2016年9月30日(金)
『アンジュ・ヴィエルジュ』のアニメを総まとめ! アプリ版の新主人公・彩城天音(声優:田村ゆかり)とは?
新しく生まれ変わったスマートフォン用アプリ『アンジュ・ヴィエルジュ~ガールズバトル~』をより楽しむために、7月~9月にかけて放映されたTVアニメ『アンジュ・ヴィエルジュ』の振り返り記事をお届けする。
セガゲームスがサービス展開するiOS/Android用アプリ『アンジュ・ヴィエルジュ~ガールズバトル~』において、9月26日に大型アップデートを実施。TVアニメ『アンジュ・ヴィエルジュ』のメインキャラクターの1人、彩城天音(声優:田村ゆかり)が主人公となる新章“世界ノ敵”編がスタートした。
新章では、αドライバーからプログレスになった彩城天音をはじめ、アニメで活躍したキャラクターたちが多数登場する。この記事では、多彩な登場人物たちが織りなすアニメのストーリーを振り返りつつ、青、黒、赤、白、緑の5つの世界それぞれに登場すたアニメ登場キャラクターたちの相関図を掲載! ぜひ、このアニメまとめ記事を読んで、新章をプレイする際の参考にしてほしい。
青の世界:地球
青の世界は、私たちの住む地球(によく似た世界)。この世界にある青蘭島という島に、世界崩壊をもたらす“ウロボロス”に対抗するための前線基地である青蘭学園が置かれており、各世界のプログレスたちが生徒として通っている。
●青の世界の主要キャラクター
蒼月紗夜(声優:寿美菜子)
光を操るエクシードを持つ少女。かつては目的のない人生を送っていたため、エクシードの覚醒をきっかけに“特別な存在になりたい”という思いが強く抱くようになる。しかし、気持ちとは裏腹に実力不足な面もあり、そのズレのせいで空回ってしまい、天音とすれ違ってしまう。
彩城天音(声優:田村ゆかり)
紗夜たちのチームを率いる少女。プログレスとリンクすることでその力を引きだせる“αドライバー”と呼ばれる存在。のんびりマイペースなように見えるが、陰ではチームのことを深く思い、努力を続けている。
日向美海(声優:相坂優歌)
青蘭学園の生徒会長を務める少女。紗夜や天音の先輩であり、特に紗夜にとっては目標となっている人物。風を操るエクシードを使いこなし、紗夜たちが複数人がかりで倒すウロボロスを1人で圧倒する実力を持つ。しかし、その力を誇示せず、誰とも明るく接するため多くの生徒たちから慕われている。
御影葵(声優:伊藤静)
美海に匹敵する力を持つ実力者。非常に真面目で、自他ともに厳しい性格。本人は美海のことをライバル視していないと主張するが、そのせいで逆に意識していることが周囲にはばれている。粒子を操るエクシードを持ち、刀を作り出して戦う。
●青の世界 ストーリー&人物相関図
青の世界におけるストーリーのキーとなるのは、紗夜の「自分はどうありたいのか」という考えの変化。自分を顧みず、ただ美海や葵に憧れていただけだった紗夜が、怠け者と思っていた天音の陰での努力を知り、そしてウロボロスに囚われた天音ともう一度会いたいという自分の気持ちに向きあって成長していく……。
▲αドライバーとして登場する彩城天音も青の世界の出身。αドライバーとして覚醒する前はどんな少女だったのだろう。 |
▲実力アップを目指して先輩たちに挑んだ紗夜たちだが、結果は惨敗。自分の力を思い知らされた紗夜は特に大きなショックを受ける。 |
▲ウロボロスの影響を受け“闇堕ち”した美海は、特別な存在になりたいと願う紗夜に辛辣な言葉を投げかける。 |
▲自分のなかの天音への気持ちを再確認した紗夜は、美海を打ち倒し、彼女を“闇堕ち”から救い出す。 |
黒の世界:ダークネス・エンブレイス
黒の世界は、常に夜の闇に覆われた魔法の世界。魔女王と呼ばれる存在によって統治されているこの世界には、中世を思わせる古城や鬱蒼と茂る森、石造りの町並みが広がり、空には赤い月が出ている。
●黒の世界の主要キャラクター
アルマリア(声優:原由実)
血液を操るエクシードを持ったヴァンパイア。青の世界にやってきて天音のチームに加入する。ヴァンパイアなのに血を吸うという行為に羞恥心を持っており、輸血用のパックを愛用していたが、戦いの中でずっとためらっていた“吸血”を決意することに。
ソフィーナ(声優:石原舞)
魔女王の後継者と目されている魔女。自分は天才であると言うが、その陰で誰にも見せず努力を積み重ねる秀才型。いわゆるツンデレな性格で、本当は優しい性格をしているのに、プライドがそれを邪魔して素直になれない少女。
●黒の世界 ストーリー&人物相関図
黒の世界のストーリーでは、常に大人の余裕を見せていたアルマリアが、自分の本質に気づく過程だ。チーム内でもお姉さんという立場にあり、先輩でありながらもどこか子どもっぽいソフィーナに対してもアルマリアは同様だった。そんな彼女が、初めて自分の等身大の気持ちに気づいた時、どう行動するのか?
