2016年9月25日(日)
コーエーテクモゲームスは、今冬発売のPS4/PS3/PC用ソフト『三國志13 with パワーアップキット』の最新情報を公開しました。
公開された内容は、威名系統についてやプレイを大きく進化させる要素“本拠”、戦場などあらゆる場面で行動をともにする存在“同志”などの情報です。
“威名”は、武将が天下に対して名乗る称号のようなもので、プレイヤー武将の生き様を示します。武将の実績に応じて解禁され、新たな威名を名乗ると、その威名独自の特性を得ることができ、新たな行動が行えます。
侠客系統の威名では私兵や同志を率いて、民草の味方となる義勇軍の頭領や天下を乱す賊の頭目になることができます。
また、闇に潜んで武将たちを狙う刺客・暗殺者の威名を名乗ることで、歴史の裏を生きることも可能になっています。
●“大侠客”
大侠客になることで同志に設定できる武将の人数が増えるだけではなく“勧誘”コマンドによって、他勢力にいる自身の絆武将を下野させ同志に引き込むこともできます。
また、全国を転戦しつつ武名を高めていく侠客プレイでさまざまな同志を引き連れて楽しむことができます。
●“武名依頼”
賊徒や侠者など私兵を率いる侠客系統の威名を名乗ると、全国各地の都市で“武名依頼”と呼ばれるクエストが発生します。
▲武名依頼発生。 |
武名依頼が発生している都市まで軍勢を率いて訪れると、その都市の君主や民から賊の討伐や他勢力の都市への攻撃などさまざまな依頼を頼まれます。
▲武名依頼受注(君主) |
依頼を達成すると依頼された都市における自身の“武名”が上昇します。“武名”は私兵を率いる侠客系威名のゲームクリア条件であるだけでなく、高めることでさらに高位の威名も獲得できます。
▲武名依頼達成(民) |
なお、武名依頼には賊の討伐から都市の襲撃までさまざまな種類があります。武名依頼を達成すると“武名”の上昇や金や兵糧を獲得。都市を勢力から解放すると、支配を持ちかけられることもあります。
さらに、武将からの依頼では依頼した武将との親近感が上昇します。
●“大侠客”で勧誘
“大侠客”の威名を名乗ると“勧誘”コマンドを実行できます。
“勧誘”コマンドは、一定確率で主人公の絆武将を勢力から下野させ自身の同志に引き込めます。
●“暗殺者”
他の武将を襲撃によって暗殺できる暗殺者は他の威名とはまったく異なる道を歩むこととなります。
目的は自身の“風聞”を高め、天下一の暗殺者となって道を究めること。“風聞”を高めるためには有名人や君主など身分の高い武将を狙う必要があります。
そのために日頃から腕を磨き、依頼を受けて金を稼ぎ、その稼いだ金で都市をしっかりと下調べをする歴史の影が楽しめます。
商人系統の威名では、莫大な私財を築いて勢力の動きに介入。天下を金の力で操ることができます。
戦いを煽って儲けを得たり、弱小勢力を後援して勝たせたりと乱世の黒幕の体験が可能です。
武官系統の威名は一騎討ちや采配戦闘に特化しています。特殊な自己鍛練や一騎討ちコマンドと戦場での特性を持っています。
軍師系統の威名を名乗ることで、人材の登用や抜擢、計略、采配戦闘、軍勢指揮などさまざまな局面に特化した軍師になることができます。
また、複数の敵勢力武将の忠誠低下や要衝の乗っ取りなど、敵を出し抜くプレイが楽しめます
官吏系統の威名は、農業・商業といった内政や兵糧の売買、他勢力の外交といった政務に特化しています。
正統派の政務官にもなれますが、国庫に手を出し私腹を肥やすような奸臣・悪代官にもなることもできます。
将軍系統の威名は兵の運用に特化しており、独自の募兵・訓練コマンドが使用できるだけでなく、指揮する軍勢自体を強化する特性を持っています。
また。将軍系の威名では本拠で鍛えた私兵を出陣時に連れていくことも可能です。
●兵法者
▲将軍系統の威名“智将”を名乗れることが前提の威名です。 |
戦術の扱いに特化した威名であり、自身の所持する戦術を“思索”で強化していくことができます。
●守戦巧者
▲威名系統画面では、威名の獲得条件を確認することができます。 |
本拠は、プレイヤー武将の家にあたります。配偶者や同志になった武将は本拠で暮らしています。
