『魔女と百騎兵2』主人公のチェルカとアマリエを紹介。“魔女”と“病”を巡る、少し退廃的な物語

文：イズミン

　日本一ソフトウェアは、2017年冬にPS4用ソフト『魔女と百騎兵2』を発売することを発表しました。あわせて、ストーリーやキャラクターなどの情報を公開しました。

　本作は、2013年に発売されたPS3用ソフト『魔女と百騎兵』の続編となる完全新作アクションRPGです。プレイヤーは魔女“チェルカ”の使い魔“百騎兵”となり、幻想的で、ほんの少し退廃的な世界を冒険します。

　ディレクターは浅野健太さん、音楽は佐藤天平さん、キャラクターデザインは花城まどかさんが担当し、ファンタジーでありながらもどこか現実的な要素を内包した、独自の世界観を持つタイトルとなっています。

キーワード

●魔女病

　10歳以下の子どもが発症し、原因・治療法は不明。魔女病に感染した者は、額に第三の眼が現れ、その目が開くことで魔女として覚醒します。魔女化した人間は、人としての自我を失い、周囲に災害級の被害をもたらすこととなります。

●百騎兵

　古より伝わる物語に登場する魔神。百騎兵を題材にした絵本なども出版されており、子どもたちにとっては慣れ親しんだ英雄です。

●ケヴァラ

　魔女病により荒廃した世界。魔女を討伐するために結成された組織“WR（ヴァイスリッター）”によってかろうじて平和が保たれており、人々はその庇護の下、慎ましい生活を送っています。

キャラクター

　チェルカやアマリエなど、本作に登場するキャラクターの情報が明らかになりました。

チェルカ（声優：潘めぐみ）

「我が名はチェルカ。すべてを知り、すべてをねじ伏せ、無限の自由を手に入れる者だ」

　ミルムが魔女として覚醒した姿。自由を旨とし、傍若無人に振る舞います。強大な力を持つものの、覚醒が不完全であったために、ふとした拍子にミルムに戻ってしまいます。

アマリエ（声優：三澤紗千香）

「たとえ恩をあだで返すことになってもかまわない。ミルムは私が守る」

　ミルムの姉で魔女に対抗する組織“WR（ヴァイスリッター）”に所属しています。ミルムのことを何よりも大切に思っており、魔女となってしまったミルムを守るべく、組織を欺いていくことを決意します。

ミルム（声優：潘めぐみ）

「ミルムはねえねたちをしんじてまじょびょうとたたかうですよ」

　魔女病を患った少女。治療のための手術を受けるも失敗し、魔女として覚醒してしまいます。自分のために無理をする姉をとても心配に思っています。

百騎兵（声優：水原薫）

　プレイヤーの分身となる魔法生物（マナニア）。言葉は理解しているようですが、話すことはできず、意思疎通は肯定・否定などの簡単なもののみです。

フニンムギン（声優：津田健次郎）

「そう、執事。笑えるでしょ。男やもめのヤサグレカラスがオカマの執事ちゃんだってさ」

　元々はミルムが餌付けしたカラスで、チェルカによって使い魔に変えられてしまいました。オネエ言葉で話し、拠点では執事として家事全般を引き受けています。子どもがおり、首に巻いたマフラーで数羽の子カラスを養っています。

より遊びやすく、より爽快に――パワーアップした戦闘システム

　本作は、ダークファンタジーの世界を冒険する3DアクションRPGです。プレイヤーはチェルカの使い魔“百騎兵”となり、幻想的で、どこか退廃的な魅力を持った世界を駆け巡ります。前作『魔女と百騎兵』の続編となる本作では、アクション要素が大幅パワーアップ。

　より戦術的で爽快感のあるアクションが楽しめます。詳細は続報で明らかになるとのことです。

スクリーンショット

　小さな魔物との集団戦から大型の魔獣との一騎打ちまで、本作の戦闘はさまざまなシチュエーションで行われます。もちろん、それをさらに盛り上げる戦闘システムも多種多様。詳しくは次報で紹介されます。

　樹木が生い茂る鬱蒼とした森や鳥人が潜む荒野、雪で彩られた極寒の世界など、百騎兵が旅する世界は非常にさまざまな顔を見せてくれます。それは、どれも幻想的で美しい場所ですが、油断すると命を落としてしまう危険性もはらんでいます。

　チェルカとアマリエ。一見正反対とも言える2人の主人公を中心に語られる新しい『魔女と百騎兵』。“魔女”と“病”を巡る、あやしくも魅力的な物語が幕を開けます――。

●イメージボード

限定版情報

　本作には、さまざまな特典が付属した豪華限定版が用意されています。限定版の詳細は、近日中に発表予定とのことです。

(C)2017 Nippon Ichi Software, Inc.
※本タイトルは、“Havok”を採用しています。
※画面は開発中のものです。

• 『魔女と百騎兵2』公式サイトはこちら

データ

関連サイト

• 『魔女と百騎兵2』公式サイト