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2016年9月26日(月)

アニメ『ワンパンマン』第2期が制作決定。スマートフォンアプリは2017年配信予定

文:Dai

 9月25日に開催された“ワンパン秋祭り”で、TVアニメ『ワンパンマン』の第2期と、スマートフォン向けゲームアプリの制作決定が発表されました。

『ワンパンマン』

 アプリは日本と中国で2017年に配信開始予定で、配信は日本ではグリー、中国ではOurpalmが担当します。その他最新情報は、TVアニメ公式サイト公式ツイッターで随時発表されるので、ぜひチェックしましょう。

“ワンパン秋祭り”オフィシャルレポート

 昨年放送され、独特のテンポを持ったストーリーと圧倒的な作画クオリティで注目を集めたTVアニメ『ワンパンマン』の単独イベント“ワンパン秋祭り”が、放送開始からほぼ1年越しの2016年9月25日、サイタマとソニックにあやかって、さいたま市ソニックシティ大ホールで開催されました。

『ワンパンマン』

 冒頭のサイタマとジェノスの師弟コンビによるカウントダウンから、JAM Projectによるオープニング主題歌『THE HERO !! ~怒れる拳に火をつけろ~』のライブステージが披露され、会場は一気に湧き上がりました。

『ワンパンマン』

 続けて声優陣が登壇し、まずは肩慣らしに各々のキャラクターのバルーンアートにチャレンジ。ここからの司会進行は、キング役の安元洋貴さんとぷりぷりプリズナー役の小野坂昌也さんが務めました。

 会場も声優陣もエンジンがかかってきたところで、朗読劇のコーナーへ。アニメ本編では語られなかった原作の番外編エピソード“吹き込む新風”(原作第3巻収録)を昼公演、“ぷりズン”(原作第4巻収録)を夜公演で披露しました。

 “吹き込む新風”は、タツマキ&フブキ姉妹が怪人・旋風機と戦うエピソード。“ぷりズン”は、サイタマに敗れ収監されたソニックが、ぷりぷりプリズナーの脱獄に便乗するという、深海王戦へのブリッジエピソードです。人気キャラのサイドストーリーに、会場は大いに盛り上がりました。

『ワンパンマン』

 続いては“秋祭り”らしく縁日ゲームとトークのコーナー。射的、輪投げ、ボールすくいに挑戦し、取れたアイテムに書いてあるお題でトークするというルールです。

 うまくアイテムを取れなかったり、お題に応えられなかったりすると、罰ゲームで“あずきゼリーサイダー”か“もずく豆乳オレ”を飲まなくてはいけません。各々ゲームもトークも、そして罰ゲームも全開で挑戦しました。

 ここでイベントは折り返し。後半戦はイベントオリジナルの朗読劇“お祭りだよ全員集合!”から始まりました。この朗読劇は、Blu-ray&DVDに収録されたドラマCDのお祭りエピソードの続編として、原作のONEさん監修のもと制作されました。

 劇の終わりには、同じくBlu-ray&DVDに収録された『ワンパン音頭』の“ワンパン秋祭り”スペシャルバージョンを会場全体で歌って踊り、“秋祭り”を体験しました。

 そして、エンディング主題歌を担当した森口博子さんによるライブへ。『星より先に見つけてあげる』と最終話特別エンディング『悲しみたちを抱きしめて』の2曲を披露し、透き通った歌声を会場に届けました。

 さらに畳み掛けるようにJAM Projectがもう一度登壇して『THE HERO !! ~怒れる拳に火をつけろ~』を歌い、会場はいよいよクライマックスムードになりました。

『ワンパンマン』
『ワンパンマン』

 と、照明が暗転したステージに突如キング役の安元さんを中央に声優陣が再登場しました。始まったのはなんと、アニメ最終回後のエピソードにあたる原作38劇目“キング”の冒頭シーンの朗読劇。街で怪人・シタノビールに遭遇したキングが、キングエンジンだけで敵を撃退するシーンです。

 その後一人になったキングが「……どうしてこうなった」と言ったところで、スクリーンに“第2期製作決定”を告知する映像が映し出され、この日一番の重大ニュースが発表されました。

