2016年9月21日(水)
ディースリー・パブリッシャーが2017年発売予定のPS4用ソフト『地球防衛軍5』の新情報が公開されました。
なお、電撃オンラインには、東京ゲームショウ2016で遊べた『地球防衛軍5』のレビューを掲載しているので、気になる方はこちらもチェックしてみてください。
『地球防衛軍3』から7年、2013年にシリーズ最高の絶望感と興奮で贈る正統続編『地球防衛軍4』が登場。2015年には『地球防衛軍4』のストーリーラインに描かれることのなかったエピソードを追加し、シリーズ最大のボリュームと迫力でPS4へと戦場を移した『地球防衛軍4.1 THE SHADOW OF NEW DESPAIR』が登場しました。
そしてついに2017年、新たな世界観のもとで未知なる異星生命体の侵略と対峙する人類を描く最新作『地球防衛軍5』がそのベールを脱ぎました。
敵異星人の登場はシリーズ5作目にして初の衝撃。未曽有の脅威の前に人類は滅びる運命なのか? 人類よ、絶望を乗り越えろ。運命に抗うのだ!
物語の始まりは2022年の日本。関東のはずれ、都市部から少しだけ離れ、山を越えた荒野に“全地球防衛機構軍”EDFの基地が築かれていました。
地上施設だけを見れば小規模どころか基地にすら見えませんが、地下には広大な格納倉庫が作られています。
その中には、平和な日本には似つかわしくないとさえ思えるほどの、大量の武器弾薬、そして最新鋭の兵器が運び込まれていました。
先日もコンバットフレームと呼ばれる戦闘用歩行ビークルが数十台も空輸されたばかりです。
基地は問題を抱えていました。武器の過剰な所持に対し、周辺市民が反発。抗議運動が巻き起こりつつあることです。
そのため、広報部は、毎月のようにイベントを主催。見学者の受け入れなど、市民との交流に力を注ぎ始めました。
現在、基地の兵器を用いるべき相手は存在せず……必要なのは軍事力の強化よりも、市民の理解でした。
その時、世界の運命は大きく変わろうとしていました。
突如として現れた巨大な宇宙船団が攻撃を開始したのです……。
さらに地下深くまで建造されたEDF基地に侵入する巨大な昆虫型の怪物。
その数多数。EDFは応戦を開始。そう、これは訓練ではない。悪夢という名の現実がついに始まったのです。
EDFの主力となる陸戦歩兵部隊の総称。火器の扱いに長けた戦闘のエキスパートであらゆる銃火器をつかいこなします。
“歩のない将棋は負け将棋”といいますが、まさに攻守にバランスの良い兵科であり、作戦遂行の中核をなすことの多い不可欠な存在です。
フライトユニットを装備した飛行兵。弾薬のいらないエネルギーウエポンを装備し、空中を移動しながら戦う女性だけで構成された精鋭部隊。
レンジャーに比べ、装甲は簡易的でほぼ存在しないため耐久力には劣りますが、それをカバーして余りある機動力と強力な武器が魅力です。
ここからは侵略者イミグラントの現在確認されている戦力をEDF分析官が解説していきます。
我々がイミグラントと呼称する異星文明によって、持ち込まれた地球外生物。在来生物への高い攻撃性が確認されていることから、正式呼称を“侵略性外来生物α”(短縮呼称“侵略生物α”)とする。
全長約11メートル。象のような巨体にもかかわらず、驚くほど俊敏である。垂直の壁を登ることが可能で、しかもその際に速度を落とすことがない。
攻撃の際には大きな牙が武器となるが、さらに恐ろしいのは強酸を放出する能力である。酸は100メートルほどの距離まで放出され、金属を数秒で融解することが確認された。
なお、酸は体内で生成されていると思われるが、通常の体液からは酸性、毒性は検出されてない。銃弾が命中した際に体液が飛び散る現象が見られるが、それを浴びることに危険性はないと思われる。
(駆除にあたった数名が、体液を浴びた事例があるが、現在までのところ体調の異常は報告されていない)
▲『EDF5』では着弾箇所の甲殻が剥がれて飛び散り、より一層臨場感のある戦いが実現しています。 |
