2016年9月26日(月)
こんにちは、黒船Mk-IIです。前回予告した通り、今回はPC用MMORPG『エルダー・スクロールズ・オンライン』日本語版の大規模PvP(対人戦)モード“同盟戦争”に挑戦してみたいと思います。
▲ヒャッホォォウ! 攻城兵器は最高だぜぇぇぇ!! |
“同盟戦争”には、レベルが10以上になると誰でも参加できるようになります。レベルが150未満のキャラクターは自動で150になり、装備の性能も調整されるので、初心者でも参加しやすくなっています。
とはいってもキャラクターのスキルはそのままですし、何よりプレイヤーの腕前にはいかんともしがたい差があるので、あまり過信するわけにもいかないんですけどね。何度か実力差のあるプレイヤー(格上)と戦った感じだと、“相手の不意がつけて”“自分に有利な距離で戦えて”“一気に畳みかけることができれば”ワンチャンあるかもねって感じです。
とはいっても、本作では直接的な対人戦ばかりではないので、初心者ソロでも十分に大規模PvPのおもしろみが味わえると思いますよ!
▲“同盟戦争”の舞台であるシロディールへは、メニュー画面からワープ可能。いつでも元のエリアに帰ってこられるので、軽い気持ちで参加できます。 |
▲見た目は変わりませんが、レベル調整のおかげでステータスは急上昇! これでもシロディールでは“とりあえず戦えはする”というレベルですが。 |
シロディールに到着すると、チュートリアルが開始(任意で省略可能)。志願兵という立場なのに、いきなり重要なブツに触らせてくれます。そう、“攻城兵器”です!
“同盟戦争”は勢力間で拠点を奪い合う、いわば陣取り合戦なわけですが、拠点は城壁や城門に囲まれており、攻め入るためには破城槌やトレビュシェット(投石機)といった専用の兵器で破壊する必要があります。それを最初に触らせてくれるとはわかってますね!
▲攻城兵器はチュートリアル後も試し打ちが可能。慣れないうちは購入前に確認しておくほうがいいかも。 |
攻城兵器の使い方を覚えたら、“同盟戦争”専用の受注クエストの紹介。パーティやギルド向けのものばかりかと思いきや、“通常のクエストの他にパーティ向けの討伐クエストが加わった”ような印象で、初心者ソロでもクリア可能なクエストもちゃんと用意されています。
ソロで実施できるものは“敵支配下の施設に偵察に行ってこい”といったいわゆる後方支援ですが、一定範囲に近寄らなければ襲ってこないNPCと違って、敵プレイヤーの行動は読めないので、通常クエストの潜入よりも緊張感を持ってプレイできます。
▲敵地の偵察中には、当然敵勢力のプレイヤーに遭遇することも。初心者にとっては接敵=死なので、攻撃範囲内に入らないよう見つけたらすぐに逃げるのが吉! |
▲クエストをクリアすると、通常のゴールドの他に“同盟ポイント”という“同盟戦争”内で通貨として使えるポイントがもらえます。 |
▲攻城兵器は、ゴールドでも“同盟ポイント”でも購入可能。戦時中に軍が発行する軍票みたいなものですかね? |
偵察場所の確認のため何気なくマップを見てみると、『オブリビオン』にも登場したブルーマという街の名前が。なんだ、ちゃんと街もあるんじゃないですか! 懐かしさもあって早速向かってみたのですが……。
▲戦争の犠牲になってしまったのか……と思ったら、なんと“虫の教団”に攻撃されていました! |
人間やオーク、エルフ同士で戦争をしていると思ったら、普通にデイドラものさばっているじゃないですか! 黒船Mk-IIは勘違いしていたのですが、“同盟戦争”は別にPvP専用エリアというわけではなく、対人戦“も”できるエリアという位置づけのようで、戦争に関係のないクエストも用意されていました。
そう、シロディールは想像以上に混沌とした場所になっていたようです。
▲今回、ブルーマは自勢力下にありましたが、敵勢力下にある場合は街の兵士もデイドラと一緒になって襲い掛かってきます。……まずデイドラから戦おうぜ。 |
▲こちらは帝都に続く橋の様子。ブルーマよりも大変なことになっていますよ! |
敵地を偵察したり、敵兵士(NPC)を倒したりしながらクエストをこなしていると、自勢力が近場の拠点を攻めているじゃないですか! これはさっき買った攻城兵器を使う絶好の機会と、現地に向かってみましたよ!
騎乗動物は持っていないので、えっちらおっちら走っていったら、着いたころには敵の拠点はめでたく陥落。あとは周辺の資源供給地を残すのみとなっていました。……馬が欲しいなぁ。
▲“同盟戦争”では自勢力下の非戦闘中の拠点同士のみワープ可能。なので、戦闘中の拠点へは最寄りの拠点にワープ→馬や徒歩で現地まで移動という流れになります。 |
まぁ、せっかく来たことですし、初参戦なら小規模戦闘のほうがやりやすいんじゃないかと考えて、黒船Mk-IIも施設奪取を手伝うことにしました。
といっても直接の対人戦はこれまでのクエストで懲りたので、商人から買った“城壁破壊用の”攻城兵器トレビュシェットを設置。……これしか持ってないんだから仕方ないじゃないですか! 攻城兵器の中では一番大きいし強そうだったんですよ!
▲「城壁もない場所を攻めるのに投石機なの?」とか「どうして平地に設置してるの?」という突っ込みは受け付けません……。 |
敵プレイヤーがいるところめがけて石を2、3発打ち込んだところが黒船Mk-IIの初陣のピーク。その後は迫ってきた敵に攻撃されあえなく戦死です。と書くと、あっけなかったかと思われそうですが、実はメッチャクチャ楽しかったです!
それもすべては攻城兵器のおかげ。使用したのが城壁破壊用のトレビュシェットなので実際の効果不明ですが、とりあえず“なんかでっかい兵器を使って敵集団を攻撃できた”というカタルシスを得られました。
個人的には、この“カタルシス”や“満足感”が対人戦には重要な原動力になると思っています。今回のケースであれば、“攻城兵器が使えて満足”という気持ちが“きちんと使いこなせればもっと強い満足感が得られる”という今後の改善につながるわけです。
……いくら初陣とは言っても、ちょっと今回の行動はひどいなって自分でもすこし思っているので。ええ、わかっているんですよ?
▲写真撮影用にわかりやすいところに設置したように見えるだろ。ウソみたいだろ。素なんだぜ。それで。 |
正直、僕はまだまだ初心者の域を出ていませんし、“初心者がベテランプレイヤーに交じって大活躍をする”というのは、そう簡単じゃありません。
そういう点では、設置して攻撃するだけで、すごいことをやっている! ――ような気持ちになれる攻城兵器は、PvPに少しでも興味のある人にはぜひ体験してもらいたいところだと思います。黒船Mk-IIのように“同盟戦争”を始めたばかりの人でもすぐに体験できますしね!
▲初心者にもオススメしたい攻城兵器。なお、同時に設置できる数には上限があるので、変なところに設置すると味方の足を引っ張ることもあるので注意してくださいね。 |
Published by DMM GAMES (C)2016 ZeniMax Media Inc. The Elder Scrolls(R) Online developed by ZeniMax Online Studios LLC, a ZeniMax Media company. ZeniMax, The Elder Scrolls, ESO, ESO Plus, Tamriel Unlimited, Bethesda, Bethesda Softworks and related logos are registered trademarks or trademarks of ZeniMax Media Inc. in the US and/or other countries. All Rights Reserved.
データ