2016年10月14日(金)
岡村Pがフィリスの胸のサイズを熱弁!? 個別エンド復活など『フィリスのアトリエ』の質問に回答
コーエーテクモゲームスから11月2日に発売予定のPS4/PS Vita用ソフト『フィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術士~』。本作のプロデューサー・岡村佳人さんに、電撃オンライン読者から募集した『フィリスのアトリエ』に関する質問に回答していただきました。
『フィリスのアトリエ』はガストブランドが手掛ける錬金術RPG『アトリエ』シリーズの最新作。“旅”をテーマとしており、地下にある鉱山の町で育った主人公のフィリス(声優:本渡楓さん)が、錬金術と出会ったことで広大な世界を旅し、多くの人々との出会いながらさまざまな物語を紡いでいく姿が描かれます。
『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』に続く『不思議』シリーズの第2弾となり、前作で好評だった要素をさらに進化させてより楽しめる作品となった『フィリスのアトリエ』。シリーズファンからも注目度が高い本作について、たくさんの質問が寄せられました。
フィリスのデザインについての裏話や、キャラクターの秘密、細かいゲームシステムについてなど、多くの質問に回答していただきましたので、ぜひ最後までご覧ください。
広大なフィールドで『アトリエ』の世界の旅を体験
──『アトリエ』シリーズ初心者ですが、最後まで楽しめますか? 戦闘シーンが難しそうですが大丈夫ですか?(匿名希望さん)
シリーズに興味を持っていただき、ありがとうございます! それぞれのタイトルで、初めての方でも安心なようにチュートリアル・ヘルプも充実していますし、ストーリーも前作をプレイしていなくても楽しめる内容になっていますのでご安心ください!
プレイして、さらに興味を持っていただけたのなら、前作『ソフィーのアトリエ』も遊んでいただければうれしいです。
戦闘ですが、クリアしたりすべてのエンディングを見るためであれば、ゲーム内容を普通に進めていけば十分クリアできる難易度になっています。また、戦闘の難易度変更も用意されていますので、どうしても勝てない時は難易度を下げてプレイしてもらえれば、快適にストーリーを進められると思いますよ!
──『アトリエ』シリーズ毎年楽しくプレイさせてもらっています! 事前情報の中で『フィリスのアトリエ』では広大なマップを移動するとありますが、『ソフィー』などのようにある場所を選択して冒険という感じなのですか? それともオープンワールドのような場所を冒険するのでしょうか?(猫好きな犬さん)
いつも『アトリエ』シリーズをプレイしていただきありがとうございます! 今回の『フィリスのアトリエ』では、従来のワールドマップのような形で各地を選んでいくのではなく、フィールドとフィールドのエリアが地続きにつながっている構造になっています。
シームレスにつながっているわけではないため、完全なオープンワールドではないのですが、非常に広大なマップも複数用意していますので、オープンワールドのような雰囲気で『アトリエ』の世界の旅を体験していただけるものと思います!
──今回のテーマは“旅”ということで、PS4版の綺麗で壮大さも感じられるフィールドを巡るような画像が印象的です。Vita版はPS4と性能も違うので同じとはいかないまでも、フィールドを駆け回るような“旅”をする感覚は楽しめるでしょうか?(さささん)
ありがとうございます。Vita版ではさすがにグラフィックもそのままに……とはいきませんが、かなり大きくなったフィールドのスケールは一切変更ありませんし、ゲームのデータ内容もまったく同じものが入っているので、旅情感は十分に伝わるものと考えています。
参考までに、他でも説明していますが、前作『ソフィーのアトリエ』での一番大きなマップが、200m四方の広さだったのに対し、今回の一番大きなマップは1km四方の広さになっていますので、単純に前作マップの25個分の広さのマップが複数存在することになります。私もテストプレイしていてとてもワクワクしました!
──Vita版の画質や性能が気になります。前作では比較動画を事前に公開していましたが、今回もありますか? 予約する前に参考にしたいのでお願いします。(ゆーさん)
もちろんご用意させていただきます! フィールドが広大になったことでかなり苦労しましたが……いい感じになっていますので今しばらくお待ちください!
