2016年10月22日(土)
沢城千春さんのほほえましいクリスマス話。3枚連続発売のピタドルドラマCDシリーズインタビュー
ドラマCDが10月12日から3カ月連続で発売になるピタゴラスプロダクション。9人のアイドルたちが登場するスペシャルなドラマCDです。電撃Girls’Style11月号に掲載された、滝丸アルト役・沢城千春さんのインタビュー完全版をお届けします。
――今回のドラマCDでは、担当キャラクターはいかがでしたか?
これまでカウントダウンボイスなどでしか滝丸アルトとしてお話する機会がなかったので、今回初めてUNICORN Jr.としてドラマCDに参加できたことが嬉しかったです。ボリューム満点の内容ということもあり、アルトを見つめ直すきっかけになりました。
僕自身、今回演じていてアルトの饒舌さに驚かされたくらいです(笑)。実際はもう少し無口なようですが、要所要所の台詞からアルトの本音が垣間見えて新鮮に感じました。アニメ収録の前に改めて滝丸アルトの人となりを再確認できてよかったです。
――沢城さんのイメージしていたアルト像とは異なる点も見られましたか?
アルトは最初寡黙な印象だったのですが、実際はフラットに話す男の子なんですよね。感情の起伏はみんなほど激しくはないのですが、心が揺れ動かないわけではないので、さじ加減に気をつけつつ無感情に聴こえないように意識しました。今回のドラマCDを経て見えてきた、アルトの新しい一面に驚きつつも楽しく収録を終えることができました。
――3枚のなかで、印象に残っているエピソードやシーンはありますか?
11月に発売するドラマCD内の一編で猫ちゃんを拾う物語が一番印象に残っています。僕も猫が大好きなので、アルトに親近感が湧きました(笑)。猫に声を掛けたり、病院に連れて行ったりと甲斐甲斐しくお世話する姿に、アルトの優しさを感じて思わずじーんとなりました。
表情に出すことが少ないアルトですが、猫と一緒にいることで意外な一面が見えるのでぜひ聴いてほしいなと思っています。これまでなかなか生き物を相手にする場面はなかったのですが、動物好きなアルトの本領発揮と呼べる部分だと思いますのでお楽しみに(笑)。
――他のキャラクターで気になるシーンはございましたか?
アトムくんが17歳なのにサンタクロースを信じていることに驚きました(笑)。普段は「オレ様について来い!」と強気なのに、誰よりもピュアな感性をしているので意外に感じました。僕だけでなく、恐らくアルトから見ても微笑ましさを感じたであろう、お気に入りエピソードです。
――ドラマCDのテーマは「ハロウィン」「パーティー」「クリスマス」ですが、そのなかでご自身のエピソードはありますか?
僕はアトムくんと違って、小学4年生の時にはすでにサンタはいないと悟ってしまいました(笑)。その年のプレゼントがティモンとプンバァのビデオだったのですが、じつは頼んでいたプレゼントではなかったんです。
それまでは毎年願った通りのプレゼントをもらっていたので思わず「こんなのちーちゃんのプレゼントじゃない!!」と投げてしまい、次の年からサンタさんが来なくなってしまいました(笑)。今なら当時の両親が大変だったんだろうと思えるのですが、その頃はそこまで考えが及ばず申し訳なかったなと思っています(笑)。
――沢城さんはお誕生日がクリスマス間近と伺ったのですが、お家ではパーティーなど開いていましたか?
じつは、僕の家ではあまりクリスマスパーティーをする習慣がなかったのですが、なぜかつい5年くらい前から実施するようになりました。姉や僕が実家を離れて、余裕が生まれたのかもしれませんが、どうしていきなりケーキやちょっとしたごちそうを食べるようになったのか未だに謎です(笑)。ツリーとかは特に飾らないのですが、その日は姉も僕も帰省して楽しんでいます。
――読者にメッセージをお願いします。
ピタゴラスプロダクションのメンバー総出演のドラマCDが3枚発売されます。UNICORN Jr.がこれほど長い掛け合いに挑戦するのは初めてになりますが、その分これまでわからなかった3人のパーソナルな部分を深く知っていただける内容になっています。ピタゴラスプロダクションの仲の良さや絆を感じていただけるシリーズになるかと思いますので、ぜひチェックしてください!
▲滝丸アルト役:沢城千春さん |
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