【男性目線の『アイナナ』プレイレポ】モンジェネおじさんがアイナナに愛を注いでみた第四回
みなさま、こんにちは。自称“モンジェネおじさん”ことフリーライターの原 常樹です。アイドルたちの活動にスポットライトを当てた本格リズムゲーム『アイドリッシュセブン』(通称:アイナナ)の魅力を、男性目線で紹介すべく再始動した本コンテンツ。
前回、前々回とレポート記事を掲載してきましたが、いやー、コラボって本当にいいですよね! 好きな作品の世界観が現実とリンクする感覚は、おじさんであってもやはりワクワクするものです。
もうこのまま、コラボと聖地巡礼をひたすら続ける企画にしようかとも思ったんですが、「(ゲームライターとして)仕事をしろ」という無言の圧を感じたので、そろそろ元の路線に戻ろうと思います……はい……。
そういえば、少しずつ僕の周りにも男性のマネージャーが増えてきたんですよ! 行きつけの飲食店のマスターも始めたみたいで、この前も仕事帰りのマネージャー談議に花が咲きました。
ちなみに店長は二階堂大和くんと十龍之介くんが好み……と、なんかどこかで聞いたような嗜好で。僕も神がかったタイミングで壮五くんが来てくれなかったら彼らの魅力にオチていた可能性が高いので、よくわかるんですよね!
普段は飄々としていたり、消極的だったりするけれど、いざというときに進んで泥をかぶりにいく献身的なバランサー──そういう存在は男子から見ても理想だったりするものなんですよね。ああ、あんなオトナになりたかった……。
こう考えると、世の男性マネージャーが「あのメンバーのなかで誰がお気に入りか」というのは気になりますね~。 大和くんや龍くんのような頼れる兄貴分は男性から見ても好感度が高そう……。男性からすると(少なくとも僕は)同性のキャラクターをついつい身近な環境に置き換えてしまいたくなるものなんですが、彼らが上司や先輩にいたらどれだけ頼れそうか! 一方で三月くんみたいに“内面がオトナ”なアイドルも一緒に飲んだときに疲れなさそう。これって実はおじさんにとってはかなりの高ポイントなんです。ゆっくりしっとり飲みたいときに傍にいてくれるとうれしい……そんなアイドルがいてもいいじゃないですか。
一方でナギくんみたいに性格がおもしろいアイドルも場を和ませてくれそうだし、王道な陸くんたちも捨てがたいんですよね……うーん、今度誰が人気があるか、アンケートでも取ってみましょうか。
周りにプレイしてくれる男性マネージャーが増えたことでさまざまな意見も聞けるようになりました。なかには、第2部を進めるのに苦戦しているという人もチラホラ……。
僕はそれなりに音ゲーマーとしての下地があったり、あとエンドレスモンジェネループという楽しい修行(&アイドルのレベリング)があったので、わりとすんなり進められたんですが、たしかに人によっては「しおり」を集めるのに手こずる場合があるかもしれません。
ということで、今回はしおり集めに苦労しているマネージャーさんに向けた攻略記事にしようかと思います。もちろん、通常のライブにも応用可能な内容ですよ~。
それでは、しおりについての基本を押さえておきましょう。
■しおりはストーリーを読み進めるためのカギである
第2部はストーリーの中で“ストーリーライブ”と呼ばれるライブが入ります。ここで指定された条件をクリアーすることで、1曲につき最大3つ手に入るのがしおり。
ストーリーの要所要所ではこの“しおりの数”をチェックされることになります。もちろん、一定以上のしおりを持っていなければ先を読み進めることはできません。あくまで“しおりをいくつ持っているか”を判定するだけなので、しおりが消費されるわけではないのでご安心を。
■ストーリーライブは楽曲と難易度が固定
ストーリーライブは、楽曲、難易度、指定条件がいずれも決まっています。通常のライブと違う点として初回のプレイには指定された楽曲の難易度に関わらずLIFEが30必要で、2回目以降は15必要になります。またストーリーライブではサポートフレンドを選択できません。ストーリーライブが入るタイミングは以下の通り。(以下はすべて第2部のストーリーとなります)
ストーリー | 曲名 | 難易度 |
1章2話「涙のワケ」 | Perfection Gimmick | NORMAL |
2章2話「昇っておいで」 | SILVER SKY | NORMAL |
4章4話「無限の期待」 | 恋のかけら | NORMAL |
6章4話「少女A」 | 男子タルモノ!~MATSURI~ | NORMAL |