──今作は世界がかなり広いとのことですが、前行った場所にすぐ戻れるような、いわゆるファストトラベル的なシステムは用意されていますか?(たけるさん)
はい、従来のショートカットのような機能は今回も健在です。ただし、ゲーム内の時間経過やLP消費は普通に発生しますし、一度行ったことがある場所でないと使えないので、広大な世界を一度は旅してもらう必要がありますが、ゲームプレイの快適性が損なわれないようなバランスを目指しています。
──『フィリスのアトリエ』のカメラ操作は上下に動かせますか? 旅がテーマですので、風景を自由に見渡したいです!(Kスターさん)
はい! 『ソフィーのアトリエ』ではかなり制限が掛かっていましたが、今回は制限を可能な限り調整して、遠くの風景も楽しめるようなカメラ操作ができるようになっています。
ちなみに、フィリスがノーマル衣装で履いているアレは“スパッツ”ではないということを、ここで声を大にして言わせていただきます。あれはスパッツじゃない! 見えてもいいパンツだ!
日数制限ありはゲーム開始から15時間程度に。キャラ個別エンドも復活!
──『ソフィーのアトリエ』では、依頼に期限が設けられていたものがありました。「指定日までにこの課題をこなしてください」という要素は『フィリス』では存在しますか? あるなら、1つの課題に対して、どれくらい余裕があったりするのでしょうか? 本作は公認試験が大きな目的なので、日数制限はリアリティが感じられてよいと思っています。(kazukiさん)
今回の『アトリエ』では旅の先々でさまざまなクエストが発生しますが、クエストの内容は“フィリスの発見やひらめきから発生するもの”と“その場所に住んでいる人から頼まれるもの”に大きく分けられます。
人に頼まれるクエストの中には期限が設定されているものもありますが、期限が設定されているクエストはその場でクリアするかどうかを判断してほしいものになっているので、基本的に短めの期間になっています。
日数制限の復活については、やはり今回のテーマに合致していたことと、『ソフィーのアトリエ』とはまた違ったゲーム性を楽しんでいただきたいと思ったことから復活させましたが、試験さえクリアすればずっと遊べるようになっていますので、時間制限がないほうがいいという方もぜひプレイしてみてください!
──日数制限が復活するようですが、メインパート全体に制限があるのでしょうか? それとも制限があるのは最初のチュートリアル部分と考えていいのでしょうか?(たんぱんさん)
ゲーム全体のボリュームでいうと実質チュートリアルの期間ともいえますが、最初の10~15時間くらいは時間制限がある状況とお考えください。制限があるとはいえ、適度に道草しながら、先へ先へと進んでいけば十分試験には間に合うような時間のバランスにしています。
──『フィリスのアトリエ』では『黄昏』シリーズのように“錬金術の負の部分”は出てくるんでしょうか?(Nerisさん)
すでに『ソフィーのアトリエ』にて語られている内容については、さらに発展がみられるかもしれません。それが負の部分“のみ”に焦点を当てられたものになるかどうかは、ぜひご自身の目で確かめていただきたいと思います。
──キャラクターとの個別エンドはありますか? 『シャリーのアトリエ』からなくなって少し寂しく感じています。(ラブリーさん)
ご安心ください! バッチリ用意してあります! バッドエンドも含めて今回は12個のエンディングがあり、主要なキャラクターごとにエンディングが用意されていますよ。
「フラグ管理がめんどくさそう……」と思った方もご安心を! 今回の結末は、フィリスが“自分の意志で選択する”方式になっていますので、条件を満たしたエンディングはどれでも好きなものを選ぶことができます。
──前作『ソフィーのアトリエ』では最初からやり直すこと(2周目)はできなくなっていましたが、今回の『フィリスのアトリエ』ではできるのでしょうか?(猫好きないぬさん)
はい、引継ぎありでの周回プレイも可能になっています。基本的には最初の目標を達成した後は無期限で遊べるため、そのままプレイしていただく形で楽しめるように作ってありますが、最初から無双プレイを楽しみたいという方や、寄り道しすぎて試験に間に合わなかったり、試験に不合格となってしまった人のリトライ用として、いくつかの要素が引き継げるようになっています。
超弩級調合やアトリエメイクなど新要素について直撃!
