2016年10月3日(月)
コーエーテクモゲームスは、2017年発売予定のPS4/PS Vita用ソフト『無双☆スターズ』のストーリーやキャラクタースチルなどの情報を公開しました。
本作は、コーエーテクモゲームスのさまざまなタイトルからキャラクターが出演する『無双』シリーズ最新作にして、コーエーテクモ初のオールスタータイトルです。
『無双』シリーズの仕組みをベースにしたアクションゲームで、プレイアブルキャラクターは各コラボレーションタイトルに加え、本作オリジナルの新キャラクターも参戦が予定さています。
■ストーリー
奇跡の“泉”の力により、長く繁栄してきたとある世界――。
そこは今、滅亡の危機に瀕していた。
泉の力を操っていた王が急死し、同時に泉も枯れてしまったのである。
残された王妃は、世界を救うべく、娘に古い言い伝えを聞かせる。
“泉が力を失い、世が滅びに向かいし時、異界の英雄降り立たん。
英雄、祠に己が力を与え、泉を再び蘇らせん。
英雄を導きし者、戴冠の儀を経て王となり、世に大いなる繁栄をもたらさん”
母の言葉に従い、王女は異世界の英雄を呼びだす儀式を行おうとする。
しかし、最後の最後で力が暴走。
招かれた英雄たちは、各地に散ってしまう。
そして――
見知らぬ世界へ迷い込み、困惑する英雄たちそれぞれの前に、協力を求める者が現れる。
だが、それはかの王女だけではなかった。
王位を狙う王族は、全部で3人存在したのだ。
かくして、英雄たちは3つの勢力に分かれ、争うこととなった……。
本作のメインモードは、ワールドマップ上で展開されるフリーシナリオ&マルチエンディングとなっています。
物語を進めるバトルやキャラを仲間にするバトルなど、プレイヤーの好みやシチュエーションに合わせて、自由に攻略対象を選択してゲームを進められます。
▲真田幸村がリュウ・ハヤブサをお酒に誘うシーンです。 |
プレイヤーの選択によって生まれる展開の変化や多数のキャラクターのイベント、競演をさまざまな側面から描かれるストーリーとともにじっくりと楽しむことができます。
●タイトルの垣根を超えたキャラクターたちの交流を楽しめる
キャラクターたちの会話場面です。戦いの中では見ることのない一面やタイトルの垣根を超えた交流を楽しめます。
●会話画面1
戦闘が終わった後の桜花と趙雲の会話場面です。異世界で進行する物語のフォローはもちろん、戦闘を通じて交わるキャラクターたちの個性が描かれます。
●会話画面2
異世界ではキャラクターたちが敵味方入り乱れて戦うこともあります。
●会話画面3
趙雲とリュウ・ハヤブサの会話シーン。戦闘前には、戦闘の展開にかかわる会話が交わされることもあります。
●“日の本一の兵”真田幸村(出典:『戦国無双』シリーズ)
信濃の豪族・真田家の若武者。武士(もののふ)としての信義を重んじ、たとえ困難な状況にあっても己の信じた道を貫こうとします。
まじめで清廉だが、内には激しい闘志を秘めています。
●“仁に惹かれる若き龍”趙雲(出典:『真・三國無双』シリーズ)
忠義に篤く、誠実な若武者。乱世に仕えるべき主を求め各地を歴訪した末に、劉備の人柄に惚れ込み臣下となります。後に、蜀の五虎大将に数えられます。
なお、性格は穏やかですが、戦場では大軍に対し単騎で斬り込むほどの闘志を示します。
●“咲いて散るのが花”桜花(出典:『討鬼伝』シリーズ)
“鬼”を討つ鬼たるモノノフの1人。凛々しく清廉な女性です。
並外れた腕を持つ太刀の使い手で所属するウタカタの里では、右に出る者がいません。また、守るべきもののためなら、命を投げ出すこともいとわない堅い信念の持ち主です。
●“やる気120%の街娘”ソフィー(出典:『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』)
キルヘン・ベルの街はずれでアトリエを営んでいる錬金術士。明るくほわっとした性格で周りを和ませるが、時間にルーズであるなど、ずぼらなことも多いです。
錬金術が大好きで、人のために使うことに大きな喜びを感じています。