9章3話「心の真ん中にあるもの」 | Love&Game | NORMAL |
10章5話「試される覚悟」 | RESTART POiNTER | HARD |
12章3話「クローバー」 | Last Dimension | NORMAL |
13章3話「壮五の嘘と儀式」 | フレフレ!青春賛歌 | NORMAL |
15章5話「ゼロアリーナ」 | Dis one. | HARD |
16章5話「潮騒の奇跡」 | NATSU☆しようぜ! | HARD |
しおりゲットに必要となる条件は各曲ごとに3つ定められており、以下の種類に分けられます。
しおりゲットに必要となる条件 |
★1回ライブをプレイ |
★MISSを一定回数以下に抑える |
★COMBOを一定数以上繋げる |
★SCOREを一定数以上獲得する |
■現時点では、しおりをコンプリートする必要はない
少なくとも第二部終了まで読み進めるのであれば、しおりをすべて取得する必要はありません。物語を読み進めるごとにチェックポイントで必要なしおりの数は増えていきますが、全部で24個あれば大丈夫。リズムゲームが苦手なマネージャーも、まずはここを目標にするといいでしょう。
■あとからストーリーライブにチャレンジするには
ストーリーを読み進めていくことでしおりが足りず、そのままストーリーライブに挑戦することになる場合と、途中でしおりが足りなくなって以前のストーリーライブに再挑戦する場合の二通りのケースもあるかと思います。
ですが、二つ目の挑戦が正直ちょっとわかりにくいんですよね……。もしかしたらここでつまずいたマネージャーもいるかも──ということで、あとから指定曲に挑戦するまでの流れを以下で簡単に説明しますね。
(1)挑戦したいストーリーライブが登場する章を開き右下の「しおりの確認」をタップ
(2)ストーリータイトルをタップ
(3)「ストーリーライブ開始!」をタップ
■指定条件を絞るなら何が狙い目なのか
もちろん、指定条件の中には難しいものもあれば簡単なものもあります。まず“1回ライブをプレイ”はほぼ自動的に達成できる条件なので、これはクリアーできるものとしてカウントしてしまって問題ないでしょう。
次に狙いやすいのは“MISSを一定回数以下に抑える”。
MISSの回数が一桁だったりとかなり難しそうに見えますが、ここはなるべく取りこぼさずにいきたいところ。というのも、“COMBOを一定数以上繋げる”という指定条件のハードル(要求されるコンボ数)が全体的に厳しいため、こちらを達成するためにはMISSの回数は必然的に少なくなければなりません。どっちみち、MISSを減らさないとCOMBOの方を達成するのは難しいわけですね。
なかには楽曲のちょうど真ん中ぐらいで1回MISSしたために“コンボは未達成、MISSの回数一定以下は達成”となって、思わず天を仰いだマネージャーもいるはず。……はい、僕も何回かやりました。
上記の指定条件をスムーズに達成するためには、“じゃがいもを握って。”(SSR逢坂壮五[夏の思い出2])でおなじみの“コンボ判定を○○回毎に○○%の確率で○秒間BAD以上をPERFECTに変更”などの判定強化系のスキルを持ったアイドルを活用すること。もうこの記事でもおなじみですね。
判定強化系のスキルには様々な種類があり、BADをPERFECTに変えるスキルにも上記の“コンボ判定を○○回毎”が“PERFECT判定を○○回毎”や“〇〇秒毎”などに変わるものもあります。さらに新しいカードの中には回数限定でライブ中のMISSをPERFECTに変えるスキルのものも存在するので所持カードのスキルをチェックして自分に合ったカードでユニットを組むことが攻略への近道と言えるでしょう。
これまでさまざまなリズムゲームを遊んできた筆者から見ても、本作のPERFECTを取るための判定はかなり厳しめに感じますが、GOODの判定以上を取るだけでよいのならば一気に余裕が出てきます。“コンボ判定を○○回毎”系の判定強化スキルはそういう人間にはうってつけ。GOODを通り越して“タイミングがズレかけ”といえるBADを出した際にカバーしてくれるので、非常に心強い味方になります。
また、BADをPERFECTに変える系のスキルのポイントは複数のアイドルが同時に発動した際に、効果時間がどんどんプラスになっていくこと。同時に発動して無駄になることもありませんし、このタイプのアイドルのみでユニットを組めば、途中から最後まで効果が続くこともざらに!
