2016年11月5日(土)
押忍! 周辺機器や電子機器など、さまざまなものを雑多に紹介する【ハード番長】。今回はホリから発売中のPS Vita用周辺機器『リモートプレイアシストアタッチメント for PlayStaion Vita』について、お届けしていきます。押忍!!
『リモートプレイアシストアタッチメント』は、PS Vita(PCH-2000)に取り付けることで、グリップ力がアップするアタッチメント。商品名にもあるように、リモートプレイ時にPS Vitaの背面タッチパッドに割り当てられたL2/R2、L3/R3を、コントローラと同じようにボタンを押す感覚で操作できるのが最大の特徴です。
今回は、電撃オンラインの編集・kbjとたすんが『リモートプレイアシストアタッチメント』についてレビューします。商品が気になっていた人はぜひチェックしてください。押忍!!
PS Vitaではボタン数がPS3、PS4に比べて少ないため、リモートプレイ時にはL2/R2とL3/R3の機能が背面タッチパッドに振り分けられます。ボタンの数を補うための工夫で、かなり努力していると思うのですが、L2とL3の押す場所を間違えてしまったり、うまく押せていなかったりがあります。
そのため、RPGやSLGなどではいいのですが、アクションゲームやアクションADVにはそこまで向かないと感じていました。
こちらのアタッチメントをつけると、これまで背面タッチパッドに作られていた、L2/R2、L3/R3をボタンで操作できるように。
セットさせるやり方は簡単。手前にあるフックにPS Vitaの下部を当てて、そのまま横に倒す。その後、奥のフックを起こすと固定できます。これでPS Vitaをこのアタッチメントに固定させられます。
R2、L2ボタンは平たいタイプで、押し込む幅はあまりありません。R3、L3ボタンはアタッチメントの裏側にあり、スイッチのボタンのような感じです。
ボタンを押すと、背面タッチパッドの接触部分が持ちあがることで、確実に背面タッチバッドを押します。仕組みはアナログですが、しっかり入力されるのがうれしいです。
持ち方は人や遊ぶゲームにもよると思うのですが、アタッチメントがPS Vitaにつくことでコントローラのような安定性が実現。これはアクションゲームを遊ぶ際にかなりうれしいですね。
今回、『ドラゴンズドグマ オンライン』をプレイしてみました。L3はダッシュ時や武器出し/武器しまいに、R3はカメラの切り替えやスキルパレットの変更、魔法を使う際のスペリング時に使います。
背面タッチパッドをタッチしての操作はとっさの入力には向かないと思っていたのですが、それがボタンになることで気にならなくなります。
個人的にリモートプレイではクラフトやバザーを主とし、そこまで戦闘しようと思わなかったのですが、これであれば格段にプレイしやすくなりますね。
あとは、しっかり固定されているのも◎。ゴロゴロと寝転びながらプレイしても、問題なく遊べました。PS Vitaでのリモートプレイでは、いろいろな体勢で遊ぶと思うので、これはいいですね。
グリップ力が向上するうえに、特定のボタン入力時の正確性がアップする『リモートプレイアシストアタッチメント for PlayStaion Vita』。リモートプレイの快適さが格段に向上するので、オススメです。
仕事が終わり帰宅してからだけでなく、実家に帰る時もPS4を持っていき『ファイナルファンタジーXIV』のプレイをかかさない、編集たすんです。Wi-Fi環境があるところでは、PS Vitaのリモートプレイでクラフターやギャザラーをやっていることもしばしば。
ただ、PS Vitaでのプレイとなると、本体裏にある背面タッチパットを使う操作が多々あるため、ちょっとプレイしにくいと感じていました。今回、“快適にリモートプレイできる”という周辺機器『リモートプレイアシストアタッチメント』を使ってみたので、プレイした感想をお届けします。
使う前は「ちょっと厚いのでは?」と思ったのですが、装着して持ってみると違和感がほとんどありません。それどころか、コントローラを持っているような感触がいい感じ!
PS4やPS3で『FFXIV』をプレイする場合、R2&L2ボタンがアクションを起こすトリガーとなっています。ただ、リモートプレイではPS VitaのRボタン&Lボタンが対応しているため、迷うことがありました。
また、リモートプレイでは背面タッチパットのR2ボタンでホットバーの切り替えを行うのですが、R3に対応している部分を触ってしまったり、必要のないところで背面を触ってホットバーが切り替わってしまったりと、操作をミスすることも。
この2つの問題は、本アタッチメントを装着することで解決! 『リモートプレイアシストアタッチメント』をつけて、R1&L1ボタンとR2&L2ボタンの設定を変えるだけで、前述していた違和感がなくなります。
さらに、アタッチメントによってR2&L2とR3&L3がボタン入力になることで、誤作動の心配がなくなりました。どちらもかなり評価したいポイントです!
これまではPS Vitaの操作性を考えてリモートプレイで敵とバトルするのは、少し難しいところがありましたが、本アタッチメントを装着して遊ぶことで快適にプレイできました。
正直にコメントすると、使ってみる前は「ボタンでタッチパットを操作しても、そこまでよくならないんじゃないの?」と半信半疑でしたが、コントローラで遊んでいるかのごとくプレイできて相当快適。かなり驚きでした。
『FFXIV』をリモートプレイで遊ぶプレイヤーは、持っていて損しないアイテムだと思いますので、購入を考えてみてはいかがでしょうか? ちなみに、パッチ3.4から実装されたWXHB(ダブルクロスホットバー)も問題なく使えました!
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PlayStation、PS Vitaは株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメントの登録商標です。
※本品はリモートプレイの操作に特化して設計されたもの。リモートプレイ以外では正常に操作できない場合がある。
※本品を装着した状態では、PlayStaion Vitaカード、PlayStaion Vita専用カードの交換およびストラップの着脱はできない。
※本品はPlayStaion Vita(PCH-2000シリーズ)専用。PlayStaion Vita(PCH-1000シリーズ)、PSP、PSP goには対応していない。
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