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2016年11月13日(日)

映画『orange -未来-』場面カット公開。これまでの物語で描かれなかったシーンが明らかに

文:にじ

 11月18日より全国公開となる映画『orange -未来-』の本編場面カットが公開されました。

『orange -未来-』

 『orange』は、7月~9月に放映されたTVアニメ。映画化された『orange -未来-』では、“別の視点で描かれることで明かされる、新たなエピソード”と“手紙が生んだ<奇跡>のつづき―物語のその後―”が描かれるということで注目が集まっています。

 公開された場面カットは、夫婦の会話をしている26歳の菜穂と須和や、手紙を書いている須和、さらには海に浮かぶ瓶に入った手紙など、これまでの物語で描かれなかったシーンが明らかとなっています。

 その手紙を受け取り思い悩む16歳の須和や、菜穂と翔を見守り続ける彼の心境、須和視点で描かれる物語が徐々に紐解かれて行きます。あずさ、貴子、萩田の『orange』の大切な仲間のシーンも登場するとのことです。

●ストーリー

 「翔にあやまりたいと思っている」

 26歳の春――。須和弘人は、高校の同級生の茅野貴子、萩田朔、村坂あずさ、卒業後に結婚した高宮菜穂、そして、二人の間に生まれた子どもとともに、桜の舞う弘法山を訪れた。

 彼らはそこから沈みゆく夕日を眺めながら、10年前に亡くなった成瀬翔のことを考えていた。

 成瀬翔は高校二年生の始業式の日に、東京から松本市に引っ越してきた転校生。すぐに翔と親しくなった須和は、彼と菜穂が互いに思いを寄せ合っていることを知るが、それに気付かないフリをしてしまっていた。

 そして、17歳の冬に突然、翔はすべてを置いて亡くなってしまう。

 10年後、翔の死が自殺だったことを知り、須和の後悔は募る。「自分は、翔から、未来も菜穂も奪ったズルいやつだ」。

 もしも、あのころの自分が今の気持ちを知っていたら……須和は奇跡を信じ、過去の自分へと手紙を送る。そこに綴ったのは、これから起こる出来事と、26歳の彼が抱える後悔と本心。

 そして、16歳の自分へ向けたあるメッセージだった。その思いを受け取った16歳の須和。手紙の言葉に後押しされ、彼が最後にした選択が、“まだ誰も見たことのない新しい未来”を作り出していく。

 菜穂と翔がこれから描く未来とは? それを見守る須和の想いとは――。

『orange -未来-』
『orange -未来-』
『orange -未来-』
『orange -未来-』
『orange -未来-』
『orange -未来-』
『orange -未来-』
『orange -未来-』
『orange -未来-』

【前売り券情報】
■発売日:10月14日
■発売場所:上映劇場
■劇場購入特典(数量限定):原作者・高野苺さん描き下ろしイラスト&複製サイン入りミニ色紙
■価格:1,000円(税込)
※劇場で販売する前売券はムビチケのみとなります。
※特典は数量限定につき、なくなり次第終了となります。終了後は券のみが販売されます。
※特典の在庫状況などは各劇場にお問い合わせください。

▼映画『orange -未来-』作品概要(敬称略)
■公開:11月18日(2週間限定)全国公開
■原作:高野苺
■メインスタッフ(敬称略)
・監督:浜崎博嗣
・チーフディレクター:中山奈緒美
・シリーズ構成・脚本:柿原優子
・キャラクターデザイン:結城信輝
・音響監督:長崎行男
・音楽:堤博明
■キャスト(敬称略)
・高宮菜穂:花澤香菜
・成瀬翔:山下誠一郎
・須和弘人:古川慎
・村坂あずさ:高森奈津美
・茅野貴子:衣川里佳
・萩田朔:興津和幸
■主題歌:コブクロ『未来』
■アニメーション制作:テレコム・アニメーションフィルム
■制作:トムス・エンタテインメント
■配給:東宝映像事業部

(C)高野苺・双葉社/orange製作委員会

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