──『アトリエ』シリーズで初めて遊んだのがVita版の『ロロナのアトリエ』でした。そこからハマり、以後『Plus』を含みすべてシリーズを購入してしまうほどハマっています。今作の戦闘でどうしても復活してほしいのが個別必殺技(音楽付き)とどめ演出です。一番好きなシステムだったのですが『ソフィーのアトリエ』ではなくなってしまい残念でした。今作ではあるのでしょうか?(ナナさん)
『アトリエ』シリーズを楽しんでくださりありがとうございます!
個別必殺技ですが、非常に凝った演出で私も毎回楽しみにしていたのですが、毎回作り続けている中で演出がどんどん重くなってしまっていったので、いったんリセットさせていただきました。
今回もトドメ演出の派生は用意しておらずすみませんが、演出の発展形を用意することはできましたので、そちらをお楽しみいただければと思います!
──サブウェポンは楽しそうですが、仲間が多くなると作る武器も増えて大変そうです。前作のコルちゃん(コルネリア)のお店のように、武器の素材を複製できるお店はあるのでしょうか?(かおりんさん)
コルちゃんの代わりとなる存在はいないので今回は複製できるお店はありませんが、調合の熟練度が上がっていくと一度に作れるアイテムの数が増えていきます。
また、強い敵などからいい特性のついた武器防具が手に入ることもありますので、これらの装備も活用してもらえると思いますよ。
──部屋の模様替えや旅による拠点の変化など、今までの作品の中で一番自由度が高いように感じます。自由度を高めるため、特にこだわってみた部分はありますか?(“だいわさん”さん)
もともとの『アトリエ』は、大きな目標や決められた期限があって、そこまでに何をするかは(システムとして用意されている中で)わりと自由な設計となっていました。
最近のタイトルではRPG色が強くなり、明確なストーリーが用意されたことで自由度が下がってしまった印象をプレイヤーの皆さんに与えていたと感じていましたので、こだわった部分としては、ストーリーそのものを自由度が下がらないテーマになるように設計したというところでしょうか。
あとは、ゲーム内で提示される目標についても、極力ストーリー進行に必須でない構造にしてあります。最初の目標クリアまでに存在する明確なチェックポイントは数カ所のみで、それ以外はひたすら先に進んでも、クエストや採取を延々と続けても、期限が切れるまではプレイヤーの自由に進められるようになっています。
──アトリエメイクはどの程度ものを置けたりするのでしょうか。また、壁紙などを変えることはできますか? ハウジング要素が大好きなのでどこまで自由にできるのかが気になります。(ユリンさん)
アトリエメイクに興味を持っていただき、ありがとうございます!
アトリエメイクでは、自分で調合したり、その辺に落ちていたりする家具をアトリエの中に配置することができます。壁紙まで変えたりすることはできませんが、配置するものによってだいぶアトリエの雰囲気が変わりますので、色々なレイアウトを試してみてください。
──今作のアイテムで注目してほしいものはありますか? また、初登場の超弩級調合で作れるアイテムは、どのくらい出ますか?(個重人格さん)
そうですね、すぐに思い浮かぶものとしては2つありまして、1つは攻撃アイテムに皆さんおなじみの“アレ”が初登場します! なかなかのインパクトがあり強力なアイテムなので、ぜひ使ってあげてください!
もう1つはPVにもちょっとだけ出ている、あの“便利な乗り物”です。広大なフィールドをこれで駆け抜けるのはとても気持ちがいいですよ!
超弩級調合で作れるアイテムの数はそんなに多くなくて、10種類あるかどうか、といったところですが、大量の材料を入れて作る必要があったり、それぞれのアイテムが非常に強力な結果をもっているので、1個作るだけでもゲームに与える影響はとても大きいものになっています。
フィリスの胸の大きさには岡村Pの好みが反映?
