2016年10月14日(金)
『オブリビオン』を思い出す帝都に下水からコンニチハ! “ESO Plus”課金レビュー後編【ESOレビュー】
どうも、黒船Mk-IIです。半分趣味で続けてきたPC用MMORPG『エルダー・スクロールズ・オンライン』のプレイレポートですが、今回で最終回ということになってしまいました。
▲『オブリビオン』でおなじみの帝都に行ってみたり。やっぱり最初は下水から行くのがSAHOUってモンですよね。 |
そんなわけで今回は、こんなこともあろうかと残しておいたDLC“Thieves Guild”と“Imperialcity”をまとめて紹介していきたいと思います。“ESO Plus”に加入した時からずっと楽しみにしていたんですよね!
“Thieves Guild”を導入。……盗賊というか強盗気分?
“Thieves Guild”を導入して、いつのころからか念願になっていた盗賊ギルドのお話を楽しめるように! まずはギルド加入を認めてもらいましょう。
DLC導入によって行けるようになる地域・ヒューズべインでクエストを受諾します。なんでも領主の館に押し入って、宝を奪ってくるとか。なかなか盗賊らしいクエストですな。しかも、目的のアイテム以外は好きに持っていって構わないという太っ腹さ! ……「どうせ自分のものじゃないし」という判断なんでしょうけどね。
そんなわけで領主の館へ。衛兵やNPCがウロウロしているので、隠密行動で敵の目をかいくぐりながら館内部を目指します。盗賊ギルドや暗殺者ギルドで受けられるクエストは、他のクエストに比べて力押し以外の手段が用意されているので(というかそっちが正しいクリアの仕方ですが)、個人的には大好きなんですよ。
……まぁ、たいていはうまくいかずに力押しになりますけどね!
▲NPCがこちらを発見すると襲ってきます。普通の敵なら返り討ちにできますが、衛兵は絶対に倒せない模様……。 |
衛兵に見つかって何度か殺されたものの、どうにか館の内部へ侵入成功(出会ったNPCは衛兵以外皆殺しに近い状態でしたが)。中の警備は手薄なようで、物色し放題です。やったね! ちなみに後で気づきましたが。やけによくNPCに気づかれると思ったら重装のままでした……。
▲さすがに領主の館だけあって、金目のものが豊富です。 |
▲シリーズではおなじみもともいえる絵合わせギミックも。 |
首尾よく宝を手に入れて帰ろうと思ったところで、謎の襲撃者が登場。どうやら計画が漏れていたようです。領主側の人間ではないようですが、こちらを目の敵にしていて戦闘開始。撃退するものの、来たルートは使えず地下墳墓から脱出することになりました。
というか、館が地下墳墓につながってるってどうなのよ? 物語だとたまに見る設定ですが、実際に通ると気持ちいモンじゃありませんね。
▲領主の館に盗みに入った思ったら、いつの間にか地下墳墓でモンスター退治……。な…何を言っているのかわからねーと思うが(以下略)。 |
巨大蜘蛛に襲われたりしながらも、どうにか脱出に成功します。これで無事(?)盗賊ギルドに加入することができました!
ちなみにギルドマスターによると、襲撃してきたのは“鉄の車輪”という傭兵団で、盗賊ギルドといろいろ確執があるとか。新メンバーの黒船Mk-IIにもいろいろ協力してもらいたいようですが、クエストだけ受諾して後回し。
盗賊らしい正攻法ではない手段による報復も楽しみなのですが、せっかく“ESO Plus”に加入したので“Imperialcity”で帝都にも行ってみたいんですよね。
▲盗賊ギルドに加入すると専用のコスチュームゲット! 外見変更用のアイテムなので、こう見えて重装です。 |
▲盗賊ギルドと暗殺者ギルド“闇の一党”の仲がいいのは昔かららしく、盗賊ギルド内なのにちゃっかり勧誘してきました。 |
黒船Mk-II、本日の死因は“法律(物理)”
DLC“Imperialcity”は、これまでは入れなかった帝都に行けるというもの。黒船Mk-II的には『オブリビオン』で、衛兵に追われる→武器屋に駆け込んで迎撃→衛兵の装備をその場で転売という小銭稼ぎをした懐かしい街でもあります。
……武器屋もよくそんな装備を買い取ってくれたものですよ。
そんなわけで再び“同盟戦争”の舞台でもあるシロディールへ。以前見かけた帝都につながる橋へ向かうことにしました。橋近くの衛兵が「危険だよ~」と教えてくれますが、こっちは“ESO Plus”会員。課金の力でどうにかなるに決まって……いませんでした。
▲橋を渡っている最中にいきなり死亡! しかも死因は“帝国法”!? |
