2016-10-16 18:30

津田健次郎さんは土方推し!? 『薄桜鬼』の歴史を振り返る『薄桜鬼士道演戯』TGSステージ

　“東京ゲームショウ2016”の一般公開日となる9月17日、DMM GAMEブースにてPCブラウザゲーム『薄桜鬼士道演戯』のスペシャルステージが行われました。


▲左から藤澤経清氏、小平尚久氏、津田健次郎さん。

　出演者は、風間千景を演じる声優の津田健次郎さん、『薄桜鬼』シリーズ総合プロデューサー・藤澤経清氏、『薄桜鬼士道演戯』プロデューサーの小平尚久氏。そしてこの3名のトークとともに『薄桜鬼』シリーズの魅力を改めて振り返りつつ、『薄桜鬼士道演戯』の最新情報が発表されました。

　ステージで発表＆お披露目された情報は、こちらからご覧ください。
【『薄桜鬼』シリーズのシナリオが無料で読める！ブラウザゲーム『薄桜鬼士道演戯』新情報公開】

　女性ファンからの熱い声援のなか、お三方が登場。津田さんは、「あっついですね！　みんな倒れないように水とかガンガン飲んで！」と、TGSの熱気に興奮している様子でした。それもそのはず、ブースの周りにはたくさんの乙女たちが……！　さすが人気作品というのがうなずけます。

　開発期間も含めて10年ほど歴史がある『薄桜鬼』シリーズ。津田さんも「かなり長い間みなさんに支持いただいて、新しい展開ができるというのは本当にありがたいです。『薄桜鬼士道演戯』も楽しみにしていてほしい」と語りました。

　世界観やキャラクターをふり返る場面では、キャラを演じるさいに心がけたことや、大変だったことを尋ねられていた津田さん。風間千景は史実には存在せず、それでいて新撰組とは敵対するので、立ち位置がまた違います。そのため、「圧倒的に強くて怖い、さまざまな一面があるので、ありがたいなと思っています」とも、笑顔ながらにおっしゃっていました。

　と、ここで「これ、動画配信しているんですよね？」とおもむろに気付いた津田さん。画面の向こうのみなさんに改めてあいさつする場面もありました（笑）。

　続いて『薄桜鬼』の印象に残っているシーンについて聞かれると、先に小平プロデューサーが好きだと語った風間と土方の決闘のシーンが、津田さんもとくに好きなのだそうです。『薄桜鬼』キャラのなかで、土方さん推しだと語る津田さんは、このシーンが一番『薄桜鬼』らしさが出ていると思っているとおっしゃっていました。

　ちなみに、藤澤プロデューサーはストーリーを作るなかで、一番好きなのは風間だそうです。『薄桜鬼』として代表的なのは土方、思い入れがあるのは沖田だともおっしゃっていました。

　ここで、津田さんからも藤澤プロデューサーに質問が飛びます。「どのキャラからストーリーを作ったのか？」と聞かれ、「土方ルートをベースに、ほかのキャラクターを作りました」と答える藤澤プロデューサー。絶賛アプリゲームを制作中の津田さんにとって、制作者様のお話はとても興味深いのだそうです。ちゃっかりと宣伝も交えてのトークとなりました（笑）。

　たっぷりと『薄桜鬼』の魅力を制作陣からうかがった今回のステージ。津田さんからの最後のメッセージはこちら。

　「本日は暑いなか、こうしてお集まりくださいましてありがとうございます。本当に長いあいだ支持していただいたコンテンツが、さらにこうやってブラウザゲームになるというのは、今まで薄桜鬼を応援してくださったみなさんのお陰です。本当にありがとうございます。

　まだ『薄桜鬼』を知らないという方は、これはいい機会なんじゃないかなと。とても入りやすい入口がさらにできたのではないかと思いますので、また『薄桜鬼』を通してみなさんとお会いできたらなあと思っております。

　……あと、僕もアプリゲームを作っているので、ぜひそちらのほうも事前登録してください（笑）。」

　最後は、恒例の「はくおうきぃ～」でイベントの幕は閉じられました。