──フィリスのおでこが出ている髪型は『アトリエ』シリーズの主人公デザインとしては珍しいと思うのですが、どなたの発案なのでしょうか? 今までにない感じでかわいいと思います。(25さん)
ありがとうございます! フィリスはゆーげんさんのデザインから誕生しました。今までの主人公とは違った雰囲気があって、私も気に入っています。
ちなみに、ゆーげんさんが一切フィリスの設定を見ないで描いた最初の主人公案がイルメリアです。こちらもとてもかわいくてよかったのですが、フィリスのイメージとはだいぶ離れていたので、何度も打ち合わせをしながら生まれたのが今のフィリスとなります。
他の衣装と一緒に見比べていただくと、キャラクターとしてこだわった部分を感じていただけるのではないでしょうか。
──『フィリスのアトリエ』ではフィリスのかわいい洋服がいろいろ用意されていますが、前作のドールメイクのようにステータスが変わるのでしょうか? 薄着だと素早いなど。(キングやまもんさん)
今回、ステータスへの影響はありませんが、衣装によってフィールド探索でさまざまなメリットが発生するようになります。例えば雪原地帯を探索する時は冬服を着ていると、探索できる時間が大幅に延びるといった形です。
また、一度クリアした後は、すべての衣装の効果がどの衣装を使っても適用されるので、好きな衣装で冒険を楽しむことができるようになりますよ。
──フィリスの公認錬金術士になった後の衣装“錬金術士の礼装”が、落ち着いたイメージだったのが少し意外でした。前作のソフィーは一人前になると衣装が華やかになりましたが、今作では逆のイメージにしたのは何か意図がありますか?(華さん)
フィリスのあの衣装は、ある人がフィリスのために作ってくれた衣装となります。作ってくれた人が誰で、フィリスに対しての想いを知れば、あの衣装がああいったイメージになったのかも納得していただけるかと思います。
黒を基調とした主人公の衣装は今までになかったので、私としてもとても気に入っています。ぜひゲームの中でフィリスに着せてあげてください!
──フィリスの衣装変更にあわせて、髪型変更とかはできませんでしょうか?(たまごさん)
ごめんなさい、髪型まで用意することはできませんでした! ただ、今回の衣装は正真正銘、すべてゆーげんさんの描き下ろしデザインとなります。
ある意味で新しいキャラクターをデザインするよりも大きな労力が掛かっていますので、色々な衣装を着せて楽しんでいただけると幸いです。
──15歳にしてはプロポーションがよさそうなフィリスですが、ズバリ“水着衣装”はあるのでしょうか? ぜひ知りたいです。(天神楽さん)
今回の本編では、水着衣装はご用意できておりませんが、皆さんのご要望があれば、今後の実装も検討したいと思います。水着のような雰囲気の薄手の衣装ならいくつかあるので、まずはそちらをお楽しみください!
──『アーランド』シリーズ以降あんまりお胸が大きくない主人公ばっかりだったのにフィリスちゃんはなんで大きいんですか? 成長期ですか? 大きいほうが好きだからうれしいです。(ぬこさん)
ありがとうございます! 私も大きいほうがいいと思います! 今まではスタッフの強い意見に押されて小さかった……というわけではありませんが、みんながみんな小さいわけではありませんよ? 『黄昏』シリーズではエスカもシャルロッテもわりとありますし、ソフィーも実は結構……って、何を言わせるんですか!
冗談はこれくらいにしておいて、真面目に答えますと、キャラクターのイメージと合わせて毎回綿密に調整しています。フィリスも最初のデザイン段階では、かなり控えめなサイズで上がってきていました。
ただ、それだと見た目の幼さと相まって、年齢よりも子どもっぽく見えすぎてしまうと判断して、なるべく大き目にしてもらうようゆーげんさんにお願いしました。ちなみに、ゆーげんさんは小さいほうが好きだそうですよ!
