる名刀“紅桜”を作った刀匠の息子である刀鍛冶屋の村田鉄矢役を安田顕さん、鉄矢の妹の村田鉄子役を早見あかりさんが演じます。
撮影を経て安田さんは、「原作でも描かれているようにとにかく大きな声をだすことを意識して演じましたが、いざやってみると結構難しかったです……。きっとおもしろい『銀魂』の世界が映像で繰り広げられると思います。」とコメントしています。
▲村田鉄矢。 |
早見さんは「現場では、監督とキャスト陣の距離が近くてまるで学校のようでとても楽しいです。鉄子を演じるにあたり、実際の刀鍛冶の仕事場に行き、本物の刀に触れたりして勉強させていただきました。」と役作りについて明かしました。
▲村田鉄子。 |
なお、福田監督が自身のTwitterで、「小栗くん! 2カ月、本当に楽しかったよ! 万事屋の2人をはじめ、キャスト全員楽しく臨めたのは、すべて小栗くんの作る雰囲気によるものです!」という感謝の言葉とともに、クランクアップにあたり原作者の空知英秋さんが感謝を込めて描きおろしたという小栗をイメージした坂田銀時のイラストが公開されています。
イラストには小栗に向けて「2か月間、万事屋を営んでくれてありがとうございました。あなたはもう僕の大切な金ヅル、坂田銀時の1人です。なので、8,000億ください(山田優でも可)」というユニークなメッセージが添えられています。
■実写映画『銀魂』作品概要
・脚本/監督(敬称略):福田雄一
・主演(敬称略):小栗旬
・原作:『銀魂』空知英秋
・製作:「銀魂」製作委員会
・制作プロダクション:プラスディー
・配給:ワーナー・ブラザース映画
(C)空知英秋/集英社 (C)2017「銀魂」製作委員会