「帝都は橋の向こうにある=“Imperialcity”があれば橋を渡れる」と考えていましたが、衛兵などの話によると帝都はモルグ・バルの支配下。普通の手段では足を踏み入れることもできないようです。と、マップを見てみたら橋から少し離れたところにランドマークが。どうやらここから帝都に入るようですね。
いざ懐かし(?)の下水へ
向かってみると、そこは下水の入り口。帝都の下水といえば、『オブリビオン』のチュートリアル。下水の出口では、キャラクター作成をやり直すことができました。
“ナイトブレード”をやめて、クラスを“ドラゴンナイト”に変えたいんだけど無理かなのかなぁ(無理です)。
▲マップ中央の帝都の周囲に3つあるランドマークが下水の入り口。ここから帝都に入ることになります。 |
▲帝都奪還のための起点というには、若干しょんぼりとした雰囲気が漂いますが、冒険に必要な施設はそろっています。 |
帝都に入れたり、新ダンジョンが追加されたりといった特典が得られる“Imperialcity”ですが、一番の特徴といえば新通貨“テルバー・ストーン”でしょう。下水内の敵を倒すと手に入る通貨で、専用の装備などと交換できるようになります。
さらに、通常のゴールドとの大きな違いがもう1つ。“テルバー・ストーン”は、基本的に殺された時に敵に奪われてしまいます。モンスター相手なら10%、他プレイヤーの場合は持っている“テルバー・ストーン”の80%が失われるので注意が必要です(プレイヤーの場合、殺した側がその分を獲得)。
まぁ、デスペナルティと考えれば「きつい」というほどではありませんし、銀行にこまめに預けておけば安全に保管することもできるのですが……持ち歩いている“テルバー・ストーン”の量が多いと、モンスターを倒した時の獲得量が増えるんですよ! なんというジレンマ!!
そりゃあゲームとしては非常に正しいですよ? 正しいんですけど、“テルバー・ストーン”をため込んでため込んで、「そろそろ帰ろうか」と思った時に敵勢力のプレイヤーと出会った時の絶望感といったら!! キャラクターが強くなったら、必ずやり返してやろう(おそらく相手は別のプレイヤー)。
▲右下に現在の倍率が表示されます。人間、引き際が肝心と言いますが、あともう少し……。 |
▲“テルバー・ストーン”は、装備と交換可能。低レベルキャラクター向けの装備もあるので、レベルを問わず楽しめますよ。 |
もっと早く“ESO Plus”に加入しておけばよかった!
といったところで、そろそろまとめの時間になりました。プレイ前はDLCについて、ダンジョンとそれにともなうクエストの単純な追加かと思っていたのですが、“Imperialcity”の“テルバー・ストーン”など、基本のゲームにはない新しい遊びも提供。
また、外見を変えるコスチュームやペットの追加といった特典が序盤からもらえるので印象としてもオトク感が強く感じられます。
“同盟戦争”と同様、低レベルのキャラクターはレベルが調整され、興味を持ったらすぐに楽しめるので、チュートリアル直後に始めることも可能です。特に“Thieves Guild”や“Dark Brotherhood”などのギルド系DLCをいち早くプレイしてみたいと思う黒船Mk-IIのような人にとって、この仕様は非常にありがたいところです!
“ESO Plus”なら特典の中に全DLCへのアクセス権もあるので、個人的にはそちらに加入してのプレイを強くオススメします。「DLCはゲームに慣れてからでいいや」という初心者の人も、クラウンや“クラフトバッグ”といった恩恵を受けられますしね!
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データ
- ▼『エルダー・スクロールズ・オンライン』初回限定版
- ■運営:DMM GAMES
- ■対応機種:PC
- ■ジャンル:オンラインRPG
- ■発売日:2016年6月23日予定
- ■価格:11,800円+税(月額課金不要/有料プレミアム会員サービス提供予定)
- ▼『エルダー・スクロールズ・オンライン』
- ■運営:DMM GAMES
- ■対応機種:PC
- ■ジャンル:オンラインRPG
- ■発売日:2016年6月23日予定
- ■価格:7,360円+税(月額課金不要/有料プレミアム会員サービス提供予定)
- ▼『エルダー・スクロールズ・オンライン』(ダウンロード版)
- ■運営:DMM GAMES
- ■対応機種:PC
- ■ジャンル:オンラインRPG
- ■発売日:2016年6月23日予定
- ■価格:7,360円+税(月額課金不要/有料プレミアム会員サービス提供予定)