なお、ソフィーの時はNOCOさんに、「服の上からだとわからないけど、実は結構ある感じで」とお願いしています。
──フィリスちゃんは一見幼く見えますが胸のサイズは豊かですね。この辺に岡村さんの意見が反映されたのでしょうか(笑)。(やまもときくじっちさん)
わりと反映されています! 小さいよりは大きいほうがいいじゃないですか。ただ、今回は小から大まで満遍なくそろっていますし、ちゃんとバランスを取っているということも言い訳させていただきます。
──今回の主人公は『アトリエ』シリーズには珍しくグラマータイプな体型をしている気がします。1年間世界を渡り歩くわけですが、旅を続けるうちにお姉さんみたいにシュッとした体型に変化してるとか、おもしろエピソードは用意されてたりしないでしょうか。(ルックさん)
年頃の女の子なので、その辺はデリケートに扱う必要があるということを、『シャリ―のアトリエ』で私は学びました。
仲間キャラクターやスターシステムについては?
──『アトリエ』シリーズは、主人公の少女と、その姉妹という組み合わせが多いように思いますが、岡村Pの好みが反映されているのでしょうか? 登場キャラクターを決める時には、どのような条件を重視していますでしょうか。(ルックさん)
確かに言われてみるとそうかもしれません。次は男女の兄弟や、双子なんかもおもしろいかもしれませんね。
昔の事情を説明してしまうと、専用デザインのあるキャラクターの数にもやはり限りがありまして、例えば20人キャラクターを出そうとした時に、主人公の兄弟とお父さんお母さんを出したらそれだけでわりと人数をもっていってしまうので、昔から親が出てこない(旅に出ている、生き別れている)とか、そういった設定になることはありました。
登場キャラクターの配分については、
・主人公とその近しい人(家族、幼なじみなど)
・主人公の周りの人(ご近所さん、よく行くお店のマスターなど)
・主人公から遠い人(騎士さま、街の領主など)
・旅の人
……みたいな形でカテゴリ分けして、テーマごとにバランスを変えて決めています。ただ、最終的には出したいキャラクターが前に出てきてしまいますが!
──『フィリスのアトリエ』でソフィーとプラフタが一緒に旅をしているのがうれしかったです。2人の人形と人間という関係など設定面でも色々考えさせられます。今後また続投する場合、色々事情もあると思いますし関係性のさじ加減など悩んでるとは思うのですが、片方だけ参戦というケースはあるのでしょうか? 今回の姉妹にもいえますが、コンビと銘打ってるからにはペアで続投してくれるとうれしいです。(豚ですみませんさん)
私としては、2人はずっとコンビで家族のような親友のような関係が理想だと考えていますので、一緒に出てほしいと思っています。
『アトリエ』としては、そういった予定調和と言われそうな部分も含めて、プレイヤーの皆さんが安心して楽しめる、期待を裏切らない作品作りを続けていきたいと思いますので、これからも末永く『アトリエ』シリーズを楽しんでいただけるとうれしいです!
──私的にはとても複雑な気持ちなんですけど、ずばりお聞きします。成長したソフィーと男性キャラのロマンスはありますか? また今後そういった展開を考えていらっしゃいますか?(ヒイロさん)
ロマンスはありません! フィリスのほうはどうでしょうか……想像におまかせいたします!
──オスカーがやせていてびっくりしました! というか4年でどんなダイエットをしたらあんなにスッキリやせられるんでしょう! ぜひダイエットの秘訣を聞きたいです(笑)。(なんなんさん)
素敵な植物との会話を楽しみながら、世界各地を歩いて回るフィールドワークを続けていれば、あんな感じにスッキリできるかもしれません! でもちょっと、リバウンドも気になりますね……。
──『ソフィーのアトリエ』に登場したオスカーがやせて『フィリスのアトリエ』に登場することは、前作の開発段階から考えていたのですか?(かおりんさん)
もともとNOCOさんからのデザインの時点で、やせたバージョンのオスカーの顔はいただいていまして、それがなかなかにいい感じの三白眼キャラだったので、もし人気が出たらやせさせてみよう、と冗談で言っていました。
やせても中身はちゃんとオスカーしていますので、嫌いにならないでやってください!
──ドロッセルかわいすぎ! やっぱり前作に出ていたあの人の娘さんなんですか? もしそうならお父さん娘さんを僕にください!(野菜炒めさん)
それはもうご自分の目で見て確かめてくださいとしか、今の私からは言えません! お父さんの居場所も把握できていない……と、これ以上はノーコメントで!
