2016年10月21日(金)
バンダイは、近年盛り上がりを見せているハロウィーンに関する子どもたちの実態を探るため、幼稚園・保育園~小学6年生までの子どもを持つ親700人を対象に、“お子さまのハロウィーンに関する意識調査”を実施。その結果を発表しました。
半数を超える54.1%が参加予定があることがわかりました。男女別にみると、女子が62.6%と6割以上が参加予定と回答している一方で、男子は45.7%と、男子よりも女子の参加意向が高い傾向にあることがうかがえます。
▲ハロウィーンイベント参加率。 |
また、参加を予定しているハロウィーン関連イベントの内容について聞いたところ、今年参加予定者の過半数を占める54.1%が“お菓子をあげる/もらう”体験を予定している結果となり、お菓子をもらいに行ったり、友だちとお菓子交換をするといった声が寄せられました。
第2位には“イベントに参加する”と、同率第2位で“パーティーをする”がランクイン。家族や友だちとパーティーをするなど、子どもたちは家の中でもハロウィーンを楽しむ予定のようです。
また、近年ハロウィーンの時期に最も話題になる“仮装する”は第6位となりました。
▲ハロウィーンイベント参加率(男女別)。 |
第2位の“イベントに参加する”の内訳をみると、“保育園・幼稚園・小学校で行われるイベントに参加”(33.8%)が最も多く、ハロウィーンが季節行事として浸透しつつあることがうかがえます。
▲今年参加予定のハロウィーン関連イベント。 |
▲今年参加予定のハロウィーンイベント回答内訳。 |
※“回答カテゴリ内訳”(複数回答)の選択肢より似た項目を同一項目としてまとめ、“今年参加予定のハロウィーン関連イベント”で参加予定率を算出しています。
今年ハロウィーン関連イベントなどを体験する予定と回答した人に今年のハロウィーン関連全体にかける予算額について聞いたところ、平均予算は2,329円で、最多の回答は“1,000円未満”の価格帯で、28.2%となりました。
▲ハロウィーンにかける平均予算額。 |
次いで、“1,000円~2,000円未満”(24.5%)、“2,000円~3,000円未満”(16.4%)と続き、全体の約7割が3,000円未満と回答していることがわかりました。
※平均金額は、各回答項目の中央値を使用し算出しているため、参考値となります。
今年のハロウィーン関連イベントに参加予定の子どもたちに仮装したいキャラクター・シリーズについて聞いたところ、総合第1位は『妖怪ウォッチ』(14.8%)となりました。
▲仮装したいキャラクター(総合TOP10)。 |
2016年6月に実施した“お子さまの好きなキャラクターに関する意識調査”でも、『妖怪ウォッチ』は好きなキャラクター総合第1位に選ばれ、定番の人気キャラクターとなっていることが読み取れるとともに、“おばけ”がモチーフとして多用される“ハロウィーン”と日本の“妖怪”との親和性によるセレクトとも推察されます。
男女別にみると、男子では『妖怪ウォッチ』が23.1%と高い支持を集めて第1位となり、特にメインキャラクターである“ジバニャン”との回答が多くみられました。
次いで、第2位には『スーパーマリオ』シリーズ(11.6%)がランクインしました。
▲仮装したいキャラクター(男子TOP5)。 |
女子の第1位は『ディズニープリンセス』(25.4%)で、『アナと雪の女王』に登場する“アナ/エルサ”との回答が多くみられ、2016年6月実施の“お子さまの好きなキャラクターに関する意識調査”では総合8位に“アナと雪の女王”がランクインしたことから、映画から3年たった今も安定した支持をうけていることが読み取れます。
▲仮装したいキャラクター(女子TOP5)。 |
※今年のハロウィーン関連イベントに参加予定の子どものうち、仮装意向のある子どもベース。
次いで、第2位は“ディズニーキャラクター(プリンセス除く)”(17.6%)となり、ディズニーキャラクター全体への支持が厚いことがわかりました。
また、ディズニーキャラクターには“子どものなりきり願望”をくすぐるキャラクターが多数存在していると推察されます。