▲黒の世界から青蘭学園にやってきたアルマリア。ここでの天音との出会いが、彼女の心に大きな変化をもたらすことになる。 |
▲ソフィーナとアルマリア。学年や実力はソフィーナが上だが、この2人の間にはそういったものとは違う、独特の距離感が存在していた。 |
▲アルマリアに血を吸うようソフィーナは求める。ずっと、吸血行為を恥じていたアルマリアはソフィーナを尊敬する気持ちと天音を助けたいという気持ちの間で揺れるが……。 |
赤の世界:テラ・ルビリ・アウロラ
赤の世界は精神性を重要視する、光に満ちた世界。文明の発展よりも、心の豊かさや愛といったものが大切にされており、7人の女神によって平和のうちに治められている。
●赤の世界の主要キャラクター
エルエル(声優:豊崎愛生)
他人のエクシードを他人のエクシードを借り受けるエクシードを持つ天使のプログレス。天真爛漫でで、子どもっぽい性格をしており、天音のチームのムードメーカー的な存在。その裏表のない人柄のためか、友だちが非常に多い。
レミエル(声優:悠木碧)
片翼の天使。αドライバーとリンクすることで光の翼が顕現し、両翼となる。エルエルの親友だが、片翼というコンプレックスもあり、エルエルとは対照的に引っ込み思案な性格をしている。
アウロラ(声優:早見沙織)
赤の世界を統治する7人の女神の1人。現在は青蘭学園で、ウロボロスから世界を守るための指揮を取っている。
ルビー(声優:生田善子)
アウロラに仕える妖精のプログレス。幼く見える姿で性格もお転婆だが実力は非常に高く、頭もよい。歌うことが好き。
クララ(声優:佐藤沙耶)
ルビーと同じく、アウロラの側近である赤の世界の天使。まだ青蘭学園に来て日が浅いため、慣れない仕事に戸惑うこともある。
●赤の世界 ストーリー&人物相関図
赤の世界のストーリーの見どころは、エルエルが親友と思っていたレミエルの本当の気持ちに気付くところ。お互いがお互いのことをどう思っているか、レミエルの心の闇も含めて知ったうえで、どうやって友だちであり続けるか、エルエルの選択とは……?
