【mondialが解説! #8】『COJ』トップエージェント対決動画(黄単デッキ)を読み解く
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そのトップランカーによるプレイ動画を"『COJ』電アケ的トップエージェント対決"と銘打ち、<電撃アーケードch>で配信しています。
今回は、"『COJ』電アケ的トップエージェント対決Vol.26:mondial/黄単デッキ"について、mondialさん自らに試合解説と対戦中の思考を語っていただきました。
こんにちは、mondialです!
近況をお話させていただきますと、10月23日にラウンドワン京都河原町店にて行われた“第4回アルカナカップ ~共同戦線~”の店舗予選をなんとか勝ち上がることができて、現在はひと安心しております。
まだ店舗予選のほうが開催されていますので、これから出場する予定の方がいらっしゃったら(もちろんそうでない方も)、僕の記事を参考にしていただければうれしいです!
まずは、自分が店舗予選に使用したデッキを紹介したいと思います。店舗予選のルールでは試合ごとにデッキ変更が可能ということで、1つのデッキで勝ち上がることは難しいと考えました。そのため僕は予選大会用に、一番力を入れて調整した黄単デッキを3種類、サブデッキとして安定感のある紫単、ブリギッドハンデス、フレイミー珍獣をそれぞれ1つづつ、さらには自分が苦手とするギャンブラーデッキ対策として、武身デッキを用意しました。計7個ですね。
各デッキの内容ですが、紫単やフレイミー珍獣、ブリギッドハンデスはテンプレと変わらないため、黄単と武身デッキを見ていただければと思います。まずは黄単デッキです。
今回予選で一番多く使用したのはこちらのデッキです。ジョーカーに《ワンダフルハンド》を採用しているので、《破壊少女シヴァ》と《花の高原》を入れています。そのぶん事故が起こる可能性もありますが、トリガーカードを《選ばれし者》のみにして、《オータムロイド》から確定でサーチできるようにしたことで、安定感を増しています。
ジョーカーを《ワンダフルハンド》ではなく《ヘレティックスカー》にする場合は、下の画像のように《破壊少女シヴァ》を抜いて、《天空神機ゼウス》や《天龍のレイア》を増やしたほうがいいでしょう。
次に武身について説明します。
ギャンブラーデッキの弱点は、《ケルベロス》と《創世竜ティアマト》を無力化されることなので、このデッキはその弱点を《聖槍・ロンギヌス》によるバウンスと《妖刀・村正》による【沈黙】で突くことができます。《妖刀・村正》が《妖刀・村正》にしか転生しないのもキーポイントです。
もしギャンブラーデッキ以外のデッキとマッチした場合でも、カードパワーの高い《聖少女ブリギッド》セットや《ミューズ》に《天帝インドラ》、もしくは《大いなる世界》でごまかせればいいなと思いを組みました。
店舗予選では有名なギャンブラーデッキ使いの方相手にこのデッキを使用し、相性差で完封することができました。このデッキは対ギャンブラーデッキに非常に強いので、お守り代わりに準備しておくのもいいかもしれませんよ(笑)。
今回は黄単の方の動画を撮ってきましたので、見ていただければと思います!
■『COJ』電アケ的トップエージェント対決Vol.26:mondial/黄単デッキ
【1ターン目】
マリガンは基本的に先攻は《オータムロイド》、後攻は《光明神アポロン》です。《選ばれし者》で選択するのは、基本的に2ターン目に強い動きができる《光明神アポロン》や《ダークプリースト》あたりなのですが、《光明神アポロン》が手札にあったため、3ターン目に強い動きのできる《天帝インドラ》を選択しました。
【2ターン目】
《光明神アポロン》で選択するのは、当然《ミイラくん》ですね。
【3ターン目】
ここはまず《ミイラくん》でアタックします。もし《シャルロット》or《バンシー》でブロックされた場合は《天帝インドラ》を召喚。《ミイラくん》でブロック、もしくは誰にもブロックされなかったら《光明神アポロン》で《シャルロット》をコピーしてターンエンドします。《天帝インドラ》によって自分の《ミイラくん》が消滅してしまうと、ハンドアドバンテージに差が出てしまうためです。
結果は《バンシー》でブロックされたため、《天帝インドラ》を召喚。そして《邪眼天使サリエル》を召喚されてもいいように、《ライトニングドラゴン》を手札に残して《光明神アポロン》でアタックしました。
【4ターン目】
やっぱり《ライトニングドラゴン》なんだよなぁ~。
【5ターン目】
《創造神機ブラフマー》の返しに《天空神機ゼウス》は非常に効果的ですね。手札に《カパエル》と《天空神機ゼウス》が2枚づつありますが、強い2枚なのでオーバーライドしないようにしましょう。
【6ターン目】
《天空神機ゼウス》との相打ちに応じてくれたので、《天龍のレイア》でとりあえずライフを奪います。
《明天凶殺》のプレッシャーで相手に《ワンダフルハンド》を使わせないようにしたいので、自分の《ワンダフルハンド》はまだ使用しません。
【7ターン目】
こちらの手札が貧相になってしまったため、《ワンダフルハンド》を使いました。やはりこのドラゴン、頼りになります。《カパエル》を撤退させたのは《ライブオンステージ》のケアに加え、《繁栄の対価》を割られて《邪眼天使サリエル》を召喚されてしまった場合に、《花の高原》の発動条件を満たすためです。
【8ターン目】
やはり勝負を決めるのはこのカード、消滅ゾーンに隠しておいた1枚を持ってきました。
今回はこのぐらいで終わります。また次回をお楽しみに!
(C)SEGA