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『LoVRe:3』飛鳥☆が“蒼刃竜の双争”に参加! 動画を交えながらタッグマッチ決勝の模様を解説!

2016-11-11 16:15

文:電撃ARCADE編集部

 前回のバージョンアップから2週間ほど経過しましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか? 飛鳥☆です。

 “カイン”の下方修正とマジシャン降魔の上方修正などの影響か、比較的マジシャンを多く見かける環境となってきていますね。

 対して、エラッタされて扱いやすくなった“スプンタ・マンユ”などを筆頭に、少しずつ高コストのアタッカー使い魔も増えてきていますので、次のバージョンアップまでにどのような環境になっていくのか、非常に楽しみですね。

 また、演習場でのタッグマッチも開放中。タッグ大会の練習という意味もあって、私はフル活用しています! 今回のタッグマッチ開放では、参加時に得られるヴァーミリオンスターに応じた景品がゲットできるだけでなく、タッグ出撃時に一定回数勝利すると特別称号がもらえるようになっています。これがいい具合にプレイ欲をくすぐるというか、やっぱり目標があると数やっちゃうんだよなぁ……!(笑)

 というわけでタッグ出撃漬けの私ですが、11月6日にイミグランデ溝の口店で行われたタッグ大会にも出場してきました! 決勝戦の動画も撮ってきていますので、今回の記事ではこの大会について詳しく書いていきたいと思います!

使用デッキとそこに至った経緯

 相方は、前回の大会でも組んだ世紀末覇者グレンデル君。使用デッキは私が

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▲乙姫/エステル・ブライト/キャンサー/ジャックフロスト/ジライヤ/百頭/キマ/降魔~宙天の月姫~

 グレンデル君が

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▲ゴウルディン/氷刃の英雄 ジン/ツームーンズ/ルール―/パーシヴァル/ビリー・ザ・キッド/博麗霊夢/降魔~傾星の妖狐~

なぜ人獣を採用したのか?

 それを説明するには、私が使用したデッキについて触れる必要があります。私の使用したデッキは通常の全国対戦でも頻繁に見かける、いわゆるテンプレデッキです。このエステル・ブライト乙姫デッキ、完成に必要なマナ総量が少ないわりに戦闘の強さはかなり高くて、単純にジョブバランスがいいだけでなく、“乙姫”のウィーク効果のよる援護も可能な、柔軟に動けるデッキです。

 この海種デッキを採用した理由は、タッグ大会という性質上、対面の使い魔構成が序盤で勝負をかける形(デッドマナなどの20コストからの真紅など)を想定した場合、覚醒状態から高い防衛能力を発揮する“キャンサー”は外せないというところからです。

 そのうえでトップの使い魔を“クトゥルフ”ではなく“乙姫”にした理由は、“逆サイドの援護”になります。演習場で練習を重ねていくなかで“逆サイドの格差マッチによる、どうしても防げない不利”というものによって勝敗が決まってしまうことが多々ありました。

 これは大会でも十分に起こりうると想定できたので、逆サイドのタワーがどれだけ押されていても立て直せるようにと、タワー防衛時にコスパ最強の能力を発揮する乙姫を採用した形に落ち着きました。

 さて、ここまでが海種デッキを採用した理由になります。この話をふまえたうえで、ようやく本題の人獣デッキの採用理由について説明することができます。

 まず、海種デッキがタワー戦で受けにまわったときに、苦手な相手というのを想定しました。おそらく一番キツイのが“増長天”のような、ディフェンダー+何らかのマジシャン使い魔という形になります。相手が荒らし使い魔から入っている場合、こちらは“キャンサー”を召喚ないし覚醒しているため、乙姫は間に合わず、かといって直で乙姫を出した場合も荒らしの段階から海種側が狙われ続けると間に合うか怪しい。

 この形に対応可能な40~50コストのマジシャンを、相方のデッキに積むという選択肢もありましたが、その場合後半の役割が“乙姫”と被ってしまう可能性が高いので、あまりよくない。

 相方が“キャンサー”の代わりをできる使い魔を積むというのも、完成形が海種デッキの形と似たものになってしまうので避けました。

では、どのように対策するのがいいか?

 それに対する私たちの答えが、人獣の根元使い魔の“ビリー・ザ・キッド(以下ビリー)”と“博麗霊夢”でした。要はマジシャンの使い魔は根元で用意してしまおう、ということですね。

 海種デッキの根元にも2体のマジシャン使い魔がいて、乙姫も召喚していれば3体。“ビリー”、“博麗霊夢”と合わせると5体になります。全員でディフェンダー使い魔にシューター攻撃をした場合、“ビリー”の効果も合わせると1セットでなんと85ダメージが入ります。中型のディフェンダー使い魔を追い返すには十分な火力です。

 あとは、残ったマジシャン使い魔を見ることができる使い魔を積みます。今回はタワー戦に重点を置いていたので、中型マジシャンに対して圧倒的な説得力があり、後半もアームズによる連携が可能な“氷刃の英雄 ジン(以下ジン)”を採用しました。下の動画でも“ジン”の強さはおわかりいただけるかと思います。