●“運命のくノ一”かすみ(出典:『DEAD OR ALIVE』シリーズ
伝統ある忍者一門“霧幻天神流忍術天神門”の継承者です。ある事件をきっかけに里を捨て“抜け忍”となったため、里に帰れぬばかりか命を狙われる過酷な日々が続いています。
高速に繰り出される華麗かつ多彩な攻撃はもはや防ぎきれるものではありません。
●“刻命の姫”ミレニア(出典:『影牢』シリーズ)
刻人(ときびと)により“人間狩り”を行うように仕向けられ、記憶や罪悪感などの感情が奪われた少女です。
育ての母・ヨカルの言葉に従い人間の魂を捧げることを役目としており、それ以外のことには一切の関心を持っていません。
●“孤高の超忍”リュウ・ハヤブサ(出典:『NINJA GAIDEN』シリーズ)
隼一族の忍者。『龍の一族』の末裔です。激しい戦闘経験を通して体得してきた武力、そして胆力はすで常人が及ばざる域に達しています。
どんな時も平常心を失わず達観しているが、その胸の内には熱いものを秘めています。
本作ではフリーシナリオ&マルチエンディングが採用さており、次にどのステージを遊ぶのか、プレイヤー自身の手で物語を創造できます。
また、出典元の作品より、それぞれの特徴が感じられるステージが収録されています。
●ワールドマップ
メインモードのメイン画面。この画面でゲームフローを進行させることになります。
●『ソフィーのアトリエ』
『ソフィーのアトリエ』に登場する“忘却のナーセリー”のステージです。
“忘却のナーセリー”は元々美しい屋外の庭園でしたが、現在では植物が繁茂し荒廃した廃墟となっているステージです。
●『討鬼伝』
『討鬼伝 極』に登場する“雅の領域”のステージです。“雅の領域”は奈良・平安時代の特徴を持ったステージでつねに夕暮れのような欝金色の光が差し、石化した巨大な蓮がいたるところに屹立しています。
本作のアクションは、従来の“無双”シリーズ同様、“□ボタン”と“△ボタン”の組み合わせで多彩なアクションが簡単に発動。各キャラクター・タイトルの特色を生かしたアクションが楽しめます。
●協力・連携などでキャラクターが繚乱するチームバトル
戦場へは操作キャラクターの他に、複数のサポートキャラクターを連れていくことができます。
各キャラクターは、原作を再現した技やそれを大胆にアレンジしたアクションでサポートしてくれます。また、キャラクターごとに連携技が用意されていたり、相手によって会話が変化したりするなど、キャラクターの魅力が色濃く描かれます。
●真田幸村
十文字槍を突き出し、炎の渦を前方に飛ばす本作新規アクションです。仲間の通常攻撃に続いて、十文字槍で敵を打ち上げます。
●趙雲
龍の形をした気を纏って敵を攻撃する趙雲。本作新規アクションとなっています。龍は周囲を大きく薙ぎ払ってから前方に飛来していきます。
また、『真・三國無双7』では空中無双乱舞だった“風龍波”を放つ趙雲ですが、本作では、仲間と連携したアクションとして繰り出すことができます。
●桜花
愛刀“秘刀・素桜”による切り上げ攻撃を行います。さまざまな世界が入り混じっている中、元の世界『討鬼伝』の敵と再び遭遇することもあります。
●ソフィー
原作でもお馴染みのアイテム“神の落とし物”を使用します。また、アイテムの効果でうにが上空より落下し、敵を大きく吹き飛ばします。
杖で直接攻撃を行うソフィー。キャラクターに合わせてヒットエフェクトも『ソフィーのアトリエ』のようにデザインが変化します。
●ミレニア
トラップ“ペンデュラム”を発動。巨大な刃がついた振り子で敵を斬り裂きながら吹き飛ばします。
必殺技はウィザードギア“紅蓮魔導汽車”です。紅蓮魔導汽車に吸い込まれた敵は煙突から吐き出され、汽車上部の鐘に当たり、澄んだ音を奏でます。
●ハヤブサ
原作でもお馴染みの愛刀“龍剣”を用いて切り上げ攻撃を行います。空中の敵を掴み、地面にたたきつける“飯綱落とし”なども炸裂します。
キャラクターデザイン/左、NOCO、水野十子
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