──前作の『ソフィーのアトリエ』では過去作のキャラクター、ロジーが出ていましたが、今作でもロジーはでるのでしょうか? また、ロジー以外にも出てきたりはするのでしょうか?(テトラポッドさん)
はい、今回もスターシステムとして『アトリエ』シリーズでおなじみのパメラ、ロジーが続投する他、新たにエスカも登場します! エスカはオリジナルよりも小さくなってかわいらしい女の子として登場しますよ。
今回はこのキャラクターたちだけですが、今後もいろいろな形で過去のキャラクターに焦点を当てられたらと考えています。
──エスカが登場しますがアーシャやニオの登場の予定はありますか?(パナさん)
今回は登場しませんが、今後はわかりません。ただ、スターシステムについては、1つのシリーズからの登場が偏ってしまうのは避けて、色々な『アトリエ』シリーズに興味を持ってもらいたいと考えていますので、その辺りのバランスはきちんと見ていきたいと思います。
──テスさんは登場しますか?(“あ”さん)
テスさんは今もホルストさんの酒場で看板娘として活躍中です!
──そろそろハゲルさんを復活させてほしいんですが?(あしさん)
復活してほしいですよね! ただまあその、色々と……声とか、その……頑張りたいと思います!
なお、今回のアトリエメイクのシステムでアトリエに置ける銅像が……?
歴代シリーズ主人公とキャッキャウフフなVRを考えていた!?
──船や姉、旅というテーマで『トトリのアトリエ』を連想します。『フィリスのアトリエ』を製作する中で、意識した点はあったのでしょうか。(かおりんさん)
特に『トトリのアトリエ』を意識したということはありませんが、旅がテーマということで、類似する要素が入ってきた可能性はあると思います。
『トトリ』も『フィリス』も、私の旅への憧れをめいっぱい詰め込んだタイトルなので、私自身の中でも思い入れが強いというのはあるかもしれません。
──『ソフィーのアトリエ』などシリーズ作のセーブデータを持っていたら、何かいいことはありますか? ゲームスタート時にゲーム内で使えるアイテムが増えるとか、衣装やアクセサリが増えるとか。(ルックさん)
大変申し訳ありません! 本編に全部つぎ込んだせいでセーブデータ連動にあてるものがありませんでした……。今後何かお礼みたいなことができないか考えます!
ただ、9月16日から『ソフィーのアトリエ』で配信している無料DLCのほうはもう遊んでいただけたでしょうか。『ソフィーのアトリエ』を遊んでいただいた皆さんに、ささやかなお礼として『フィリスのアトリエ』につながる後日談を用意しましたので、『フィリス』の発売までにこちらを遊んでお待ちいただけると幸いです。
──お願い岡P! 限定版を予約しようか迷ってるんだけど、レアトラックスCDについて詳しく教えて!(曲数、収録曲についてなど)(To-fuさん)
OK! 教えられる範囲でこっそり紹介しましょう!
レアトラックスCDですが、曲数は10曲、収録されているのは限定版用書き下ろしの楽曲に加え、実際にゲームに使われている曲のラフ版、アレンジ版とガストのサウンドに興味がある方なら損はしない内容になっていますよ!
──今作では難しいかもしれませんが、今後『アトリエ』シリーズは“PlayStation VR”に対応したりはしませんでしょうか? アトリエの中を自由に見まわしたり、材料を鍋に入れて錬金してみたりできたら楽しそうです。(ミッチェルさん)
VR! とても興味深いですね! 最初にVRが発表されたころ、歴代の『アトリエ』シリーズのヒロインとキャッキャウフフできるゲームを作りたいと妄想したことがあります。
一緒に錬金生活! みたいな感じで何かできるといいですが、今のところその予定はございません! もう少しVRが一般的になったら考えてみたいですね。
『フィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術士~』注目記事
(C)コーエーテクモゲームス All rights reserved.
※掲載している画面写真はPlayStation4で開発中のものです。
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