また、第3位には“魔女”がランクイン。その他の回答にも、『魔女の宅急便・キキ』や、第5位の『プリキュア』シリーズでは『魔法つかいプリキュア!』など、魔女キャラクターの名前も挙がりました。
なお、学齢別では、全体的に女子の意向が強くみられたものの、未就学児では『スーパー戦隊』シリーズや『プリキュア』シリーズなど、テレビアニメキャラクターがランクインしており、一方で小学生の高学年になると、『スーパーマリオ』シリーズといったゲームキャラクターがランクインするなど、学年の傾向が読み取れました。
年間を通して、子どもたちのイベント・記念日参加について聞いたところ(ハロウィーン以外)、第1位は“クリスマス”(88.6%)で、全体に高い参加意向が表れました。
▲ハロウィーン以外のイベント参加率。 |
※孫の日とクリスマスは、今年の予定について回答。グラフ上部の数字は各イベント・記念日の参加率。青色/赤色部分は、参加率全体における男子/女子構成比。
次いで、第2位“バレンタインデー”(58.3%)、第3位“節分”(56.6%)となり、上位2つに外国由来のイベントがランクインしました。
また、各イベント時に行っていることとしては、“パーティーをする”、“お友だちとお菓子を交換する”などの回答が多くみられ、家族・友達と過ごしていると推察できる結果となりました。
また、冒頭の“ハロウィーン関連イベント”への参加予定は54.1%だったことから、“ハロウィーン”の日本での浸透が改めてうかがえる結果となりました。
▲クリスマスプレゼントにかける平均額(2014)。 |
▲クリスマスプレゼントにかける平均額(2015)。 |
▲ハロウィーン以外のイベント・行事で行ったこと。 |
今回は、子どもたちのハロウィーン参加内容などの実態調査として“ハロウィーンに関する意識調査”を初めて行いました。
今年なんらかの形でハロウィーンイベントへの参加を予定している子どもたちは、54.1%と一定の支持を受けており、その中でも保育園・幼稚園・小学校などでのイベント参加という回答が多かったことから、ハロウィーンが季節行事として選ばれるほど認知度が高まり、日本に浸透していると感じました。
仮装したいキャラクターでは、『妖怪ウォッチ』が総合第1位に選ばれました。登場キャラクターが子どもたちの“仮装したい”という気持ちを盛り上げる“かわいらしさ”などの魅力を持ち合わせている上に、“妖怪”というテーマが“ハロウィーン”のイベント特性にマッチしていることから、納得の第1位となったのではないでしょうか。
また、その他にも子どもたちに“ハロウィーンは何のイベントだと思うか。”について聞いたところ、“カボチャの祭り”、“仮装して楽しむイベント”、“お菓子をもらえるイベント”など、さまざまな回答が得られました。
子どもたちそれぞれの考え方が非常に興味深いとともに、ハロウィーンが日本独特の解釈で広がっている様子を感じました。
今後も盛り上がり続けるであろうハロウィーンブームの実態を、子どもたちの意識を通して追っていけたらと思っています。
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期間限定で、口の中でパチパチはじけるキャンディ入りです。
ハッピーパンプキンのかおりがするかぼちゃの形の炭酸ガス入浴剤から、ハロウィーンを彩るマスコットたちのフィギュアが出てきます。
フィギュア種類は[1]魔女カボチャ、[2]ネコカボチャ、[3]キャンディカボチャ、[4]ひげおばけ、[5]リボンおばけの5種類から、いずれか1つが出てきます。マスコットの種類は選べません。
■調査概要
【調査目的】ハロウィーンの関わり方について実態を探る
【調査地域】全国
【対象者条件】幼稚園・保育園(3歳以上)から小学6年生の子どもを持つ親 ※子どもと一緒に回答できる方
【調査手法】インターネット調査(協力:株式会社クロス・マーケティング)
【実査期間】2016年9月16日(金)~9月18日(日)
【サンプル数】700人
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