 そして本当のクライマックスには、アーティストも含めた全出演者が再集結し、2期製作決定を会場の来場者とともに祝しました。

『ワンパンマン』

エンディングコメント

●古川慎さん(サイタマ役)

 1期の収録が終わってすぐに、2期をやりたいと思ったんです。ラジオやいろんな機会で「2期があるなら」、「2期がやりたい」、「早く2期を観たい」とずっとずっと言ってきたんです。

 僕だけじゃなく、キャスト・スタッフの皆さん、そしてファンの皆さんも2期を観たいという気持ちをたくさん持ってくださって、その想いが通じて2期が制作決定という話になりました。すごくすごくうれしいです。

 本当にこれは皆さんが頑張ってくださったおかげで、皆さんの応援があったおかげです。この先の『ワンパンマン』の物語が観られると思うと、僕は今からワクワクが止まりません。

 “ワンパン秋祭り”が『ワンパンマン』の最後になるんじゃないかと思って不安なときはあったんですけど、皆さんの目の前で、こんな大きなホールでこんなに多くのお客様の目の前で、2期製作決定といううれしいことを伝えられて、何にもいうことはないです。本当にありがとうございました! これからもどうぞ『ワンパンマン』をよろしくお願いいたします。

●石川界人さん(ジェノス役)

 皆さんの応援があって2期が決定し、本当に本当にうれしいです。何がうれしいって、一言二言しか台詞のなかった1期で登場したS級ヒーローたちが2期でたくさんしゃべると思うんです。

 それが楽しみでしょうがないです。そして何より一番の楽しみはジェノスがいっぱいしゃべることです! 皆さん応援してくださって本当にありがとうございました。

●梶裕貴さん(音速のソニック役)

 ソニックは演じるのが楽しみなシーンがいっぱいあるキャラクターだなと、すごくワクワクしたのを覚えています。そのひとつが、イベント中に風船に描いた表情のシーン(第4話 サイタマと森で遭遇したシーンのラスト)でした(笑)。

 そして、2期決定といううれしいニュースも発表されたということで、今後もソニックをはじめ、どのキャラクターも見せ場がたくさんありますので、原作を応援していただきつつ、2期を楽しみにお待ちいただければなと思っております。本日はどうもありがとうございました。

●悠木碧さん(戦慄のタツマキ役)

 今日は妹と一緒にお祭りに来れて、素敵な歌をたくさん聴けて、とっても楽しかったです。私もちょっとだけ歌ったし。本当に今日はありがとうございました。2期もよろしくお願いします。

●早見沙織さん(地獄のフブキ役)

 喜ばしい2期の発表もありまして、フブキさんも1期を通じて2期にさらに期待が高まるような原作の内容になっておりますので、ぜひぜひフブキさんの出番にも注目していただければうれしいなあと思います。今日はどうもありがとうございます。

●安元洋貴さん(キング役)

 役が決まる前から原作漫画を読んでおりまして、「キング役に決まりました」と言われた時からあそこは演じられるのかな、1クールでどうなるのかなと思っていたら、見事にそこにはたどり着きませんで(笑)。

 ちょっと切ないな、あのくだりがあるからキングのおもしろさがあるのにな、と思っていたところで、この2期のお話を聞きました。今度はきっとそこまで行けるんじゃないかな、と思っております。

 これからもキング、『ワンパンマン』、そしてサイタマ氏をよろしくお願いいたします。今日は本当にありがとうございました。

●小野坂昌也さん(ぷりぷりプリズナー役)

 今日は本当に楽しかったです。アニメの2期決定ということですが、僕の出番があるのかどうか!? 皆さんありがとうございました!

●JAM Projectさん

 このイベントに参加できてすごくハッピーでした。現在、JAM Projectはツアー中ですが、『ワンパンマン』の曲が一番盛り上がっています! 今日はありがとうございました。

●森口博子さん

 9か月ぶりにこうやって皆さんと直接お会いすることができて、JAM Project、そして声優陣の皆さんと“ワンパン秋祭り”で盛り上がることができて本当にうれしかったです。どうもありがとうございました。

『ワンパンマン』

(C)ONE・村田雄介/集英社・ヒーロー協会本部

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