こうなったら、判定を恐れる必要はありません。じゃがいもは神の恵みなのです。
もちろん、ライブアシストも有効なので、“PERFECT開始10秒”や各種ノートチェンジを入れておけば、より盤石な状態を築くこともできるでしょう。
▲SRの中にもこのタイプのスキルを持ったアイドル(候補生)がいます。スキルレベルを上げておけば、意外な活躍を見せてくれるかも。 |
▲お仕事の大和さんはさすが縁の下の力持ち、“○○%の確率で発動!ライブ中のMISS→PERFECTに○回だけ変更!”タイプのスキルです。こちらもコンボを繋げる上で有用ですね。 |
コンボ系の条件を達成する上では「PERFECT判定を○○回毎に○○%の確率で判定領域を○秒間だけ拡大してスコアが少しダウンする」という“判定拡大”タイプのスキルも有用ですが、こちらは判定が広がりすぎたことで意図せずに(次の)ノーツを押してしまい、演奏感覚がズレることもあります。
高難易度でノーツが詰まってきた際に発生しやすい現象なので、最大難易度がHARDのストーリーライブではあまり心配ないかもしれませんが、留意しておくと安全かと。
さて、これまで触れてこなかった“SCOREを一定数以上獲得する”という条件ですが、サポートフレンドの恩恵に預かれないため、どれだけアイドルを育ててきたかがそのまま成否に直結します。
本作では、ほとんど育っていない高レアリティのアイドルよりも、育ちきった低レアリティのアイドルの方がステータスが高かったりもするので、「ほれSSR艦隊だぜ! へいへ~い!」と侮っていると足元をすくわれることも……。
なお、ライブアシストの“SCORE UP”も当然有効なので、少しでも多く稼ぎたい方はこちらも忘れないようにしましょう。
▲要求されるスコアはわりと高水準なので、育成中のユニットだとALL PERFECTを出しても達成できないということも……。 |
第2部は第1部の少年漫画チックな展開とはひと味違った、サスペンス風味のストーリーが展開されていくので、しおりで詰まってしまうと「うぉー! 先を読ませろー!」という感じになっちゃうんですよね……。ぜひリズムゲームが苦手な新人マネージャーも上記を参考にして、ストレスなく第2部のストーリーを楽しんでください。
そして、第2部で忘れていけないのは、新たに解禁される楽曲が第1部に引き続き名曲揃いということ。かくいう僕自身もイベント等で楽曲を先行プレイしたことで「あの曲を早く遊びたい!」という気持ちが強くあって、それが第2部を一瞬でクリアーする原動力になりました。
……と、そんな感じで今回の連載はここまで。せっかくこういう引きにしたわけですから、次回は第2部の楽曲にスポットライトを当てたいと思います!
【過去の記事はこちら】
⇒【男性目線の『アイナナ』プレイレポ】モンジェネおじさんがアイナナに愛を注いでみた第三回
(C)アイドリッシュセブン CD:Arina Tanemura
データ