 最後に人獣のトップの使い魔と降魔をどうするか? 今回は集団戦に強い“~傾星の妖狐~”、“乙姫”との相性のいい“ゴウルディン”を採用しました。

 以上が今回使用したデッキの説明になります。

決勝戦の反省

 ここからは決勝戦の振り返りをしていきたいと思います。ですので、動画をご覧になりながら読んでいただけると伝わりやすいかなと。

【LoV】電アケ的ランカー決戦vol.3(飛鳥☆:乙姫エステル)

 まずマッチング画面。ここからは試合前の話し合いでどのような作戦会議をしたか、について書いていきます。

 大会の仕様上、各プレイヤーのリーグが隠れていますが、ここではより詳しく解説していくために簡単に公開したいと思います。僕と相方のグレンデル君がヴァミ。対面がヴァミオリハル。逆サイド味方がプラチナ。逆サイド敵がミスリルとなっています。

 対面については、ほとんど心配することはない相性という印象。

 “風澄徹”に対して“ジン”が間に合わなくなると厳しくなりそうですが、相手が韋駄天から入った場合は同時に“増長天”が来る可能性が低いためそこまできつくはならないという展望。それ以外の形は、どう攻められても容易に返すことができそうです。

 問題は逆サイドの相性。味方がアタッカーを出しづらい組み合わせなのに対して、相手は荒らしを重ねたうえで“バン・ドレイル”を出すことができる構成。かといって“スプンタ・マンユ”を無理やり作ろうとすると“レナス”の荒らしに対してつらくなってしまう。

 こういう場合、“韋駄天”から入って荒らし合いにするのも1つの手なのですが、ここで再び障害になるのが“レナス”の存在。30コストの固定値持ちアタッカーということで、防衛力は抜群です。加えて、逆サイドのお2人からあまり荒らし合いは得意ではないと試合前に相談されていたので、ここは思い切って直ディフェンダーで固め、有利を取られるのは承知のうえでタワーの防衛に努めてもらう作戦に。

 ワーニングエリアが消えるまで粘ってもらい、そのあとは“乙姫”でフォローするのがベターだと判断しました。そのあとは安全なタワーで部隊を完成させてもらい、総戦力差で押し勝つというのが、試合前の作戦会議の内容でした。

 さて、では実際に試合ではどのような流れになったのか? ターニングポイントになった場面を中心に解説していきます。

■残り330c

 ほぼ想定どおりの相手の動きに対し、“韋駄天”には根元を3回しか殴られず、“風澄徹”に対しては召喚状態の“ジン”が早めにプレッシャーをかけることで、ほとんど被害を受けずに済みました。もし“ジン”が“風澄徹”を落とせていたら……、というのは望み過ぎですが、最終的にはそれくらいのゲージ差でしたね……。

■残り250~200c

 逆サイドが作戦どおり“イージス”でタワーの維持をしてくれていたのでフォローにまわります。その間グレンデル君には対面を抑えてもらい、さらに端石を攻めてもらいます。理由としては戦力差があるので真ん中を取るのは不可能。かといって2人で守っていてもジリ貧になってしまうので私が守り、グレンデル君が攻めを担当。このムーブもタッグマッチを繰り返していくなかで煮詰めていった結果、たどり着いた戦法です。

■残り130c

 端を攻めていたグレンデル君が囲まれそうになり、リアルチャットでヘルプの要請が。相手も2人いたのでこちらも合流。うまく“~宙天の月姫~”を誘いだして撃破することに成功。さらに“スプンタ・マンユ”もキャッチして撃破。

 一連の流れの戦果は上々でしたが、じつはこの選択があまりよろしくなかったです……。右を攻めている間、逆サイドも石際の戦闘になっていました。あまり具合がよくなく、結果的にかなりのリードを取られてしまいます。おそらく戦力差はほとんどなかったため、強気に戦闘をしていればチャンスがあったのですが、相手の不死の方の位置取りが非常にうまく、押されてしまったようです。

 当初の予定では、私が逆サイドの味方の援護に徹底し、一緒に動くことで細かい戦闘の指示も出すことができたはずなので、グレンデル君と両サイドに分かれたほうが勝機があったかもしれません。

 ということで、惜しくも敗れてしまいました。しかし逆サイドのお2人もキッチリ作戦どおりに動いてくれ、押されているなかでもしっかり部隊を完成させてくれました。私たちも目立ったミスはなく、相性による敗戦と割り切れる結果でしたので、やりきることができたかなと思っています。正直悔しいですが(笑)。

 以上が、イミグランデ溝の口店の大会で行われた決勝戦のレポートになります! 今後開催される店舗大会に参加される際に少しでも参考になれば幸いです。

 今回はこのへんで。それではまた次回☆

▼『ロード オブ ヴァーミリオン Re:3』
■メーカー:スクウェア・エニックス
■対応機種:AC
■ジャンル:オンラインマルチ対戦型トレーディングカードゲーム
■稼働日:2015年11月19日
■料金:1プレイ300円(税込)/コンティニュー200円(税込)
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■備考2:1プレイ終了後カード1枚排出
■備考3:店舗によりプレイ料金は異なる場合があります
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