▲本拠(在野)。 |
本拠は武将の威名や身分に応じて見た目が変化します。在野では草庵のようだった本拠も、太守になると大きな屋敷となります。
▲本拠(太守)。 |
本拠を拡張することで、指揮できる私兵の数や一緒に住まわせる同志の上限を増やすことができ、さらには子育てを行うことができます。
●募兵
刺客、暗殺者を除く“侠客”系統や“将軍”系統の威名を名乗っていると、募兵によって本拠の私兵の数を増やすことができます。
私兵を率いることができる侠客系統の威名では、同志となった武将とともに軍勢を編制し、私兵として出陣することも可能です。
同志とはプレイヤー武将とより深い友好関係を築いた武将で、プレイヤー武将と同じ都市に所属し、戦場などあらゆる場面で行動をともにする存在です。
同志に設定できるのは、プレイヤー武将の絆武将か、絆武将と絆を結んでいる武将のうち同じ勢力(自身が在野なら在野)の武将のみです。
同志を設定すると“同志効果”が発揮され、同志全員の能力が強化されます。
さらに同志に編制している限り他の勢力に引き抜かれる心配もなくなるなど、同志にはさまざまな恩恵があります。
●“親書”
本作で新たに追加された“親書”によって、プレイヤー武将の絆武将とその他の武将の間に交友関係を結ばせることができます。
▲親書を介して周瑜と程普が交遊を結ぼうとしています。 |
目標武将との交友がうまく進展すると、絆が成立します。プレイヤーの絆武将と絆を結んだ武将は同志に設定可能なので親書を活用することで、さまざまな武将を同志に設定することができます。
また、旗揚げを行うと、同志に設定していた武将も新勢力に加わります。
●曹丕
▲戦闘:新CGに変更。 |
字は子桓(しかん)。魏の初代皇帝・文帝。曹操の次男で、曹彰、曹植、曹熊の実兄です。
袁家の居城を攻略した際、袁煕の妻・甄氏を娶り、その後曹操が死ぬと献帝の禅譲を受けて魏を建国しました。
▲内政:新CGに変更。 |
●甄氏
▲新CGに変更。 |
袁紹の次男・袁煕の妻。後に曹丕の妻となり、魏の二代皇帝・曹叡の母となります。
絶世の美人とされていますが、曹丕が郭貴妃を迎えると寵愛を失います。そして、讒言によって死罪を命じられました。
●郭嘉
▲戦闘用CGが追加。 |
字は奉孝(ほうこう)。程昱の推挙で曹操に仕え、孫策の早世を予言したり、袁家の滅亡を見抜いたりするなど、曹操の参謀として活躍しましたが、袁尚討伐戦の途中で病に倒れました。
赤壁の敗北後、“郭嘉がいればこんな負け方はしなかった”と曹操を嘆かせました。
●荀彧
▲戦闘用CGが追加。 |
字は文若(ぶんじゃく)。三公を出した名門の出です。“王佐の才”と評されていました。
黄巾残党を平定して人材を募った曹操の配下に加わりました。曹操は荀彧を得ると“我が子房だ”と喜びます。
第1の謀臣として曹操を支えましたが、後に曹操の魏公就任に反対したため不興を買い、何も入っていない器を送られ(お前は用済みだという意味)、服毒死します。
●荀攸
▲戦闘用CGが追加。 |
字は公達(こうたつ)。荀彧の年上の甥です。荀彧とともに曹操の幕僚として仕え、呂布を包囲した際、撤退を考えた曹操に速攻を進言しました。
その後も官渡、赤壁、渭水の戦いなど名だたる戦に従軍し献策を行いました。
●陸鬱生(新規)
鬱林[ウツリン]太守・陸績の娘。陸績は陸遜の又従兄弟です。嫁いだ張白が3カ月で亡くなり、未亡人となります。
その後は夫に操を立てることを公言し、張白の姉妹に仕え続けました。
●史渙(新規)
字は公劉(こうりゅう)。曹操配下の将です。
官渡の戦いでは徐晃に従って兵糧を輸送する韓猛の軍を襲撃し、多くの兵糧を焼失させ戦功を挙げました。
●ホウ娥(新規)(“ほう”は、ホウ統やホウ徳のホウ“广龍”)
読みは“ほうが”。趙安の長女です。
李寿に父を殺されると復讐を計画し、白昼堂々と李寿を討ち取ります。その後顔色も変えずに、その足で役所に自首し刑に服そうとするも罰されませんでした。
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