▲体液が豪快に飛び散り、建物など環境に付着します。 |
“侵略性外来生物β”(短縮呼称“侵略生物β”)と呼称する。αに比べ、俊敏さが大きく劣っていることが確認された。
そのため、容易に駆除が可能であると思われたが、交戦した部隊の被害は大きく、高い戦闘能力を有しているようである。
侵略生物αの亜種であると考えられる。体長が大きく、硬い甲殻に包まれている。銃弾すらはじくことがあるため、駆除するには高い火力が必要であろう。
しかし、酸を射出する能力はなく、戦術によっては安全な駆除が可能だと思われる。
物質転送装置だと推測される。周囲からα型、β型の侵略生物出現が確認されている。
出現した侵略生物が“戻った”という報告がないことから、おそらくは受信専用、すなわち一方通行の出口を作り出す装置だと考えられる。
出現する侵略生物がどこからやってくるのかは、現在のところわかっていない。装置を回収し、原理の解明が必要であるが、しかし稼働している装置を放置するのはあまりにも危険である。
現状では発見次第、迅速に、手段を問わず作動を停止させなければならない。装置のコアとなるパーツが上部に確認されており、その部分を破壊することで完全停止させることができると思われる。
飛行能力を有する無人戦闘兵器。全長約15メートル。自律行動しているのか、何らかのコントロールを受けているのかは、わかっていない。
確認された数は、現在のところ数千機。飛来が確認されている地域は、世界中に及ぶ。
だが、100機以上の編隊が確認された地域が、都市部、またはその周辺に集中していることから、明確に人類文明を攻撃する意図を持って運用されていると考えられる。
大型宇宙船。武装は確認されていないが、船体の表面がバリアのようなもので覆われており、撃墜は困難である。
今、我々が重要視しなくてはならないのは、なんらかの方法でテレポーション・シップを撃墜することであろう。
人類が最初の攻撃を受けた際、この船が都市部の上空に飛来。侵略生物を投下して、甚大な被害をもたらした。
当初、輸送船ではないかと思われたものの、体積以上の侵略生物を投下することから、おそらく塔のような装置(テレポーション・アンカーと呼称)と同種の“物質転送システム”を搭載していると推測される。
(我々は、この物質転送の仕組みを“テレポーション”と呼称しているが、今のところ作動原理は解明されていない)侵略生物の増加を食い止めることが現在の最優先課題であることから、早期に撃墜作戦を立案することが求められる。
イミグラントの装甲飛行船。複数のヒューマノイド型エイリアンを搭乗させていることが確認された。おそらく、彼らを上陸させるための揚陸艦であると考えられる。
これまで撃墜例はなく、バリアのようなもので守られているようである。これはヒューマノイド型エイリアンを守り、安全に地球上に降ろすための機能であると推測される(このことからも、この船は揚陸艦であると考えられる)。
武装は現在のところ確認されていない。大気圏外での目撃例がないことから、宇宙での航行は不可能であると思われる。
ヒューマノイド型エイリアン。巨大であることを除けば、人類に酷似した姿、能力を持った生命体。
地球の大気での呼吸が可能であることなど、環境への適応を見せていることも、人類との酷似点の一つであろう。
さらに、人類と同等の知性を持つことも確認されている。地球への上陸数はすでに1,000を越えており、コロニーを形成しつつあることが報告されている。
非常に高い戦闘能力を持つ人型ロボットだと思われる未確認の敵。ロボットか生物か?
すでにイミグラントが人間と酷似していることは明らかだが、戦闘兵器までがヒューマノイド型であることは驚くべきことだ。
ただし、最新の報告では、言語のようなものをしゃべるとの目撃例が挙げられているため、引き続きの調査が必要である。
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