▲赤の世界へと向かったエルエルたちは、レミエルの手によって分断されてしまう。そして、エルエルは闇堕ちしたレミエルと対峙する。 |
▲本来、片翼であるはずのレミエルは、闇堕ちしたことにより漆黒の闇の翼を得ていた。 |
▲知らず知らずのうちに人の心に入り込み、友だちになってしまう。そんなエルエルをレミエルは責めたてる。戦う以外の方法でレミエルを助けたいエルエルが取った手段とは? |
白の世界:システム=ホワイト=エグマ
白の世界は、科学が高度に発達した世界。システム・エグマが人口生命体やアンドロイド、機械兵器などとともに世界を管理している。
●白の世界の主要キャラクター
コードΩ77ステラ(声優:立花理香)
天音のチームに所属するアンドロイド。“速度”に並々ならぬこだわりを持っており、誰よりも速く飛べるようになりたいと思っている。
コードΩ33カレン(声優:茅原実里)
空間歪曲のエクシードを持つアンドロイドのプログレス。白の世界全体でも屈指の戦闘能力を持つ。アンドロイドなのにもかかわらず「~でございます」という不思議なしゃべり方をする。コードΩ46セニアは妹にあたり、彼女のことを溺愛している。
コードΩ00ユーフィリア(声優:高橋李依)
白の世界でも類を見ない時間跳躍のエクシードを持ち、その力を使い未来からやってきたというプログレス。アウロラたちとともに青蘭学園の防衛に務めている。
コードΩ46セニア(声優:花澤香菜)
学習、成長するアンドロイドとして作られたプログレス。亜空間連結機構を駆使し、あらゆる状況に対応できるようになっている。落ち着いた雰囲気があるが、実際は好奇心旺盛な性格。
Dr.ミハイル(声優:相沢舞)
カレンとセニアを作った白の世界の科学者。ユーフィリアたちとともに、日々ウロボロスの研究を進めている。知的好奇心に抗えない性格をしている。
●白の世界 ストーリー&人物相関図
白の世界のストーリーは、速くなることだけに執着していたアンドロイドのステラが、他者とどう向き合うかがテーマとなる。心を持つとはいえ、自分の体のことをあまり案ずることなく任務・目的にまい進する彼女に芽生える心のあり方に注目したい。
▲ステラと天音の出会い。無垢な状態で起動するアンドロイドたちにとって、初めて目にする他者は一体どう映ったのだろうか。 |
▲仲よく闇堕ちしてしまったカレンとセニア。2人は白の世界を破壊するウィルスを作り出し、ステラにも一緒に来るように誘う。 |
▲白の世界の中心へ、ステラとカレンたちは飛ぶ。 |
緑の世界:グリューネシルト
近年の自然環境の激変により荒廃してしまった世界。現在は“統合軍”と呼ばれる組織が世界の治安を守っている。この世界のプログレスは皆、武器を顕現させるエクシードを持っているのが特徴。
●緑の世界の主要キャラクター
ナイア・ラピュセア(声優:ブリドカットセーラ恵美)
籠手のエクシードを持つ、統合軍所属の軍人。本当は優れた能力を持っているが、何かにつけて口実を見つけてはサボろうとする。彼女の秘めた実力を知るアインスに絡まれている。
アインス・エクスアウラ(声優:佐倉綾音)
統合軍によって作り出された強化人間“エクスペンド”の少女。無数の刃を放つエクシードを持つ。エクスペンドとなった際に記憶や感情を失っており、命や倫理に対する意識が薄い。
マユカ・サナギ(声優:山本希望)
統合軍に所属する軍人の少女。大剣グリム・フォーゲルを操るエクシードを持つ。軍人らしからぬ優しい性格の持ち主。
アゲハ・サナギ(声優:上坂すみれ)
統合軍に所属する軍人の少女。マユカの姉で、彼女の指導教官のような役割をしている。本来は厳格な性格の持ち主のはずだがアニメでは……
●緑の世界 ストーリー&人物相関図
緑の世界のストーリーはナイアとアインスを軸にしたものと、マユカとアゲハを軸にしたものに分かれている。ナイアは実力を持ちながらなぜその力を使おうとしないのか、という謎が明らかになりつつ、それと対極にあるマユカ・アゲハ姉妹によるコミカルな寸劇が繰り広げられる。
▲ナイアとアインスは、かつて同じ任務に従事する上司と部下という関係だった。ここでの出来事が、今のナイアの無気力さにつながっている。 |
▲闇堕ちしたアインス側に立つマユカとアゲハ。いつもコメディタッチの2人だったが、このシーンだけは違っていた。 |
▲絆を深めていく仲間たちを見て、ナイアはアインスのことを真剣に思い、向きあうことを決める。 |
(C)SEGA / Ange Project
(C)KADOKAWA・SEGA/アンジュ・ヴィエルジュ・フィルムパートナーズ
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